狭いさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

デリカテッセン(1991年製作の映画)

2.9

変な世界観
排水溝の中みたいな暗くて汚くてぐちゃぐちゃでジメジメした感じ
設定とは裏腹にホラーもグロもなくて自然に流れていくようなコメディ
目立ちはするけど作為的なコメディじゃなかったからこの世界観に
>>続きを読む

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

3.0

恐竜がガオーってすると普通に怖い
ワー!てなる
恐竜がなんかちょっと知能ある所おもろい
Tレックスの手ちっちゃーい

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

3.3

映像が綺麗だった
自分の中学生時代を思い出して辛くなった、本当に最悪だと思う
ここまで酷くはないけど田舎の中学生の特有の気持ち悪さを強く感じた
まだまだ未発達で、しっかりとした倫理観がなく、抑制の効か
>>続きを読む

ルクス・エテルナ 永遠の光(2019年製作の映画)

3.2

"我々映画人には責任がある
映画を商品から芸術に高める責任だ"
原色の光がチカチカと点滅され不快な音が鳴る撮影現場で女優達の本当の苦しむ表情
エンドロールはキラカードみたいな光に見えて不思議だった
>>続きを読む

ナイン・ソウルズ(2003年製作の映画)

3.6

ずっとどんよりしていて、混沌としている

役者達の個性的なキャラクターが良いです
脱獄囚9人達の絶妙な距離感と関係性
松田龍平と千原ジュニアカッコいい
度々映る監督の作家性による非現実的な演出も変でい
>>続きを読む

誰も知らない(2004年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

映画を通して、部屋の状態や身なりなど生活が変わっていく姿が苦しい
直接的に映す訳じゃなくて、匂わせるような撮り方をしているから余計苦しくなる
4人の子ども達は何も悪くない

4人の子ども達がこんな生活
>>続きを読む

劇場版 美少女戦士セーラームーンCosmos 前編(2023年製作の映画)

2.9

オープニングが良かった
詰め込みました!って感じで展開早かったけどちゃんと理解して見れた

老人Z(1991年製作の映画)

4.0

面白かった〜
江口寿史のキャラと大友克洋のアニメーション最高、音楽も良い
動き回る人間の体のシルエットや肉体の動きがめちゃくちゃ人間の動きで、ずっと見ちゃう
一応機械であるのに晴子さんがおばあちゃーん
>>続きを読む

ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

「彼女たちはもう“女”で愛や死を理解していたのに 僕らは騒々しいだけの子供だった」
最初の末っ子の部屋に聖母マリアやユニコーンが置いてあり、彼女たちは自分達の少女、処女としての価値を理解していた
自分
>>続きを読む

E.T.(1982年製作の映画)

4.0

宇宙人との友情
自然と泣いちゃう
宇宙人ってめちゃくちゃ未知で不可解なものであるはずなのにめちゃくちゃあったかくて心の繋がりを感じるものになってることが不思議で凄い
ET見た目と反してめちゃくちゃかわ
>>続きを読む

キラーカブトガニ(2021年製作の映画)

3.6

もうこっち側のことは見透かされてるんだな、と思うほど素晴らしいクオリティのカブトガニ映画
カブトガニは目が可愛いし、なんか喋ってるし、明らかにカブトガニ側も自分のおちゃめな部分見せたがっている所が非常
>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

160分と長いけど長いと感じなかった
火炎放射器出てきた時ウケた
最後のシーンの痛快さ

元ネタ知らなかったけど歴史改変系だと知って少し理解できた気がする
襲撃先を変えて「むかしむかしハリウッドで」て
>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.3

見てて楽しくて、エンターテイメント作品として良かった
小ネタ盛りだくさん、音楽も聞いたことあるBGMのアレンジでとても良かった
マリオをプレイしてきた人は楽しめると思う

少し子供向けな印象もあるが、
>>続きを読む

おくりびと(2008年製作の映画)

3.3

チェロの演奏、山形の美しい田舎風景、食事シーンが深みを増す

死と向き合っている映画だがそれほど重くなく笑いの要素も交えていて、美しい映画だったと思えた

今まで生きてきた人生やその人の尊厳、送り出す
>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.6

オープニングのカーアクションで引き込まれた

流れる音楽のリズム感の良さがストーリーのテンポの良さにも繋がっている
カーアクション爽快、音楽ノリノリで楽しい
逃げるシーンどれもとっても良いし、銃声が音
>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

途中でそうかなーと思ってたら本当にそうだったのでどんでん返しとまではいかなかったけど、テンポが良いし、しっかり伏線も張っていて作り込まれていたので引き込まれた

資本主義や消費社会へのアンチテーゼ
>>続きを読む

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃかっこいい
オープニングサイコー
最初のダイナーでのストーリーに関係ない会話シーンも男たちがそこにいる感じがして良いし、あるのとないのとじゃ全然違うから凄い

