kaitomoさんの映画レビュー・感想・評価 - 41ページ目

グッドナイト・マミー(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

序盤はひたすら静かで不穏。
お母さん怖い映画かと思いきや、子供怖すぎ映画だった。後半は地獄のような展開絶。
ルーカスの正体は早めにわかったが、なぜあそこまで恨まれなきゃいかんのか。
それも思い込みが招
>>続きを読む

ビヨンド・ザ・マット(1999年製作の映画)

4.0

命がけのショービジネスに、体をはって闘うレスラーたちのドキュメンタリー。WWFって何?っていうレベルの自分だが面白かった。
ただの嫌われもののプロモーターかと思いきや自ら、リングに上がっちゃうビンスさ
>>続きを読む

疑惑のチャンピオン(2015年製作の映画)

3.8

景色良い!
ガンを克服し、何者にも負けたくないという闘志をもったランスにとっては、うってつけすぎる環境だった。慈善活動で武装したスーパースターを止めるものはいなかった。
かなり興味深く見ることができた
>>続きを読む

ハロー!?ゴースト(2010年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

コメディパートはややキツイが、後半、主人公の孤独が吐き出されるあたりから、かなりひきこまれた。
あれで、最後あっさりふられて、思い出せないままだったら死にたい気持ちは克服できたのだろうか。あんな変なヤ
>>続きを読む

貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

4.4

めっちゃ面白かった!!
もったいつけずにガンガン殺す両陣営。畳み掛けられる怪奇に、最後まで恐怖とニヤニヤが止まらない。
漫画みたいなキャラクターを一切ふざけないで演じた安藤政信も偉い。とってつけたよう
>>続きを読む

ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

3.3

ひたすら良い曲を聴かされる映画。あんまりストーリーとかはなくて、ひたすら歌ってる。会ってすぐにこんなハーモニーが生まれまくっちゃうなんて、こんなの楽しいに決まってる。

FAKE(2016年製作の映画)

4.0

これはどこまで森達也監督が描いた筋書きなのだろうか。相手方の取材が受けられないという制約のなかでは、このラストがなければ成立しなかったのではなかろうか。
くそ真面目に撮ってしまうと、やたら悲しくて重苦
>>続きを読む

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

もはや香川さんの変態演技は見慣れたもので新鮮味はないが、話や態度に一貫性のないサイコパスっぷりは見事。気持ち悪すぎて笑ってしまう。サイコパスである以上動機とかをすっとばしたところはいいが、サイコパスで>>続きを読む

デッドプール(2016年製作の映画)

3.9

難病にかかり、拷問された上、不死身と引き換えに顔も体も副作用でデコボコになってしまい、その復讐で関係者を皆殺しにしていく、という、実は重めのストーリー。
逆にウェイドが何でそこまでおちゃらけてられるの
>>続きを読む

喰らう家(2015年製作の映画)

4.0

落ち着いて怖がらせる正統派ゴシックホラーかと思いきや、後半は一転、スプラッター大放出!町の人からも黒焦げ悪霊からも狙われて次々と人が無惨に死にまくるパニックタイムが最高。
息子さん何でそこにいたん?助
>>続きを読む

ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

3.0

大義なき暴力は、楽しい暴力。ピュアな暴力は、終わることなく繰り返される暴力。凡人はその天災が過ぎ去るのをただ願うことしかできない。
軽い気持ちで触れることなかれ。関わったら最後、粉々に破壊されるか、は
>>続きを読む

探検隊の栄光(2015年製作の映画)

3.0

なかなかテンション上がらない藤原竜也が、スイッチ入ってから過剰な演説と一人芝居を炸裂させるところは最高。そこを見るためだけに見てもいいくらい。
逆に言うとそこ以外は笑いどころも少なく、だらだらとゆるい
>>続きを読む

サウスポー(2015年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

攻めることしかしらなかった猪突猛進親父が、娘を守るために必要な防御を習得し成長する。
取り立てて悪い点もないが、あまりにもベタで、予想外のことは何も起こらない。試合のシーンも平凡。演出も無難。あらゆる
>>続きを読む

パラドクス(2014年製作の映画)

2.9

ループに閉じ込められてずーっと何にも起こらなくて、その何にも起こらないことが何より恐ろしいという異色作。同じものが自動的に支給されるので、ゴミすらも同じものが増えていく。大量のゴミが、整然と並んでるさ>>続きを読む

グッド・ストライプス(2015年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

テンション低めで、相性も良さそうに見えないカップルのリアルっぽいでき婚ストーリー。予期せぬ出来事におびえる男に、私には何も起きない!と言って安心させる彼女。
まったくドラマチックではないが、こういう夫
>>続きを読む

ドリーム ホーム 99%を操る男たち(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

あれよあれよとお家から追い出されるオープニングの緊張感が凄まじい。と思ったらあれよあれよと追い出す側になっちゃうんだもの。テンポ良い!
債務者にも多少なり非はあるはずだけど、本作では絶対的にピュアな弱
>>続きを読む

