kaitomoさんの映画レビュー・感想・評価 - 42ページ目

ターミネーター2(1991年製作の映画)

5.0

映画を愛するきっかけになった正に最高映画。子どもの頃何度も観たがひさびさの鑑賞。やはり、すべてのシーンが印象深くて、真似したくなる。
序盤でジョンをT1000とT800それぞれが追跡していって対峙する
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

5.0

小さい頃から幾度となく観ているが、何度見ても色褪せない。明るさと暗さのバランスが絶妙。子供達に陰があることで、カラッとした冒険モノと言えない深味がある。
子供の頃は自分と投影することによってワクワクす
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トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

5.0

オープニングのツカミ部分から全力でスペクタクル。1秒たりとも退屈しないどころか、フルタイムずっと面白い。常に笑わされているかハラハラさせられているか感動させられている化け物みたいな映画。観賞後の感慨も>>続きを読む

Re:LIFE リライフ(2014年製作の映画)

3.9

軽率でちょっと嫌味なところさえあるヒュー・グラントに何故か惹きつけられる。その他登場人物も全員魅力的で、文学や映画の引用をふんだんに使った会話のセンス
が良い。穏やかながらもちゃんと笑わせてくれる。起
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DENKI GROOVE THE MOVIE? 石野卓球とピエール瀧(2015年製作の映画)

3.9

ライブ中心に電気グルーヴの歴史を順にみせていくタイプの音楽ドキュメンタリー。主役二人のインタビューがないのは敢えてなのかもしれないが物足りない。そうするなら、もっと話のうまい人か、もっと多様な語り手を>>続きを読む

ワンダとダイヤと優しい奴ら(1988年製作の映画)

1.5

ジェイミー・リー・カーティスにまったく魅力を感じず、こんな女に妻帯者の弁護士が簡単にメロメロになるかよ、とか思ってしまった時点で結構見るのがきつかった。他の登場人物もいまいちで、話も面白くない。

ラリー・フリント(1996年製作の映画)

4.1

ありのままの女性の写真を載せた雑誌を発売し、大金持ちになり、命を狙われ、法律に喧嘩を売り、裁判ざんまいのイカれ男、ラリー・フリント。まさに波乱万丈!ろくでなしこ裁判のように表現の自由について考えさせら>>続きを読む

恐怖ノ白魔人(2014年製作の映画)

3.8

魔人さんの殺しっぷり、神出鬼没っぷりは楽しく鑑賞できたが、話がうまく繋がってないのはもったいない。最後まで三人の子供を主人公に据えておいてほしかった。魔人はどうやって、誰を殺しにきたのかピンと来ない。>>続きを読む

ハードカバー/黒衣の使者(1988年製作の映画)

4.0

ホラー小説にはまっていたら、その内容そっくりの猟奇殺人が発生。本から飛び出したのか、なぞらえての犯行か、はたまた妄想か…といった感じで、主人公がじわじわ追い詰められていくストーリーがなかなか面白い。怪>>続きを読む

ヒックとドラゴン(2010年製作の映画)

5.0

何度でも見ちゃう。グッと来るストーリー展開、飛翔シーンの気持ちのよさ、バトルシーンの迫力、ドラゴンの可愛らしさ、盛り上げる劇伴、何かを得たときの代償の描き方…すべてが完璧。

アリスのままで(2014年製作の映画)

3.0

若年性アルツハイマーを扱った辛すぎる映画。自分だったらまず、自伝でも書くかなー。
ジュリアンムーアは素晴らしかったし、周りがぼやけていって不安になる描写とかも効果的だが、最後まで光が見えず。暗くて重
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ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

4.1

ベルセバのスチュアートさんが監督で、三人の男女がポップバンドを作るお話。というだけで予想はつくが、これでもかというくらいにキラキラしててポップでオシャレで殺されるかと思った。
エミリー・ブラウニングも
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ゼロの未来(2013年製作の映画)

3.9

新作のSFとは思えないようなシュールなレトロ感がたまらない。パジャマのおっさん(一人称は我々)が、謎のゲームで遊んでるのかと思いきや、何かを解析するお仕事をしているのである。
監視社会のマネージャーの
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きみはいい子(2014年製作の映画)

4.7

虐待をする母に嫌悪感を持ちつつも、並行して子供のどうしようもない面倒くささもじっくり描かれる。先生も超大変。
しかし、子供は弱い。一人では戦えない。家庭内の問題には外部からなかなか手が出せない。
どん
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LEGO(R) ムービー(2014年製作の映画)

4.2

作り込みが半端ない。目を奪われていると、怒濤のスピードで置いてかれてしまうので、もう少し見せるところはじっくり見せても良かったのでは。
それでもレゴならではの自由なストーリーと、最後の展開には唸らされ
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ズートピア(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

