SUGURUFUKUDAさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

SUGURUFUKUDA

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乱れる(1964年製作の映画)

5.0

ラストシーンのインパクト。
指のアップが頭に残る。

浮雲(1955年製作の映画)

4.1

視線の先、画面外の描き方が秀逸だった。
カラックスが生涯ベストにあげるだけあってカラックス映画への影響を感じる。
特にpola X。

ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

5.0

大きな足音、照明のON,OFF、赤ちゃんの泣き声、時間の描き方、反復とズレ。独特のリズムに引き込まれる3時間弱。
強烈に染み渡る。

アネット(2021年製作の映画)

5.0

最初から良すぎて涙が出そうだった。
自分にも子供が生まれる年に、
この作品を劇場で観れたことは幸せなのかわからないが、
強烈に脳に刻まれたことは確か。
ラストのシークエンスもエンドロールも最高。
強烈
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ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ 4K 完全無修正版(1975年製作の映画)

3.8

繰り返し使われるポップなメロディとje t'aime moi non plus。
音楽が最高だった。

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

字幕と吹替、2回鑑賞。
まさに「映画を撮ること」についての映画だった。

作品を通して描かれるマトリックス世界は、映画の中の「現実」より圧倒的に美しく描写されていたのが印象的だった。

最後にトリニテ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.5

何も起こらなくても、
静かでもサスペンスは成立するとわかった。
3時間が苦にならず、不穏でいて心地良い。

コミュニケーションとディスコミュニケーション、表層と深層、現実と演技。

理解し合ってるよう
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

謎な部分も多くあり、
まだまだ全然消化できていない。
けれど、考察なんて必要ないぐらい
映画的快楽に満ちていた。

メタ的演出によって
あくまでこれは映画だよと言いながらも、
エヴァというフィクション
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正しい日 間違えた日(2015年製作の映画)

4.6

前後で少しだけ違う、
同じような話を観せる手法に、
ある時間限定で強制的に何かを観せる、
"映画の特性"ってこれだよなと思わされる。

前と後でショットが違うのも、
それぞれが補完し合っているようで
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ドリーマーズ(2003年製作の映画)

3.8

家、服装、音が洒落すぎて憧れる。
危うくて魅力的な関係は
充分にサスペンスだし、
美しい映像に惹きつけられる。
映画オマージュシーンが楽しい。

緑の光線(1986年製作の映画)

4.7

最初はイライラさせられ、
だんだん憐れに思い、
最後は同化して
一緒に緑の光線を待ってしまった。

終始デルフィーヌの行動と発言に揺さぶられて目が離せなくなる。
何が起こるわけでもないのに。

ラスト
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