殺伐とした雰囲気と気の抜けた
>>続きを読む

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

歴代のコナン映画の中でも面白かった
毎度お馴染みオイオイアイツ死ぬぜと新施設爆発が見れた

今回は哀ちゃんの良さが集結していて、哀ちゃんの人を思いやる優しい人柄がたくさん見れて良かった
最後しっかり蘭
>>続きを読む

アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

3.4

色んな要素が絡まりあって最後には綺麗にひとつにまとまって気持ちいい
伏線の回収もわかりやすかった

登場人物のそれぞれの思い入れだったり人間性が見えてきて、それが苦しくもあるけどどんな人間関係か伝わっ
>>続きを読む

まほろ駅前多田便利軒(2011年製作の映画)

3.1

瑛太と松田龍平2人が何しててもカッコいい
2人ともに魅力があって2人の会話を聞いてたくなる

お約束みたいに暗めの過去があって、ネットにある痛い創作みたいな設定とセリフが気になった

名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)

3.0

東京から名古屋まで25分で着くとかリニアサイコーなのに最後ぐちゃんぐちゃんに吹っ飛んでてワロター

老人と海(1958年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

老いや若さを考えさせられる内容だった
老人が魚や海と一対一で向き合ってるのが印象的だった
老人、海、魚らが色んなものに表せられると思った
ストーリーは物凄く単純であまり多くは語っていないと思うがとて
>>続きを読む

打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

3.1

奥菜恵の美しさたるや…
小学生の夏に味わう淡い記憶
くらくらするほど夢のよう
美しさはこんなにも心を奪うのかと思う

ノスタルジーを感じる映像でこんな体験絶対無いのに自分にもしかしてこんな記憶があった
>>続きを読む

マスク(1994年製作の映画)

3.2

想像してたよりめっちゃコメディだし結構ぶっ飛んでてウケた
犬が本当いい奴で良い

こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

あみ子が1人でおもちゃのトランシーバーに向かって話すシーン、
「なんで誰も教えてくれんかったんだろ?みんな秘密にするよね、毎日、いっつも」
この通りで、至らない所が多いあみ子だけどそれをしっかり言葉で
>>続きを読む

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

トーニャ周りの人間みんなどうしようもないやつばっかで、スケートの天賦なる才能を持ちながら最後はスケートを奪われる結末に終わってしまったの悲しい

トーニャの壮絶な半生に虚しさを感じるものの、あまり重
>>続きを読む

プレデター(1987年製作の映画)

3.1

「姿が見えない、得体の知らない未知の存在がどこかにい潜んでいて、自分達を見ている」という状態がドキドキさせた
後半につれどんどん面白くなる

プレデターの狩りが目的、光学迷彩と熱感知センサーを使うとい
>>続きを読む

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.3

金、クスリ、女でずっとラリってる

男の人の欲望を1ミリも抑えずに突き通していて、ここまで突き抜けてたら感心する
人間の欲を出して行動できるのは羨ましく思うけどやっぱりこの人生に憧れはしない

3時間
>>続きを読む

SOMEWHERE(2010年製作の映画)

3.2

SOMEWHERE どこかへ

そこにあるだけの退屈、だらだらとする、つまらないと感じている
それを描いているからゆっくりと時間が流れるように進む、退屈と感じてもソフィアコッポラの作品は一緒に自分もそ
>>続きを読む

SHORT PEACE ショート・ピース(2013年製作の映画)

3.1

「火要鎮」
絵巻のような、日本画を感じさせる構図の中で人物が動いて、時代を色濃く感じさせる
歴史を感じる絵柄で、写実的に描かれていないのに自分達の知っている限りの歴史で学んだ「江戸」の姿をしているから
>>続きを読む

ちひろさん(2023年製作の映画)

3.4

有村架純の「何か持ってる」女の子の演技が素晴らしくて、ちひろさんの魅力がないと成立しないような映画でここまで役を落とし込んだ有村架純のことが大好き

人と合わない、真っ当な人間じゃない人間が作った理想
>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

メタバースの説明が少ないので理解しづらい
難しくてわからないというより乱雑でよくわかんないという感じ
てんこ盛りのバカっぽさもあんまり面白くないので、少し見てるのが苦痛だった
無茶苦茶な映像なわりにス
>>続きを読む

メン・イン・ブラック2(2002年製作の映画)

3.6

ユーモラスにテンポよく進み、90分なのでめちゃくちゃ見やすい

1より気持ち悪いエイリアンや、MIB本部の近未来感あるビジュアルがたくさん見れて満足、映像の面白さが良い