まさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ま

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まぼろしの市街戦(1967年製作の映画)

4.0

精神病患者と戦争をする人たち
本当に狂っているのはどちらか分からなくなった
精神病患者たちの方が人間らしく見えてきたり発言にはっとさせられたり…
ドイツ軍、イギリス軍の撃ち合いが終わったあと患者たちが
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.5

いつかみようみようと思っててずっとみてなくて今日思い立ち、ついにみた。
すごいセンスだな。
インテリアからファッションから全部どぎつく性でうめつくされていて気持ち悪い
男根を模したオブジェには笑った(
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.5

気持ち悪いけど耽美的な雰囲気が漂ってた
布団のなかにくるまってるジュスティーヌの足の内側から写してるカットめちゃめちゃいいなあと思った

ハイテンション(2003年製作の映画)

3.5

まさかあんなラストになるとは
序盤から匂わせてはあったけど
個人的にはかなりおいしい映画だった

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

面白かった
でも他の作品に比べると序盤が長くて退屈に感じてしまった
落ち目の俳優リックとスタントマンのクリフの絶妙な距離の関係がいいなあと思った
ブラピもディカプリオも本当にかっこよかった
リックが台
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主戦場(2018年製作の映画)

4.0

観てよかった、みんな観るべき
今日本で生きていることが怖くなった
戦争についての記憶をなくそうとする人がトップの国ってどうなの?
もっとちゃんと歴史について勉強しようと思った

アラジン(2019年製作の映画)

4.0

アクション的な要素もあるミュージカル映画
序盤からわくわくするカメラワークでとても惹き付けられた
アラビアンな町や衣装が素敵で映画館で観てよかったと心から思えた
アラジン役の俳優さんもかっこよかったし
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

いついなくなってしまうか分からない、ふいに気紛れに現れては心を乱す麦には不思議な魅力があって、朝子がついていきたくなるのも分かった。
麦の影を追いかけて亮平を好きになったけど、亮平の中に麦を見ていたと
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ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

4.0

今までに観たことがない、感じたことがない独特の雰囲気が漂う映画だった
ミシェルの目がかたつむりみたいにぐるぐる出てきそうになるシーン、花火をバックに二人で踊るシーン、地下鉄のポスターが燃やされるシーン
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描きたい、が止まらない(2019年製作の映画)

3.8

彼の作品も素敵だけど
飾らない古久保さんの人間性がすごく素敵だと思った
自分を良く見せたいとか思わないただありのままで生きてる人なのだ、ということが感じられて私も見習いたいと思った
人に何か注意された
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メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)

3.5

アニメと実写が混ざった映像が綺麗で見応えがあった
思わず笑顔になってしまうようなおかしな曲、陽気な曲ばかりで楽しい気持ちになった
忘れていた楽しいことをそのまま楽しむ、という気持ちを思い出せたような気
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荒野にて(2017年製作の映画)

4.0

弱くて、でも必死に生きようと世界にしがみつくチャーリーが愛しくて仕方なくなった
垢で黒ずんだ手がそっと開かれるカットがよかった

芳華-Youth-(2017年製作の映画)

4.0

めちゃめちゃ良かった…。
予告のイメージ通りの青春群像劇だった。戦争シーングロいって聞くからどんなもんかと構えて見たけど結構あっさりかかれてて言うほどグロくなくてよかった。"青春"が余すことなく描かれ
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恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

4.1

めっっっちゃ怖かった(;∀; )
映画館を出てこんなにほっとしたの初めて!!!!!
引き込まれ過ぎて映画を観てるっていう感覚なかった
すごい!!!!

