書庫番さんの映画レビュー・感想・評価

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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

3.9

2024年2月29日 AmazonPrimeVideoにて鑑賞。

公開から33年、やっと鑑賞出来た。
それも見放題終了、4時間前に。

親友とのドライブ旅行で開放的になった平凡な主婦が、引き起こした
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日本暴行暗黒史 異常者の血(1967年製作の映画)

3.0

2024年2月23日 Amazon Prime Videoにて鑑賞。

若松孝二監督作品。
明治時代の長州藩から脈々と続く、暴力と凌辱の連鎖。
一人の刑事が出逢った無軌道な若者のルーツを知った時点から
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宇宙からのメッセージ MESSAGE from SPACE(1978年製作の映画)

2.0

2024年2月23日 友人からの借用DVDにて鑑賞。

子供の頃に観たかった作品を漸く鑑賞。
まごう事なき"東映"のSF超大作でした。笑

水のないプール(1982年製作の映画)

3.5

2024年2月24日 AmazonPrimeVideoにて鑑賞。
若松孝二監督×内田裕也主演

やっと鑑賞出来た。
主人公の得体の知れない情念はあの頃の内田裕也でしか醸し出せなかっただろう。
それほど
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.2

2024年2月16日 シネマワンにて鑑賞。

原作未読(存在は知ってた)。
野木亜紀子氏の脚本と山下敦弘監督の演出がピタリと嵌った良作。
さすが山下監督、青春映画及び音楽映画においては見事な手腕を発揮
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.0

2023年11月25日 Amazon Primeにて鑑賞。
原作は未読。

パレードの部分は映画らしいスケールが垣間見えたが、全体的には可もなく不可もなく。

『真夏の方程式』を再鑑賞したくなったな。

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

2023年3月17日 全国最速公開 シネマ・ツー 極上爆音上映鑑賞

TVドラマをリアルタイムで視てた世代で旧1号の世界観や雰囲気が好きな身として全国最速公開をチョイス。

庵野監督作品は苦手な事を再
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.5

2023年3月4日 シネマ・ツー 極上音響上映にて鑑賞。

感情を揺さ振られる事は無かったが、良く練られた脚本に引っ張られて最後まで厭く事なく楽しめた(気がする)。

しかしまぁ、どこまで理解出来てい
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.2

2023年1月7日 シネマ・ツー 極上音響上映にて鑑賞。

1月3日にJC全巻を読破した勢いと熱量で鑑賞。
ある要素をギリギリ削ぎ落とした上での、構成と演出の妙で魅せる、正に映画と呼ぶに相応しい作品
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るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

3.0

2022年10月16日 TV放送録画分を視聴。

端から138分で描き切れぬ代物だとは判っていても、案の定モヤモヤだけが残る仕上がりだった。

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.9

2022年9月3日 シネマ・ワンにて鑑賞。

伊坂幸太郎の原作小説「マリアビートル」をハリウッドで映画化。

伊坂幸太郎好きからしたら、
「よくもやってくれたな!……良い意味で!」
です。笑

物語に
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さかなのこ(2022年製作の映画)

4.7

2022年9月2日 TOHOシネマズ府中にて鑑賞。

沖田修一監督最新作はさかなクンの自叙伝の映像化。

大好きな対象に注ぎ続ける情熱を仕事にまで昇華させる事の素晴らしさと大変さを誠実に描く一方で、
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砂漠の流れ者(1970年製作の映画)

4.3

2022年8月15日 所有DVDにて鑑賞。

バイオレンスの巨匠として名を馳せたサム・ペキンパー監督が自らベストフィルムだと語る、全編に渡ってユーモアと温かい雰囲気が漂う西部劇。

主人公の復讐劇を軸
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.5

2022年7月9日 シネマ・ツー極上爆音上映にて鑑賞。

また寸劇見られたのは良かったけど、期待を超えて来ない"可もなく不可もない"作品止まりだったのが残念無念。

また帰って来るそうだけど、もう
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.0

5月13日シネマ・ツー極上爆音上映にて鑑賞。

思ったよりも空想特撮映画「ウルトラマン」(TVドラマ)寄りの作品だった。

心躍るオープニングと冒頭が自分の中ではピークだったかも。苦笑

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.9

2022年5月4日 シネマ・ツー 極上爆音上映にて鑑賞。

「ワンダヴィジョン」視てないととてもキツイよ。

ただまぁ、サム・ライミ節に吃驚どっきりしながら十分楽しんだ。
ガッツリなジェノサイドには唖
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アネット(2021年製作の映画)

4.2

2022年4月2日 シネマ・ツー極上音響上映にて鑑賞。

僕にレオス・カラックスの素晴らしさを教えてくれた、60〜80年代フランス映画好きな友人が観たら恐らく納得しないだろうな。

でも僕は好き。
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

4.0

2022年2月13日 シネマ・ツーにて鑑賞。

「やっぱり観て良かった」と思えた作品。
1984年度版をリアルタイムで観ていると、まぁ、泣くよね。

保安官の「Who you gonna call?」
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.3

