てつですがさんの映画レビュー・感想・評価 - 20ページ目

てつですが

てつですが

映画(728)
ドラマ(0)
アニメ(0)

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.2

問答無用でオープニングに感動してボロ泣きしたら、『This is me』でもっかいバーッと泣かしにかかってきて、最後にまた泣かしにくる。
いや泣かしにくるっつーか、泣かざるを得ない。
子どもみたいな遊
>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.7

言葉のないコミュニケーションを通して、映し出される愛は、ひどく幻想的であり、美しい。
どこまでいっても究極的には「美しい」という言葉でしか語りえぬ、ノンバーバルな愛を常に見ていた。

飢餓海峡(1965年製作の映画)

4.1

重厚で濃厚。
ダレる箇所もまぁあるが、全て凄みが今とは違う。段違い。

女が眠る時(2016年製作の映画)

4.0

小説家の健二は、妻・綾の仕事で、郊外のリゾートへ滞在していた。
そこで佐原という歳のいった男と若い女美樹の関係性の見えない2人を見つける。
美樹の美しさに見とれ、その何かに惹かれる健二は、彼女らに接触
>>続きを読む

ファニーゲーム(1997年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

幸せな家族3人の元に訪れたのは、卵を分けてほしいという2人組の隣人。
どこか奇妙なズレを感じるその2人は殺人をゲームのように楽しむ者たちだった。
2人にいたぶられ、逃れようにも逃れられず3人の家族は無
>>続きを読む

ハッシュ!(2001年製作の映画)

3.8

ゲイのカップルのふたりはひょんなことから、子どもが欲しい朝子という女と出会う。
世の中の偏見と差別に向き合いながらも3人は互いの思いを通わせながら、生活していこうと奔走する。

奇特な設定の中で、リア
>>続きを読む

友だちのパパが好き(2015年製作の映画)

4.8

こりゃ、気持ち悪いっていう人多めの映画かもしらんが、かなり好き。
ラストの病室で去っていく岸井ゆきの、石橋けい、平岩紙のリアクションが最高すぎた。
あのリアクションを引き出す吹越満、安藤輪子もそこまで
>>続きを読む

おしん(2013年製作の映画)

3.8

社会差別や偏見を超えて、なお生きる、ということが明治時代の身分社会を通して、色濃く描かれる。
一貫したテーマに涙を流してしまう作品。
小作人はもっと顔まで汚く、それが美しいというディテールがもうちょっ
>>続きを読む

東京物語(1953年製作の映画)

4.5

恥ずかしくも、やっとこの歳でちゃんとこの物語を見れた。
家族の絆や死がもたらす喪失感。
根底に流れる血のようなメッセージは普遍的ではあるが尊いやり取りである。
とみが亡くなるシーンの笠智衆の「そうか」
>>続きを読む

At the terrace テラスにて(2016年製作の映画)

3.8

「富裕層のお戯れ」と言うに相応しき、甘美で破壊的で厭世的な時間。

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.0

前作から引き続いて自由自在なアクションシーンは健在。
が、完全にアメリカン調に呑み込まれた感はある。
そういうものとして見ればかなり楽しめる作品なんだけど。
フェスでの作戦の一連は笑える。特に壮大な音
>>続きを読む

ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

4.1

景色良し、ライアンとサミュエルのキャラ良し、ベタな展開良し、の三拍子揃った映画。
ゲイリー・オールドマンも効いてくる。

ある朝突然、スーパースター(2012年製作の映画)

4.0

一貫して「主人公がなぜこうなったのか」という謎が残ったまま話が進んでいく。
えげつない暴力的展開。

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.5

社会批判を含有したスリラーとして、すごい面白かった。
鹿の剥製の正しい使い方と、
クリスの親友が電話でローズに詰め寄って、電話ブッチしたあとに「あの女、天才かよ!」って叫ぶのは、コメディアンの監督な
>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

5.0

次元の壁、SFの原理を超えた瞬間に涙。涙が止まらない。

午後8時の訪問者(2016年製作の映画)

3.6

ともすると退屈になってしまう時間がボディーブローのようにじわじわと心を痛めつけてくる。

おとなの事情(2016年製作の映画)

3.9

男はwindows、女はmac
パソコン修理屋はスティーブジョブズ