万引き家族(2018年製作の映画)

3.7

胸が苦しくなる映画だった…。
信代さんがりんちゃんに愛してるから殴るなんてのは嘘だよ、と語りかけるシーンがすごく印象に残ってる
まさに母親そのものだった
登場人物ひとりひとりが人間くさくて意のままに動
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.5

もっとちゃんと差別について勉強しなければいけない、という気持ちになった
観賞前は黒人最高!的な展開、内容をテーマにしているのかと思ったが実際に観てみるとそうではなく、ヘイト、差別、もっと深いところをテ
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We Margiela マルジェラと私たち(2017年製作の映画)

4.0

商業的に成功すること=楽しくものをつくることではないと知れたのがよかった。マルジェラの服に魅せられた人、恋した人、ファッションのことなにも知らないけどマルジェラが素敵な人だってことが伝わってきた!もの>>続きを読む

シシリアン・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.5

幻想的な映画
イタリアの映画を初めてみたので言葉のイントネーションが独特で新鮮だった
長回しが多くて少し眠くなった
寓話と現実の対比が残酷ででもそれが美しくて悲しい気持ちにはなったけど暗い気持ちにはな
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血と骨(2004年製作の映画)

3.5

人間の「生きたい」という思い、欲望が溢れていた。こんなお父さん、夫、自分は絶対嫌だなあ。でもどこか魅力も感じてしまうのは「金俊平」が「人間」として描かれていたからなのだろうと思う。化け物のように怖くて>>続きを読む

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

観ているときはふーん…て感じで観てたのに観終わってからじわじわシーンのひとつひとつが思い出されて余韻から抜けれない…
水を使って何かを綺麗にする場面がたくさんあって、最後の波にさらわれそうになるところ
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サーミの血(2016年製作の映画)

4.0

この映画を見なければ北欧にサーミという民族がいること、かつて迫害されていたことも知らなかった。
違いはただの違いで差別すべきものじゃない、美しいものは美しいと認めたいと思った。
集団の中で馴染めない、
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

2.0

面白くなかった…内容がペラペラ…まあこういう映画は内容の重さ深さより世界観や目で楽しむものなんだろうけど
展開も読めちゃったし…ただすごいCGを見せつけられてるだけって感じがした、魔法動物とニュートは
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エンジェル、見えない恋人(2016年製作の映画)

3.5

クリムトの「金魚」みたいな映画だった。この映画を観てからなんだかまばたきや呼吸が愛しく感じられて仕方ない。こういう官能的でスローな映画大好きだ……。

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

5.0

多くを語らない映画って本当に素敵
映像と音楽、圧倒的、唯一無二の世界観で観る人の頭をぶん殴る!
こんなに楽しい映画他にある?
監督の頭の中はいったいどうなってるんだろ?

スナッチ(2000年製作の映画)

4.0

この映画のブラピが一番好き
ファイト・クラブのブラピと迷うけどこの映画のブラピは本当に魅力的すぎる

アリーキャット(2016年製作の映画)

1.1

いちいち「あの女だめ」とか「後遺症が...」とか何もかも人物に喋らせてるのが気にくわない、映画なんだからもっと映像使ったりすればいいじゃん、人物に全部喋らせちゃったら想像の余地がないじゃん、つまんない>>続きを読む

ミスミソウ(2017年製作の映画)

4.0

殺すシーンが中々グロくて(グロいというか痛そう)、でも後味の悪さはそんなになくて、見終わった後何故か清々しい気持ちになった。
中学生、というか思春期は、まさにこの映画のように、生きるか死ぬかの、本当に
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インドシナ(1992年製作の映画)

3.5


パッケージ裏のあらすじには娘と母親が同じ人を好きになる三角関係のメロドラマ(?)とかかれていたのでドロドロのラブストーリーを想像して鑑賞に至ったけど恋愛のドロドロ要素はそんなに(というかさっぱり?)
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

アデルと一緒にエマに恋した

熱い青、火傷しそうな青

ハッピーエンドじゃないけどこの映画は全然ハッピーエンドじゃなくていいと思った、ハッピーエンドだったら良さが半減しちゃう
2人の気持ちが画面から痛
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少年は残酷な弓を射る(2011年製作の映画)

3.5

無駄が一切ない映画
時系列がバラバラで、親切に1から10まで全て説明するんじゃなく、観客に想像の余地を与えるようにつくられているのがよかった
嫌ーで何を考えてるのか分からない、でも抜群に魅力的なケビン
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薬指の標本(2004年製作の映画)

3.0

ミステリーなのかラブストーリーなのか分からない、言葉で上手く表せない不思議な雰囲気が漂っている映画
頬にかかる息、汗、張りつく髪の毛
教授とイリヤの恋人なのかなんなのか分からない、標本にしたい、された
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