クリムゾン・ピーク(2015年製作の映画)

3.9

序盤の幽霊さんたちの警告が怖い!あんなにグロテスクな造形で、怖い感じで言われても困っちゃう。結局その警告ほとんど役に立たないし。
しかし、なんと言っても耽美な映像に目をひかれる。絵になるからって理由で
>>続きを読む

エボリューション(2001年製作の映画)

3.4

ゆるめのエイリアンバスターコメディ。エイリアンとのバトルがあんまりないのが残念。
ラストは、ズボズボビシャビシャのベチャベチャで汚くて大変よろしい。

ゾンビ・ガール(2014年製作の映画)

3.7

美人でセックス最高だけどエコすぎるし、キレやすい彼女。別れようと思った矢先に事故死。復活したらもっと面倒くさい女になってて凶暴で別れられなくてツラい。
目新しさはないが、シンプルで軽くて楽しいホラーコ
>>続きを読む

海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

3.9

樹木希林があまりにもすべり知らずなので、コメディに寄りすぎちゃったのでは。
どうしようもないんだが、どこか憎めない阿部ちゃんも絶品。結局この人はずっとこんな感じで生きていっちゃうんだろうな。
探偵社が
>>続きを読む

滝を見にいく(2014年製作の映画)

2.5

おばちゃん達が迷ってプチサバイバルするお話。微笑ましいが、90分足らずでも長く感じるゆるすぎる内容。映画としての見所はほとんどない。

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.5

日常に迫る、身近な殺人鬼。リアリティのある恐怖に背筋が凍る。意表をつくタイミングでタイトルが出たときには鳥肌が立った。一見独立しているようなラブコメとスリラーの要素が互いの邪魔になっておらず、むしろ効>>続きを読む

マイ・ファニー・レディ(2014年製作の映画)

2.9

とにかく登場人物同士が偶然に出会いまくるコメディ。シチュエーション自体は面白いところもあるが、全体としてのストーリーがいまいちで、感情が全然動かなかった。
イモージェン・プーツが可愛いらしかった。

7s セブンス(2015年製作の映画)

4.7

最高のモチベーションで始めた映画作りがどんどんギスギスしていって、破綻していって、なにもかもうまくいかなくなっていく様が辛すぎて体調悪くなった。
大勢の登場人物がそれぞれリアルに描かれていて、全員の痛
>>続きを読む

異人たちとの夏(1988年製作の映画)

3.5

オーバーな演技とクサいセリフも、この世界観なら許せる。クライマックスに突如爆発する浮きまくりのホラー展開で、一瞬おかしくなるものの、いい話でしたね。お母ちゃん…。

フェイス/オフ(1997年製作の映画)

4.8

冒頭のノリノリすぎるニコラス・ケイジから一転、困りまくるニコラス・ケイジ、そして極めつけのだぁぁぁぁぁい!ってことで最高のニコラス・ケイジ映画。でありながらトラボルタのピーチ発言と悪党っぷりも冴え渡る>>続きを読む

ちはやふる 下の句(2016年製作の映画)

3.7

スローモーションと、溜めてからのクサイ名セリフ、そして感動的な音楽…と繰り返されるワンパターンな演出のに若干うんざりするも、それでも感動してしまうのはキャストの素晴らしさにつきるのでは。
上の句に比べ
>>続きを読む

血と砂(1965年製作の映画)

4.7

音楽学校を出たばかりの10代の少年兵が、三船先生に指導を受けながら最前線で戦う。
明るくとぼけたキャラクターの少年兵達を死なせたくないな、という気持ちになる。彼らが演奏で感情表現をするところがいちいち
>>続きを読む

トレマーズ(1990年製作の映画)

4.7

初めてテレビで観たときあまりの面白さに釘付けになった。1発ネタのようで、案外緻密なため何度見ても面白い。色褪せない傑作の一つ。
ケヴィン・ベーコンとフレッド・ウォードのじゃんけんが好き。武器夫婦も素敵
>>続きを読む

オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

4.3

初めて韓国映画のパワーを強烈に体感し、衝撃を受けた一本。
突如15年も監禁された男が、その真相を追い、復讐を試みる。仕掛けた方も復讐なので、憎しみ同士がぶつかり合う。
ざらついているが、独自のセンスの
>>続きを読む

アウトレイジ(2010年製作の映画)

4.7

何度みても最高に面白い!暴力と怒号飛び交う最高のヤクザエンターテイメントムービー。
石橋蓮司が出てくるだけで笑っちゃう。前半は不憫すぎる蓮司組(と、なんちゃら王国の大使館の人)のおかげで完全にコメディ
>>続きを読む

リトル・ランボーズ(2007年製作の映画)

4.8

キャスト、脚本、映像、演出、音楽すべて完璧。凄く気を使って丁寧に撮っているな、っていうのが感じられ、無駄だったり退屈だったり、雑なシーンがなく、すべてのシーンが素晴らしい。
音楽の使い方もイチイチ絶妙
>>続きを読む