suzumeさんの映画レビュー・感想・評価

suzume

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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.3

実際にあった出来事がモデル
宗教と性、幼児性愛、そして実際にあった事という重い話しだけど
淡々と取材、裏取りを進めるチームの姿は派手なエピソードはなく
とても地道

表沙汰にしたく無い
忖度を迫られる
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プロヴァンスの休日(2014年製作の映画)

3.5

最後まで観たらとても味わいがあってほろりとした

だけど中盤あたりまでは感情移入しにくいし、ヒッピー世代の同窓会はやたら歌うし
町のお祭り(多い)では若者がムンムンしてるし
正直もういいかなと二度ほど
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タイタニック(1997年製作の映画)

3.8

久しぶりに観かえした
デカプリオ、可愛げがあって若々しい
改めて観たら、とてもよくまとまっていてバランスが良かったんだなぁと
特にメインの船の舳先でのシーンは疾走感と開放感にあふれていて
劇場で観たら
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.0

サクセス物は気持ちが引き上げられるのでいいね
宮本は天才、彼を中心に巻き込まれていくし、同じ道ならどう足掻いても埋まらない才能の差を思い知らされるという

宮本は全てをジャズと引き換えたヒト
まぁ早め
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.0

どこへ行くのか先が全然読めなかった
上下優劣のマウントきつい
家族関係は悪く無さそうだったけど
女子が父の自分の扱いにキレていたので
男性優位の世界なんだなと
妻が夫に献身的で
そう言う価値観なのかと
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阿修羅のごとく(2003年製作の映画)

3.0

昭和…遠くなったな…

家族、姉妹、夫婦、愛憎、性愛、感情
すごいミルフィーユなんだけど、表面はさほど荒れない
荒れないのはこの時代の男、女の役割、価値観、などのおかげ
ギリギリ修羅場にならない

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ALONE アローン(2016年製作の映画)

2.2

構成は悪くなかった
朦朧とする状況なので、現実と非現実が交錯するのもワカル
しかし交錯パートが長い
そこでわかる過去のあれこれがいまいち効いてこない

はじめに交錯パートでわかるあれこれの元をはじめに
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遥かなる大地へ(1992年製作の映画)

2.2

特に捻らない素直な展開
お嬢様の気の強さ
気位の高さ
世間ズレしていない愚かさ

若者の持て余す感情
若さと田舎者の成り上がり
で調子に乗り
権力者に食い物にされる
が気が付かない田舎者の素朴さ

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踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望(2012年製作の映画)

2.5

3より良かった

2の撃たれたすみれさんを抱きしめるシーン観て気がついたけど
青島さんとすみれさんの体格差、抱きしめシーンに個人的にとてもツボな体格差だなぁと改めて思った

警察手帳剥奪!と煽ってるけ
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踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!(2010年製作の映画)

2.0

オープニングの引っ越し模様はワクワクした
あとはごちゃごちゃな印象
だんだん警察の官僚主義と上司たちの馴れ合いおべんちゃら
いい加減な警備意識とかイライラしてきた

また小泉今日子の犯人か…
私を逮捕
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オールド(2021年製作の映画)

2.5

ちょっと期待値が高かったかな
もう少しみるみる老化していく様子とかあるといいのに
持ち物がみるみる劣化してる!
とか
時間の流れが違うよって演出が足りない感じ

人間関係がうわべだけで、みんな勝手なこ
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踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!(2003年製作の映画)

3.5

今見ると色々引っかかるところもあるけれど、なるほど出来が良いと言われてるだけあるなと
レインボーブリッジはもっとしっかり封鎖してほしかった
とはいえ一連のあちこち封鎖されていく様子は、攻殻機動隊とか彷
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踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!(1998年製作の映画)

3.3

ずっと見返したかった踊るシリーズ
U-NEXTに映画があったのでとりあえず一番目から
TVドラマ版も追いかけたい

小泉今日子がひどく邪悪そうで
猟奇なことしている割に活かせてなくて草
予告で釣るため
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紅顔の若武者 織田信長(1955年製作の映画)

3.5

織田信長の資料用にと思って観た
昔のだしモノクロだし…と正直期待していなかった
舐めてました…
とてもよかったです!!
エンタメとしての笑いとか楽しいとかではなく、俳優さんたちの演技とか渋さがめちゃく
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本能寺ホテル(2017年製作の映画)

3.5

綾瀬はるかはどうして不思議ちゃんになっちゃうのかな
実際いたらだいぶ迷惑でやばい人な行動では、とハラハライライラしつつ
もっさりした蘭丸などのコミカルな動きに
こーゆーノリかぁと思いつつ
音楽と演出と
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

3.5

強烈なリアリティ
こんな中に巻き込まれて生き残れる方法があるとしたら、それは運だけだろうな
善良さも富も地位もなんの役にも立たない

ハウンター(2013年製作の映画)

2.5

てっきりTVドラマだと思って観てて、妙に長いな…と思ったら映画だったのね

ライトで軽め、その割にややこしくて長い

エンドレスエイト的な出だしは良かったので、少しづつルートの分岐を探るのかと思ったら
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チアーズ!(2000年製作の映画)

