第1作から順に見てきてここまでで一番良かった。
さすが野沢尚さん脚本。野沢さんの著作を引っ張り出して読みたくなった。
本作では「人工頭脳」という呼び方だけど、AIやコンピュータが意思を持って暴走するシナリオはSF作品を中心に何十年も前から使い古されたネタではあるが、AI技術が発展してきた今もなお未来感を持ってみることができる。
子ども向けには、子どもらしくありたい少年に感情移入して楽しめるのだろうし、子どもだけの冒険者のように見ることもできるし、大人視点でも考えさせられるメッセージ性の高さといい、完成度が高い。
ゲームを始める前の五感の説明で、しゅうかくと読まれていたのは嗅覚(きゅうかく)じゃないのかなぁ。