2022年2月4日 TOHOシネマズ新宿で鑑賞。
昼酒から上映までインターバルが30分しか無かった所為か、前半所々寝落ちする。
なので、
2022年2月5日 TOHOシネマズ府中で再鑑賞。

アメリカ
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特急にっぽん(1961年製作の映画)

3.9

2022年1月30日 所有DVDにて鑑賞。

小説家・獅子文六の作品『七時間半』を原作を川島雄三監督で映像化。
新幹線開通以前に東京-大阪を走る特急列車「こだま」号の車内で繰り広げられる、グランドホテ
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忍者武芸帖 百地三太夫(1980年製作の映画)

3.5

2022年1月30日 所有DVDにて鑑賞。

初見。
とは言え、1980年の公開時からずっと観たかった作品。
随分時間が掛かったもんだ。

天守閣からのダイブを初めとして、当時20歳で長編映画初主演の
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.3

2022年1月8日 シネマ・ツー極上爆音上映にて鑑賞。

ファンが観たいものをしっかりと散りばめた、ヒーロー映画としても青春映画としても満足度の高い作品。

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

2021年10月15日 シネマツー(AMEOTO)にて鑑賞。
フランク・ハーバートのSF大河小説の映画化。
1984年公開のデヴィッド・リンチ版に続き、2度目となる本作のメガホンを取るのはドゥニ・ヴィ
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.9

2021年10月14日 シネマ・ツー 極上爆音上映にて鑑賞。

ダニエル・クレイグ版『007』シリーズ最終作。
その幕を下ろすのに、果たして(メイン悪役としての)サフィンは必要だったのか?
確かにツッ
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.2

2021年8月14日 シネマ・ワンにて鑑賞。

期待はしていたがそれを超える面白さ。
更には感涙もさせられた良作。

オープンワールドのアクションゲームあるあるで笑わせに掛かるその裏で、必要な変化に尻
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.3

2021年8月13日 シネマツーにて鑑賞。

狡い!意地が悪い!面白い!
前作に欠けていた、悪党映画に期待する要素がキッチリ収められていて大満足。

スピード感とテンポの良さと画作りは、グイグイ観客を
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子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

4.7

2021年8月13日 テアトル新宿(先行上映初日初回)にて鑑賞。

田島列島の原作コミックを沖田修一が脚本(共同脚本)・監督を手掛けた青春映画。

原作は未読。
2020年6月公開予定が一年後に延期さ
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初恋(2020年製作の映画)

3.9

2021年8月12日 Amazon primevideoにて鑑賞。

三池監督作品と相性の悪い自分だが、信頼の置けるフォロワーさんの推しに背中を押される形で鑑賞。
やはり演出面や構成に鼻白む所があった
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夜の流れ(1960年製作の映画)

4.3

2021年8月9日 所有DVDにて鑑賞。

成瀬巳喜男が川島雄三を指名して共同監督の形で撮り上げた作品。
一人の男を巡って葛藤を抱える一組の母娘を軸として、東京の花柳界で生き抜く新旧二つの世代の女性達
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グラマ島の誘惑(1959年製作の映画)

3.0

2021年8月8日 所有DVDにて鑑賞。

アナタハン島事件をモチーフにして川島雄三が撮り上げたコメディ作品。

敗戦直前の昭和20年、南洋の孤島グラマ島に漂着した男・3人、女・9人が生活していく中で
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貸間あり(1959年製作の映画)

3.5

2021年8月1日 所有DVDにて鑑賞。

当時のポスターには「お色気と爆笑の超大型喜劇」のコピーが躍る。
然しスラップスティックな笑いよりも、奇妙奇天烈な登場人物が見せる強かな生き様と人間的な弱さの
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喜劇 とんかつ一代(1963年製作の映画)

3.9

2021年7月25日 所有DVDにて鑑賞。

詳しいレビューは後日。

修羅雪姫 怨み恋歌(1974年製作の映画)

3.9

2021年5月5日 所有のクライテリオン社製Blu-rayDiskにて鑑賞。

小池一夫原作、上村一夫作画による人気コミックの映画化作品の続編で、監督も前作と同じく藤田敏八。

復讐を遂げた雪のその後
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修羅雪姫(1973年製作の映画)

4.0

2021年5月5日 所有のクライテリオン社製Blu-rayDiskにて鑑賞。

小池一夫原作、上村一夫作画による人気コミックを藤田敏八を監督に迎えて映画化。

昔からずっと観たかった作品を遂に。
腕を
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銀魂2 掟は破るためにこそある(2018年製作の映画)

3.0

2021年5月3日 録画していた地上波放送を視聴。

2時間14分も劇場で福田雄一の悪ノリに付き合う気は毛頭ない。

録画したノーカット地上波放送をダラダラと視る形だから完走出来たかな。

騙し絵の牙(2021年製作の映画)

4.1

2021年3月26日 シネマワンにて鑑賞。

原作小説の主人公が当て書きされていただけあり、曲者・大泉洋によって物語がテンポ良く進むし、進む程に周りに不幸が訪れる。(笑)
※映画では原作を再構築してい
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