りんごあめりさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

りんごあめり

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孤狼の血(2018年製作の映画)

3.8

(2018年5月鑑賞)
パワハラ、セクハラ、暴力、自白強要…現代において全てタブーなことをこれでもか!と盛り込んでいる!すごい、今の時代を挑発する映画を作った製作陣にあっぱれ。
コンプライアンス社会の
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50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

3.9

(2018年5月鑑賞)
福田雄一監督が初のラブストーリーをやると聞いて、いつもの福田節を抑えてくるのかと思いきや…むしろ全開だった(笑)

オリジナルは見ていない。王道のラブストーリーだと思うけど、や
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ミッドナイト・サン ~タイヨウのうた~(2018年製作の映画)

4.0

(2018年5月鑑賞)
私は小泉徳弘監督のオリジナル作品が大好きで、とにかくリスペクトしている。だから、リメイクされると知った時はすごく嬉しかったし、公開が楽しみで仕方なかった。

最初に感想だけ言う
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

3.8

(2018年5月鑑賞)
暴力、貧困、許されない襲撃事件。怒りや嫌悪感を包み込み、笑いにさえ変えてしまう傑作エンターテイメント。

ファンとしては、フィギュアスケートもしっかり描いてくれていて嬉しかった
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ラプラスの魔女(2018年製作の映画)

3.9

(2018年5月鑑賞)
多くの原作が映像化されてきた東野圭吾作品は、キャストや監督など製作陣によって大きく色を変えるため、今回はどうな感じになっているか毎回気になるところ。

そもそも東野さんが「これ
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映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~(2018年製作の映画)

3.7

クレヨンしんちゃんを見るのはすごく久しぶり。そして映画を見るのは初めて。

大人になって気づくけど、CMなんかだと確実に炎上→放映中止になりそうなかなり際どい下ネタが満載。子供は意味わからなくて完全に
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ママレード・ボーイ(2018年製作の映画)

3.8

(2018年5月鑑賞)
ポスタービジュアルや予告編の印象から、完全に胸キュン、ときめき感満載のミーハーさん向けの映画だと思っていたのに…全然違ってた。

桜井日奈子ちゃんと吉沢亮くん、二人とも自己主張
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リズと青い鳥(2018年製作の映画)

4.0

(2018年5月鑑賞)
大人が見れば、くだらないことかもしれないけど、社会に出たのこのない学校生活が全ての学生にとっては、その場所が世界そのもの。そこで感じた挫折や絶望は人生においての喪失に等しい。
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となりの怪物くん(2018年製作の映画)

3.2

(2018年4月鑑賞)
またしても菅田将暉の才能&魅力爆発!
序盤、本能むき出しの春(菅田将暉)にハラハラしながらも、その魅力的なキャラクターに一気に引き込まれる。一挙手一投足から目が離せず、「すごい
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.3

(2018年4月鑑賞)
映画、ゲーム、音楽etc…これは本当にサブカル文化が根付く日本向けの映画。1回だけではいろんなキャラクターを見落としてしまって全然足りない。何十回、何百回だって見るに値する映画
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いぬやしき(2018年製作の映画)

3.7

(2018年4月鑑賞)
佐藤健って悪役やったことあったどろうか?
記憶の限り、そんなイメージなかったのでどんな感じなんだろうかと思ったけど…
すごくいい!めちゃくちゃカッコいいダークーヒーローだった!
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さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

4.4

(2018年4月鑑賞)
普段生活している街並みや見慣れた風景がマーク・ウェブ監督の手にかかると一瞬にしてアートになる。しかし、それはあくまで映画を彩る空間であって、一番強く印象に残るのは、登場人物たち
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パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

4.0

(2018年4月鑑賞)
人間ドラマとキャタクター設定がペラッペラ。イドリス様の息子がボイエガ君なのかとテンション高めで見ていたものの、どうしたらあの出来損ないが最後にはあんな立派な人に変貌を遂げたのか
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名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

4.6

(2018年4月鑑賞)
いやぁすっごく面白かった!
これ100億いくでしょ、って普通に思ったけど(笑)

先が全く読めなくて、それどころか中盤まで謎が増える一方で、これちゃんと収まるの?と不安になりか
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.8

(2018年4月鑑賞)
ゲームに入り込む前と後のキャラクターのギャップが本当に面白い。最初は破茶滅茶だったキャラクターたちの個性も、物語が進むにつれて、それぞれのスキル、弱点をうまく利用、補い合い戦う
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ダンガル きっと、つよくなる(2016年製作の映画)

4.4

(2018年4月鑑賞)
歌って踊る♪のインド映画が好きだから、それを期待していたものの、そんなものはほとんどなく、しかしそんなこと気づかないくらい本当に面白かった!!究極のスポ根に親子愛を描くという王
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.4

(2018年4月鑑賞)
映し出される場所は数えるほどしかなく、そのほとんどが閉鎖的で薄暗い空間の中。だからこそ俳優たちの演技や台詞がより際立ち、観客を一気に物語に引き込む。それは映画を見ているというよ
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.3

(2018年4月鑑賞)
俳優たちの鬼気迫る表情や台詞回し、そしてスリリングでスピーディーな展開は、まるで戦場にいるかのよう。

報道の自由の信念を貫き、自社とその従業員たちの将来を犠牲にしても、政府が
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

