TaiRaさんのドラマレビュー・感想・評価

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呪怨:呪いの家(2020年製作のドラマ)

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『呪怨』のオリジンというか、Jホラーというものがどんな時代から生まれたのかを振り返る作品だった。

作家で語るなら三宅唱より高橋洋の方なんだろうな。三宅唱としては監督業に徹した習作という感じも否めない
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コントが始まる(2021年製作のドラマ)

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金子茂樹のドラマ初。良いとこはあるけど、微妙なとこも確実にある。

売れないコント芸人の終わりゆくモラトリアムと、そんな芸人に人生を救われてしまう人間のドラマを今描く必要性は感じた。実用性のないエンタ
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大豆田とわ子と三人の元夫(2021年製作のドラマ)

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まず、坂元裕二が坂元裕二できる環境を作り上げた佐野亜裕美プロデューサーがスゴい。民放ドラマの意地。

思い返せば『大豆田とわ子と三人の元夫』は、とわ子の母の死から始まった物語で、その後も一貫して過去と
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今ここにある危機とぼくの好感度について(2021年製作のドラマ)

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現代日本の風刺劇を唯一成功させたのが渡辺あや大先生という納得感。

渡辺あやが『ワンダーウォール』の発展として書き上げた大学ドラマが、ある種のプロテストアートとして完成したのが面白い。国立大学を日本の
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マインドハンター シーズン2(2018年製作のドラマ)

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新シーズン棚上げで、もうこれでお終いかもしれないと思うともったいない。フィンチャーの監督回は特に傑作。

シーズン1は主にホールデンが中心で描かれていた。殺人鬼たちと呼応する様にホールデンの女性嫌悪が
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ゲーム・オブ・スローンズ 第三章:戦乱の嵐-前編-(2013年製作のドラマ)

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いよいよ面白くなって来た感じ。3シーズン掛けて徐々にファンタジー要素が強くなって行くのも今シリーズの上手いとこ。

第一章から第三章までが全体の第一幕になるのかな。第三章のクライマックスにあたる9話『
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有村架純の撮休(2020年製作のドラマ)

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有村架純に特に関心持った事なかったけどこれでファンになっちゃった。可愛いの当たり前だけど俳優としても良いなと思える。

「女優・有村架純の休日を創作する」というコンセプトのオムニバスドラマ。このコンセ
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ゲーム・オブ・スローンズ 第二章:王国の激突(2012年製作のドラマ)

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やっと舞台設定整った感じ。20話観てりゃ必然的に思い入れ増すので面白くもなる。

第一章はきっかけ、第二章は整備。混沌への整備。王が乱立して野望や目的がバラける。裏切りや独立が相次ぐから面白くなって来
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ゲーム・オブ・スローンズ 第一章:七王国戦記(2011年製作のドラマ)

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やっと観始めた。何だかんだ『ロード・オブ・ザ・リング』世代なのでこの手のジャンルはアガる。

第一章、10話使ってセットアップという感じ。内戦もホワイトウォーカーもドラゴンも本格的な話はまだ始まらない
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獣になれない私たち(2018年製作のドラマ)

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人が人らしく生きるために我々がすべき事と知るべき事は。人の尊厳、人への思いやり、人との繋がり。自分が自分以外になれない事。獣になれない私たちは人間としてどう生きるか。

自分を殺す女、自分を誤魔化す男
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アトランタ(2016年製作のドラマ)

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アトランタの日常、シュールレアリズム、オフビート。リンチ発、ジャームッシュ、カウリスマキ経由、北野武行き。

アーンは家がない。実家も追い出され、元嫁の家に居候。幼い娘の世話。うだつの上がらないホーム
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ワンダーウォール(2018年製作のドラマ)

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京大吉田寮の退去問題を扱ったドラマ。現在進行形の問題をドラマにするのも画期的。

大学側から一方的に寮の退去を命じられた寮生たちのそれぞれ。複数の登場人物を通して描かれる終わりの迫った青春、居場所の喪
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フェイクニュース(2018年製作のドラマ)

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野木亜紀子のドラマはどこかクラシカルな雰囲気が漂う。素養が滲み出てるのかもしれない。

新聞社からネットメディアに出向した女記者がひとつのフェイクニュースを取材する内に、そこから芋づる式に問題が浮かび
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宮本から君へ(2018年製作のドラマ)

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四半世紀近く経って完全再現された宮本浩の無様な人生に打ち震える。真利子哲也は新井英樹の伝承者として文句なしの仕事をしたよ。池松壮亮が宮本そのもので感動。負けて負けて削られて行くプライド。不器用にもがい>>続きを読む

