JunichiOoyaさんの映画レビュー・感想・評価 - 45ページ目

JunichiOoya

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華氏 119(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

この夏私たちは浦添の中学生相良倫子さんが一切原稿に目を落とすことなく追悼詩を朗読した姿に釘付けになったわけだが、その数ヶ月前の四月にはフロリダの高校生エマ・ゴンザレスさんの「6分20秒」にとてつもない>>続きを読む

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.0

巷で評判。
私にはちょっと良く分かりませんでした。脚本が随分と冗漫な気がするのですが…。

Playback(2012年製作の映画)

4.5

京都出町座で三宅唱特集最終日に見物。
アラフォー4人の思いを切り取る、ということで自然と『ハッピーアワー』と重ねてしまう。濱口さんの映画では、プロの役者ではない4人の女性たちが尋常じゃない存在感を投げ
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

4.0

グロテスクで独り善がりな映画なので客を選びます。それだけに好きな人には大のお気に入りになってしまうタイプ。
その日その日の付き合いに使う金はあっても家賃は滞納で部屋を追い出されかけてる中年手前のオタク
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やくたたず(2010年製作の映画)

3.0

今月の京都は其処此処で三宅唱特集。この日は上映後、監督のトークショーがあったけれど22時半終了はちょっとしんどくて断念、悔やまれますわ。
雪(大雪じゃなくて地面もそこそこ露出)の北海道なのでモノクロが
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天国はまだ遠い(2015年製作の映画)

4.0

皆さん触れておられるけれど、終盤に姉が憑依した34歳のおっさんと28歳になって姉の死に関わるドキュメンタリーを撮ろうとしてる映画学生のねえちゃんの抱擁シーンがいいね。
インタビューやってる建付なので彼
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不気味なものの肌に触れる(2013年製作の映画)

4.0

今月は京都で濱口、三宅特集を追いかけている。今年公開の新作も含め役者さんたちも被りが多く混沌とした快感に浸っている。
この映画は『ハッピーアワー』に繋がる時間軸の作品で、絵的にも連続感があって気持ちが
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36.8℃ サンジュウロクドハチブ(2017年製作の映画)

3.0

加古川JC(青年会議所)肝いりの地域おこし映画。かつ飯にせよ果樹園にしろ65分の短い尺の中で絵を使い回すのは如何なものか。
皆さまの「加古川愛」に敬意を表して許しますけど。
大阪公開は今日で三週目。い
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乱世備忘 僕らの雨傘運動(2016年製作の映画)

3.0

リアルタイムではなく2014年の話だからかしら、香港映画として成立する(させる)体制側の余裕。
光州や天安門のように「殲滅する」という必死さが体制側にないのは、時代ということなのだろうな、と。

つかのまの愛人(2017年製作の映画)

3.0

親子で(だったか違ったか)カフェで話をする時に雷の音が入ってるのはいい感じでした。
特にその他はありませんけど…

人間機械(2016年製作の映画)

3.0

インドの西の方、グジャラート州巨大繊維工場。その一角の染色プラントでの日常を切り取ったドキュメンタリー。
登場する働き手は皆こざっぱりと衣服も髪も表情も落ち着いている。というかファストファッションのグ
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親密さ(2012年製作の映画)

4.0

先日の『PASSION』に続いて濱口竜介特集を京都 出町座で見物。
4時間を超える長尺だけど舞台劇『親密さ』を「準備」する前半2時間と「上演」する後半2時間にきっちり別れているので長さを感じる心配は
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FASTENING DAYS(2014年製作の映画)

3.0

石田祐康特集@京都 出町座。
YKKのジッパーCM動画。シリーズ化されてるようだけど今回は1と2を拝見。企業の作品なので金がかかってそれまでより贅沢な作り。こちらも三次元で駆け回る疾走感が売り。楽し
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.0

登場人物は誰も関西弁を使わないけれど、コスモスクエアから生駒に走る近鉄電車(というか大阪メトロ中央線)が登場するので大阪人としては心がざわつく。水族館や海に行かなくても途中の九条で降りて「シネヌーヴォ>>続きを読む

フミコの告白(2009年製作の映画)

3.0

『ペンギン・ハイウェイ』上映に絡めた石田祐康特集@京都 出町座。
高校生のフミコが勇を鼓して告白したもののすげなく断られた絶望をローラーコースター宜しくぶっ飛んで疾走して表現するショートムービー。京
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地蔵とリビドー(2018年製作の映画)

2.5

①なぜワイドスクリーンなのか不明
②聞きたいなぁと思うどの人の話も中途半端
③終盤の「ポートレイト」には違和感。誰が楽しんだのか伝わらなかった