動物のユートピアを描いているが、そこにもやっぱり差別や偏見はあるよというお話。面白いんだけど、こういうテーマにしては設定がおおざっぱなところが気になる。
登場しない人間、猿、犬、猫は小賢しいから滅ぼさ
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ペンギンズ FROM マダガスカル ザ・ムービー(2014年製作の映画)

4.2

可愛くて、カッコ良いペンギンがこれでもかというくらい暴れまわる。タコもぬるぬる動きまくる。
一秒先も予想できない慌ただしくてひたすら楽しいハイテンションノンストップアクションコメディ。

ターボ(2013年製作の映画)

2.5

登場人物に今一歩魅力が足りない。ストーリー展開もありきたり以下。
努力や戦略もろくになく、授かった能力をただ使うだけでは熱くなれない。

アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

4.1

原作既読。
意外と硬派なゾンビアクションだった。コミカルな部分もあるが、笑いに逃げず、ゾンビをおぞましいものとしてしっかり描いているのは良い。本作で出てくるゾンビには本当に近寄りたくない。
有村架純の
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チェンジリング(1979年製作の映画)

3.2

引っ越してきた洋館で怪奇現象が発生する古典的ゴシックホラー。地味だけど演出・カメラワークが巧みで、ちょいちょいドキッとさせられる。坊やは、関係ないのにあんなに頑張ったおじいちゃんへの感謝が足りない。

ファンキーランド(2012年製作の映画)

2.8

この邦題もひどい。
内容としても、コメディにしてはシリアスな要素が強いが、プロセスは割と緩い。あらゆる面で、そのどっちつかず感が出ていて物足りない。リトル・ミス・サンシャインを狙って失敗してるような作
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愛を語れば変態ですか(2015年製作の映画)

3.0

小憎らしい黒川芽以は素晴らしく、今野さんは見てるだけで面白い。けど、シチュエーションコメディとしては笑いどころも少なく、できの悪いコントのよう。
終盤の展開は悪くないが、それがただのオチなのか、言いた
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COP CAR コップ・カー(2015年製作の映画)

3.0

ちょび髭ベーコンの悪戦苦闘と、コミカル猛ダッシュをあたたかい目で見守るだけの映画。物凄く地味な鍵明けイライラシーンをじっくり見せられてると、自分が何を見てるのか分からなくなってくる。何が見せたいのさ?>>続きを読む

彼は秘密の女ともだち(2014年製作の映画)

3.9

女装癖のある男とレズっ気のある女の奇妙な関係。映画のスタンスは基本的にはシリアスなので、笑えるところも笑っちゃいけないところなんじゃないかと不安になってしまうような意地悪さ。お堅い女子に見えたクレール>>続きを読む

マージン・コール(2011年製作の映画)

3.0

役者が揃ってて、緊張感があって骨太だけど地味!
リーマンショック前夜を描いた作品とは言え、この後こそが本番だと思うのに、その手前で終わっちゃうんだもの。このことが、アメリカにどんな打撃を与えたかはまる
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コインロッカーの女(2015年製作の映画)

3.5

戸籍のない女が極悪ヤミ金稼業で活躍してたら、債務者を好きになっちゃって組織を抜けようとするお話。
でも韓国映画なんで、全然うまくいかない。何一つうまくいかない。というよりどんどん悪い方に転がっていって
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心が叫びたがってるんだ。(2015年製作の映画)

3.5

作画は美しくて素晴らしい。
しかし話はこっぱずかしい&都合がよろしい。言葉は人を傷つけるけど、言葉にしないと伝わらない。って小学校の道徳みたいな話。
ミュージカルつかうならもっと、ガンガンに盛り上げて
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降霊 KOUREI(1999年製作の映画)

3.8

何度もあちこちに出てくるので気が抜けなくて、ゾッとし続けられる。
出てくる霊はほとんど悪さをしない。それに引き換え人畜無害そうな夫婦は、バカにもほどがある。
演出はかなりレベル高いが、お話は割としょー
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ハッシュ!(2001年製作の映画)

4.4

わずらわしい人間関係なんてすべて切り捨てていきたい!でも、切り捨てきれなかったものの中に新しく、幸せな人間関係が生まれていくこともある。
うるさくっても、一つ一つ悩んで、傷つけたりしながらもずるずるつ
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ヒロイン失格(2015年製作の映画)

4.0

クレイジーなくらいの喜怒哀楽を見せる上、若干歪んでいるキャラクターの桐谷美玲に魅了される。コメディにかなり力が入っていて、とにかく楽しい。他のメインキャラクターもそれぞれ打算があったり、ずるっこい部分>>続きを読む