ぐりさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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十一人の賊軍(2024年製作の映画)

1.0

久しぶりのがっかり映画だった
序盤のスストーリーが始まり、タイトルが現れた瞬間(ダッサ…)となった
めちゃくちゃダサかった
ギャグかと思うくらいに

吉本芸人オンパレードなところも、大人の事情が垣間見
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存在の耐えられない軽さ(1988年製作の映画)

2.8

再視聴

なんと言っても、ジュリエット・ビノシュの美しさが、この世の者とは思えない
レナ・オリンの可愛さと妖艶さも、存分に現れている

原作は読んだことはないが、重厚な恋愛小説の世界観を崩さずに描かれ
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STRANGERS(2023年製作の映画)

3.2

とても魅入った
引き込まれた

展開も早いし、ロングショットも少ないのだが
とても好きだった
あ、でも
始まりは、シンメトリーなロングショットだったな

物語は、考察が苦手なわたしには、拾いきれなかっ
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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

1.8

うーん…
わたしはこの作品をどう観れば良いのか良く分からない

歌の演出は
ミュージカルというより、映画に歌のステージを差し込んだという感じ
歌もミュージカル的なストーリーを歌にしたものではなく、既存
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ジョイランド わたしの願い(2022年製作の映画)

2.3

家父長制とジェンダーのお話

上半身を画面の下半分に据え、横に移動する映像が好みだった
ハイダルとビバが初めて結ばれる部屋のライティングの演出は好きになれない
2人の顔が重なって蝶々の照明が重なるあた
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二つの季節しかない村(2023年製作の映画)

3.5

前回、きちんと観ることができなかったので再鑑賞

再度観なおして良かった
やはりとても美しい

開始早々に荘厳な雪景色
サメットが雪の中を歩き、後ろからソリ?のような乗り物が来てサメットを乗せていくシ
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最後の乗客(2023年製作の映画)

1.0

魂の彷徨い方、こういうふうに魂が死を理解していくのであれば、ちょっと面白いと思った

でも
急に亡くなった方は、死んだことに気づかない説に、わたしは納得感はない

設定は面白かったが
映画じゃなくても
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若き見知らぬ者たち(2024年製作の映画)

1.0

ストーリーは嫌いじゃない
あらすじは興味深かったから、原作は面白そう

演出により、その良さが壊された感がある
まず、制服警官が一人でぷらぷらし、道端で休憩し友人と雑談する
こんどはその制服警官が墓参
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.0

とても惹きつけられた

戦争で人が死んでいくさま、人が争うさまがリアルに感じられた
そして、それらに対してシャッターを切り続けるジャーナリストの衝動がとても伝わってきた

わたしも素人ながら、写真を趣
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ビートルジュース ビートルジュース(2024年製作の映画)

3.1

とても楽しかった
ティム・バートンはやっぱり最高だ

結婚式にビートルジュースが現れるシーン、インフルエンサーたちがいっせいにスマホを向けるのとても良い

強制的にミュージカルに参加させられて、歌わさ
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Cloud クラウド(2024年製作の映画)

2.5

黒沢清の作品は、作品によってわたしの中の大好きとイマイチがとてもわかれる。

今回はイマイチの方。
菅田将暉や窪田正孝の感情の入り方が不自然で、
感情の表現が分かり易すぎるというか、
大量生産された「
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ヒットマン(2023年製作の映画)

2.1

とっても楽しかった。
グレン・パウエルはかっこよかったし、めちゃくちゃ筋肉だった。

大学講師で、鍛えるシーン1個もなかったのに、あの筋肉はないでしょ
あの女優さん、中村アンに見えて仕方なかった

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西湖畔(せいこはん)に生きる(2023年製作の映画)

2.3

森のシーン、茶畑のシーンは、本当に圧巻で美しかった
多くの緑や、光と影、湿度が画面いっぱいに広がって、こちらに届いて、最高だった

その田舎の美しい自然の映像から、お母さんがマルチ商法にはまっていくシ
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エストニアの聖なるカンフーマスター(2023年製作の映画)

1.6

前作のノベンバーとテイストが違いすぎて、めんくらい

衣装はかわいいけれども映像があまり好みではなく
前作のノベンバーは何だったんだろうか
同じ監督とはぜんぜん思えない


途中寝てしまったのでなんと
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HAPPYEND(2024年製作の映画)

3.0

俳優さんたちの演技が、セリフや表情がとても良かった。
どうやって演技指導したんだろう。本当に放課後みたいだった。


しかしながら
画角や衣装などのビジュアルがあまり好みではない。

ストーリーも、う
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憐れみの3章(2024年製作の映画)

2.1

やっぱりランティモス好きになれないんだよな…
衣装やヘアメイクは大好きなんだけれどもね

第一章
支配され、支配からの恩恵を自らの力と錯覚し、支配から逃れるも支配からの恩恵も同時に失い、結局その庇護の
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SUPER HAPPY FOREVER(2024年製作の映画)

4.0

邦画っぽくない映画だなと思ったら、日仏合作なのね

紗がかかったような映像と伊豆の日本的な背景やノスタルジックなホテルの佇まいがとても良く合う
日本的な黒っぽい海や安っぽくて豪華絢爛なホテルの装いが郷
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ふれる(2023年製作の映画)

2.3

なんとなく違和感のある映画だった

まず、みさきとお姉ちゃんの距離感に違和感。
机に突っ伏して寝てしまっているお姉ちゃんのところにみさきがきて、二人でじゃれ合うシーン
なんか、仲の良い他人みたいに見え
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サウンド・オブ・フリーダム(2023年製作の映画)