4.3

(2018年3月鑑賞)
スパイ映画と聞いて、武器がバンバン!ジェニファー・ローレンスの妖艶でカッコいいアクションがたっぷり見られるのか思いきや…
出てくるのはエグすぎる性描写と過激なバイオレンス、そし
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あなたの旅立ち、綴ります(2016年製作の映画)

3.8

(2018年3月鑑賞)
最高のお悔やみを書いてもらう。きっかけは些細なことだけど、人生を見つめ直し、残りわずかな時間でも自分を変える努力をする。その変化が自分だけでなく、周りの人をも変え、勇気を与える
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トゥームレイダーファースト・ミッション(2018年製作の映画)

3.7

(2018年3月鑑賞)
謎解き、冒険、スリル、アクション、そして娘父の絆と愛。いろんな要素が満遍なく詰まったバランスのいい映画。

鍛え上げられた肉体に男っぽいサバサバした性格のララは、女性として本当
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曇天に笑う(2018年製作の映画)

3.8

(2018年3月鑑賞)
なんだか労力とお金がすごくかかってるなーという感じ。
ところどころ安っぽいセットが気になったけど、なかなか面白かった。
それは、皆様がおっしゃるように、ただイケメンが出ているだ
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.2

(2018年3月鑑賞)
殺風景だった家の中に少しずつ絵が増え色鮮やかになっていったように、モードとエベレットの関係もその家の中のように変化していく様子がとても素晴らしい。

芝居で見せて、ヒューマンド
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.9

(2018年3月鑑賞)
物語の舞台はメキシコ、そしてもう一つは“死者の国”。国は違えど、日本のお盆に当たる伝統的な習慣がひどく身近に感じ、改めて先祖の霊を祀る大切さを教えられる。

人が夢中になること
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.9

(2018年3月鑑賞)
ストーリーはおとぎ話のようにすごくシンプルなのに、少し過剰な暴力的・性的な描写を織り交ぜた、デル・トロ監督だけが作り出せる唯一無二の世界観。それに、真っ青じゃなくて、あの水色っ
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今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

3.8

(2018年3月鑑賞)
映画からモノクロのお姫様が飛び出して、不自然なモノクロ姿がいつの間にかカラーに変わっているし、中盤で「触れたら消えてしまう」という設定が急に飛び込んできて、かなり雑で幼稚な印象
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去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

3.8

(2018年3月鑑賞)
変に「騙す」「騙される」を期待して行くと損をする、というのが率直な感想。愛と憎しみを描いた先が読めない究極サスペンス!って感じで普通に面白いのだから。

個人的には、この話の登
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.0

(2018年3月鑑賞)
マーベルのアクション・ヒーロー映画をほとんど見ないで育った私。
CM(予告)で漆黒スーツの謎の物体が車に飛び乗り疾走中。
しかもその正体はヒーローとアフリカの国王の2つの顔を持
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映画ドラえもん のび太の宝島(2018年製作の映画)

3.8

(2018年3月鑑賞)
ドラえもんの映画初めて見た。
なのでかなり初心者的な感想になりますが。

うわー昭和のヒーローアニメだ、ジブリだ、近年ヒットした映画アニメだ〜って所々でそう感じる瞬間があって、
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.5

(2018年3月鑑賞)
歌、ダンス、衣装…これぞエンターテインメントの最高峰!って感じだけど、それだけじゃない。2時間もない映画なのに、人生に必要な喜び、悲しみ、絶望、希望がぎっしり詰まった人間くさい
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犬猿(2017年製作の映画)

4.4

(2018年2月鑑賞)
最も尊敬する監督さんの一人、吉田恵輔監督の最新作。
毎回、この人は実は女性じゃないのか?と疑うほど、女性の心理描写がうまい。男性の変態的な妄想で描かれた残念な女性像を見せられる
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ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

4.5

前作ですでに出来上がっているメンバー同士の固く強い絆。それが土台になって進むストーリーからは、心地のよさと安心感を覚えます。そこに今回新たに加わった新メンバーたちが新鮮さを引き出し、物語はさらに面白さ>>続きを読む

坂道のアポロン(2017年製作の映画)

4.0

(2018年2月鑑賞)
「運命を変えてしまう出会いがある」とコピーにあるけど、この映画を見て思ったのは、ピアノの薫とドラムの千太郎の出会いは音楽の神様が必然的に作ったものだということ。それは、この世の
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アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)

3.7

(2018年2月鑑賞)
16歳という年齢で大きな決断をして突き進むレイは強く美しく(女性としてという意味ではない)、すごくカッコよく見えた。そんなまっすぐなレイを演じたエル・ファニング、この若さでどう
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.9

(2018年2月鑑賞)
なかなか過激なこと言ったりやってくれていて、結構びっくりした。
ちょっとした言葉や行動に気を使わなければならない今の世の中だから、尚更そんなことを感じた。

最初は腹が立つほど
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巫女っちゃけん。(2017年製作の映画)

3.4

(2018年2月鑑賞)
気が強くて、態度も口も悪いアリスちゃん最高だった。最後までブレないし。常識破りの子役の子のキャラクターも本当によかった。
一番お気に入りは、やはりMEGUMIとの決闘シーン。あ
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