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アメリカを荒らす者たち シーズン1/ハノーバー高校 落書き事件簿 シーズン1(2017年製作のドラマ)

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ハノーバー高校の駐車場で教職員の車27台にチンコの落書きが描かれた。犯人とされる不良生徒が退学処分されたが彼は無実を訴える。高校生が落書き事件の謎を追うモキュメンタリードラマ。

チンコ落書き事件とい
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anone(2018年製作のドラマ)

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生きていられない程の悲しみを抱えた人たち、息をするのも辛いけど、それでも生きていく。

後から振り返れば異色な1話で始まった「嘘」にまつわる物語。擬似家族による偽札作り、嘘の記憶、嘘の告白。いつか壊れ
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弟の夫(2018年製作のドラマ)

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双子の弟はゲイで、カナダで結婚し、そして死んだ。弟の夫が日本にやって来る。

これ以上ないほど誠実な演出。心に穴の空いた大人たちが出会い、そんな彼らを子供は無邪気に繋ぐ。同性愛について全てを分かる必要
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アンナチュラル(2018年製作のドラマ)

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ミステリードラマとしても二転三転する展開が面白く、同時に現代日本の抱える問題を早い段階で取り上げ、それに対する答えも提示する。傑作。

石原さとみの主人公が無理心中の生き残りである事が上手く展開に機能
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カルテット(2017年製作のドラマ)

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正しくなさを認め合う人間と出会えたら、それは幸せなのかもしれない。

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ツイン・ピークス:リミテッド・イベント・シリーズ(2017年製作のドラマ)

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デヴィッド・リンチの全要素が凝縮された18時間の大長編であり、彼の最高傑作。本来あるべき『ツイン・ピークス』の姿が初めて実現出来たと言える。笑いがあり、恐ろしく、斬新で、ロマンチックで、感動的なドラマ>>続きを読む

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ストレンジャー・シングス 未知の世界 シーズン2(2017年製作のドラマ)

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最高。前作に引き続き同時進行で複数のドラマを展開して行く構成は見事。一つ一つのパートが面白くて1秒も飽きない。町を襲う脅威もスケールアップ。新キャラもどんどん魅力的に見えてくる。マックス可愛い。それに>>続きを読む

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マインドハンター シーズン1(2017年製作のドラマ)

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デヴィッド・フィンチャーが再び猟奇殺人についての作品を撮る理由や今までの彼の作家性について改めて考えたりした。答えはまだ。

ホールデンとビルのバディものから、ウェンディの参加によるチームものへの流れ
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ハウス・オブ・カード 野望の階段 シーズン 2(2014年製作のドラマ)

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目的の為なら手段も選ばない鉄の心を持った人間たちの、わずかな人間性が垣間見えるシーズン2。が、たとえ落ち込んだとしても5秒で立ち上がるのがこいつらの恐ろしいところ。あちら側とこちら側のどっちに着くか、>>続きを読む

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ハウス・オブ・カード 野望の階段 シーズン 1(2013年製作のドラマ)

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ドラマ新時代の記念碑的作品と将来呼ばれるであろう傑作。フィンチャーが映画と同じ水準で作り上げたのだからそうなるのも当たり前か。目的を達成する事こそが重要であり、その為なら手段は選ばないという、この徹底>>続きを読む

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ストレンジャー・シングス 未知の世界 シーズン1(2016年製作のドラマ)

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80'sリバイバルの完成形。スピルバーグからスティーヴン・キングからとにかくサンプリングの仕方が上手い。ウィノナっていうキャスティングも最高だし。大人のドラマも高校生のドラマも中学生のドラマもそれぞれ>>続きを読む

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エージェント・オブ・シールド シーズン3(2015年製作のドラマ)

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チームを去るメンバーに無言で乾杯は泣ける。インヒューマンズでチーム結成とかアガる。

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エージェント・オブ・シールド シーズン2(2014年製作のドラマ)

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新キャラが結構好き。カイル・マクラクランに大役当ててくれて嬉しかった。

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エージェント・オブ・シールド シーズン1(2013年製作のドラマ)

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MCUの最初のドラマだったし、本編とどうやって合流するのかと期待してた。結局しなかったけど。

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ツイン・ピークス シーズン2(1990年製作のドラマ)

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リンチがほぼ参加出来ず、フロストも途中から抜けて後半はダレた。犯人分かるくだりと解決編は面白かったけど、その後がなぁ。打ち切りになるのも分かる。今となっては大いなる前フリ。

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ツイン・ピークス シーズン1(1990年製作のドラマ)

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映画みたいなドラマってここからかな。この頃はリンチとフロストのやろうとした事が上手くまとまってたと思う。

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