1.3

とてもショッキングなストーリーでした。
映像作品としては、あまり好みではなかった。

オーディションという名目で集められ、誘拐されて、売られて性奴隷にされる。
あるいは、町中で攫われ、売られて性奴隷に
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本日公休(2023年製作の映画)

4.1

もても、とても、好きでした
好きな映画でした

いつもそこにいるお母さんがいなくなったところから物語が始まって
そこから少しずつ、
お母さんの毎日と丁寧な仕事や、子どもたちのままならない生活が見えてく
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SONG OF EARTH/ソング・オブ・アース(2023年製作の映画)

3.6

苦しいほどに美しい
氷河が崩れるシーンや、大きな水しぶきを上げて激しくぶつかり合う水流、たくさんの色であふれる木々たち、透き通るような湖、青い氷河と黒い岩

もう、ずっと感動が止まらない
ずっと苦しい
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ぼくのお日さま(2024年製作の映画)

2.3

昨日、ノルウェーの映画を観たあとということもあり、色味の薄さや淡さが気になる
日本ってたしかにそういうイメージあるな


ストーリーは序盤の先生がタクヤを気にかけて、スケートを教えたあたりからすでに泣
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ヒューマン・ポジション(2022年製作の映画)

3.6

とても好きな映画でした

街がとても美しくて
オープニングの画、階段を登りきった先から見下ろす、海と街の画に心震えた

アスタの家の中の映像も、部屋の入口との切り返しの配置や
朝食のテーブルを上から撮
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映画検閲(2021年製作の映画)

1.3

予告で気になって鑑賞した

うーん…
この手の映画は、やはり私の好み分野ではないんだなと、再確認


プロデューサーの後頭部からトロフィーが刺さって、口から飛び出すシーンや
映画内映画で、現実と演技が
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チャイコフスキーの妻(2022年製作の映画)

2.7

まずは出鼻で
チャイコフスキー役の方のピアノ演奏が下手で興ざめた
作曲家と演奏者の能力は別だとも思うが
チャイコフスキーは演奏の腕はイマイチだったとかいう史実でもあるのだろうか?

映像も美しい画があ
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石がある(2022年製作の映画)

3.6

わたしもこんな贅沢な時間を過ごしたいなと思った


城跡を見に来てみたが、特に見るものがなく
たまたま声をかけたおじさんに「下まで送るよ」と言われて、少し警戒しながらも車に同乗したり
その車のなかでと
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ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

2.9

河合優実のための映画だったな
河合優実の美しさが溢れていた

前半は、社会の中のカナの物語だった
引きの画が多かったし、周囲の音や周囲の人間性の情報が多くあったし、カナは周囲に呼応していたように思う
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

2.4

現実の苦しい世界も
セルマの空想のなかでは、
セルマの頭の中のミュージカルのなかでは、
みな、色とりどりで楽しいものになる

現実では怖い顔したあの人だって
空想のなかでは優しく私を受け止めてくれる
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箱男(2024年製作の映画)

1.0

最後まで観るのが大変だったし、最後まで観てもこれじゃない感が強まった

鑑賞後、あらすじを読んだ
原作を読んでおらず、あらすじしか読んでないけれども
確実に原作の意図は表現してないと思った

というか
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フォールガイ(2024年製作の映画)

3.8

楽しかったぁー…
面白いもそうなんだが、めちゃくちゃ楽しかった

アクションもギャグもファッションもストーリーも
全部面白い
最高のエンタメ

ジェットコースターに乗るよりワクワクドキドキするし
ヘタ
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ぼくの家族と祖国の戦争(2023年製作の映画)

2.3

戦争のなかで個人の感情が国にまで拡張されていくこと、あるいは国の思惑が個人の意思に侵食すること

それにより、誰かを傷つけることや傷ついている誰かに無関心になること

正義とは何か

大きな力の流れの
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雪の轍(2014年製作の映画)

3.0

開始早々、大好物の映像
美しい自然を引きで切り取り、佇む老人

見惚れる

ホテルの設えもとても美しく、窓から見える景色は絵画のよう

アイドゥンの部屋やニハールの部屋や農場主スアーヴィの部屋など、内
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GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

1.1

初めての攻殻機動隊
今までま周りに、黄好きを公言する人たちが多くいたが、興味が惹かれず今に至った

やはり
あまり好みではなかった

セリフが聞き取れない
通信相手、テレパシー?相手の声、海上でのゴー
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夜の外側 イタリアを震撼させた55日間/夜のロケーション(2022年製作の映画)

3.8

とても美しかった
暴力的な美しさだった

最初のイタリアの街並み
モーロが病院のベッドで横たわり、3人の閣僚が画面に顔を覗かせるシーン
画角の中に、コントラスト高く厳しい顔の3人のおじさんの顔がシンメ
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夏の終わりに願うこと(2023年製作の映画)

2.5

ソルとお母さんの関係がとても素敵だなぁと思ったり
療養中のお父さんは、なんでソルたちと一緒じゃなくて、実家で療養しているんだろうと思ったり
金銭的な問題なのか、働くお母さんの時間的な問題なのか

親戚
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ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

2.9

やっと観れた、
エドワード・ヤンだなぁって思って
クーリンチェを彷彿として

開始早々の披露宴でのから騒ぎ
その宴会のなかでいろいろなことが起きてて、宴会の出来事でいろいろな関係が見えてくる
面白い
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