3.0

後半最後の大会シーンは圧巻、ノリノリだし格好いいし最高!めちゃくちゃ格好いい

ストーリーはシンプル、大会優勝目指して頑張る話し
特に名コーチやスポ根しごきは無い
むしろ精一杯頑張るのよ!と具体的な特
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ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997年製作の映画)

1.5

ライトな恐竜パニック
何故か紛れてくる子供
いらん事しかしない女性
頼りになりそうなならなそうな主人公

ひとが食べられるところは意外とリアルめだった

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.0

面白かった!
とても素敵なお屋敷で、可愛い小部屋の書斎、階段、直接行ってじっくり観察したい

イギリスかと思ったらNYだった

裕福層のプライド
裕福層のゴタゴタ
移民へのぬぐい切れない差別意識
移民
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暗闇から手をのばせ(2013年製作の映画)

2.5

感情移入が難しい内容でもあり、淡々と第三者目線で映像が流れていく
特に想定外なドラマチックな事があるわけでもなく
デリヘルで起こりそうな危険な事
閉塞感に悩むコがやりそうな事
など
想定内なエピソード
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プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

3.0

昔観てラスト忘れてたのでもう一度
ツインタワーが健在だーとか感慨深い

ポリコレとか色々現在の価値観とかは置いておいて

ヒロインめちゃくちゃスタイル良いし顔小さいし表情豊かで、親しみのある美人
滲み
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オットーという男(2022年製作の映画)

3.3

あらすじが面白そうだったので

頑固爺のツンデレストーリー
デレ具合は結構すごい

日本人の認識する「頑固」と海外勢の「頑固」はちょっと違うのかな

snsなど今時のネタをうまく取り入れている

ツン
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さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

2.5

長命種と短命種というテーマを、母性でまとめたらどうしたって切ない展開だよね…
なのでそこを膨らませた演出には泣かせに来てるなとしか思えなかった

思った以上に男児と母との母性とは母とはを問うハナシダナ
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マザー!(2017年製作の映画)

2.0

アメリカでは賛否分かれて
2018年に日本で公開予定だったのが急に中止になったとか

理不尽of理不尽の連続だけど、考え方も感じ方も習慣も思考も全然ちがう海外勢の理不尽さってすごいな…
理不尽が桁違い
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

2.5

「カメラを止めるな」な雰囲気を感じた
リゼロとかエンドレスエイトとかを
頭によぎりながら見てた
短めなのでサクッと観れた
ダルくなりそうなところをギリセーフで駆け抜ける
後半いくつかの「おっ?!」とい
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.7

とても良かった
ともすれば辛い展開になる可能性が沢山あるストーリーだけど
ちゃんと回避して優しく着陸してくれた
私はその優しい世界がとても嬉しかった

リアルでシリアス好みの人にはちょっと甘くて物足り
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スパイ・コード:CICADA 3301(2021年製作の映画)

1.7

闇の組織とハッカーと権力と謎解きと、洒脱な会話とおバカで下品なジョークとで
ドタバタコメディにもシリアスにも社会派にもミステリーにも振り切れず
な、不思議なテイストだった

下品な手話ってあるんだなぁ
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

2.0

次から次へとヤバい状況がこれでもか!と襲ってくるので息が詰まる
いかに自然に危機的状況を作り出すのかが作り手の腕の見せ所だけど
それがあまり迂闊な行動ゆえに招いた事態だと、だんだん観ていてイライラして
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.5

いつの映画なのか思わず途中で調べるくらいコロナの時代での既視感がすごかった
2011年アメリカの映画で企画発表は2010年だった

コロナであったことをなぞってる?
コロナを比喩してる?と思ったくらい
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羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

4.0

大変に好きです
自然の風景、お茶や食べ物などの異文化、バトルシーンの動き、キャラクターのデザイン
ずっとこの世界と彼らのエピソードを眺めていたい

ノウイング(2009年製作の映画)

1.5

災害シーンはお金かけているのかとても出来が良かった
このストーリーで出だしのホラーじみた演出は必要性を感じなかった
モチーフはパンドラなのか
周りの人に話を信じてもらえなさ加減は仕方ないけど
ヒステリ
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.5

イギリスが一番ヤバい時に首相になったチャーチルの一番ヤバい作戦の時の話
チャーチルについて調べて解像度上げて見返すと、彼の小ネタもちゃんと入っていてなるほどなぁととても良かった

併せて「英国王のスピ
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テーラー 人生の仕立て屋(2020年製作の映画)

3.0

仕立て屋というテーマが好き
仕立て屋立て直し作戦はリアルとちよっと膨らませたリアル(実際は無理だよね)がうまく混ざっていた

ラブの部分は微妙、女性のしたたかさ、(野望実現の足掛かりなのか?)をスパイ
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ANIARA アニアーラ(2018年製作の映画)

2.0

閉鎖空間でどうなるのか割と想像通りだった
ただ途中から地球もある意味閉鎖空間な船と似たような物ではと思うと
同じ人間がやることなので、地球だろうと宇宙船だろうとあまり変わらない
至るまでの時間がちょっ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.5

面白かった!
もっとアートでわかりにくい作品かと思って覚悟して観に行った
そんなことは無かった
とびきり面白い本を一気に読んだ感じ
映画館で観れてよかった

鳥のフンが無駄にリアル

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