TakanoriIshikawaさんの映画レビュー・感想・評価

TakanoriIshikawa

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ザ・ビーチ(2000年製作の映画)

3.5

アレックス・ガーランド関連で。結果的には観て良かった。

「ファイトクラブっぽいな」と思いながら観てたけど、調べてみたら監督は元々ファイトクラブの映画化をオファーされてたんですね。対比して観ると非常に
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.5

映像美がすばらしい。雷鳴がかぶさる劇伴もよかった。男の嫌らしさと滑稽さをしつこく見せられるのと、終わり方もスッキリしないのであまりオススメはできない。

個人的には「複製された男」に近い。男がもつ男へ
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.7

雰囲気は抜群に良かったしタイトルが秀逸。ダーレン・アロノフスキー「マザー!」を思い出した。最後あと15分くらい足りない。

ターミネーター(1984年製作の映画)

4.0

時代と低予算を感じさせるところがあるとはいえ、脚本は抜群に良い。

ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.6

どつきあいは★5。パシフィックリム味のある戦闘シーンと小栗旬さんのアヘ顔が見どころ。コングはくつろいでるところが一番良い

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

ドラマ部分はうーんだったけど、ゴジラかわいくて全部許せる

トロン:レガシー(2010年製作の映画)

4.0

Disney+で再視聴。音楽はもちろん、雰囲気とデザインが最高。

RRR(2022年製作の映画)

3.5

カロリー高めの娯楽映画として楽しめた。エンタメのリアリティラインをギリギリで攻める実験的作品。

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.5

前評判から期待しすぎたかも。後半、手垢のついた「ロボットの反逆」になってしまいリアリティレベルもめちゃくちゃ。少女とミーガンが共依存することでどうなっていくか、をもっと見たかった。

オットーという男(2022年製作の映画)

4.0

後味よくユーモアもあって感動もできる。お手本みたいな映画。グラントリノを思い出した。料理と猫がいいアクセント。

都合のいい材料ばかり入れすぎ感はあるけど…。

ミナリ(2020年製作の映画)

4.0

おばあちゃん...😭
語りすぎずユーモアもあり良い映画を観た。

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.8

ときに記録映画的だったりブラックスプロイテーションへのオマージュっぽい演出が面白かった

屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

2.5

原作読んだしアマプラ配信してたので視聴。主人公とヒロインのやりとりは個人的にはキツかったが、明智さんは悪くなかった。

作品の肝である「ゾンビによって成立する時限式クローズドサークル」という設定が観客
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デッド・アンド・アライブ(2018年製作の映画)

3.0

オムニバスドラマの1エピソードの方が向いてそう。ツッコミどころは多い

ザ・セル(2000年製作の映画)

3.5

グロめな不思議の国のアリス。主人公が場違いに色っぽいアンバランスさが気になったが、精神世界での化粧と衣装で増した存在感はなかなか。

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.5

原作の再構成の仕方、主演陣の演技、アクションのキレの良さは良かった。チグハグな音楽と演出は残念。あと、小島の最後は、原作ほどうまくいってない

死霊館(2013年製作の映画)

4.0

直球でB級感漂うタイトルで避けてたんですが、さすがのジェームズワン、秀逸なホラーでした。

途中のゴーストバスターズ的なノリや家族混合の食事シーンもいい。でも、しっかり怖くて、ラストバトルの緊迫感やば
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.0

退屈する暇が一切ない非常によくできたエンタメ。父ちゃんにもニンマリ。

でも、オープニングのキレの良さから、もう少し深みのある映画を期待してたのでそこは残念。

ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

4.0

カーアクションのフロンティアを開拓しつづける人気シリーズの最新作。

バディ・チームものとしてのフォーマットが確立されてからは一定の面白さが保証されており、その上で無茶してくれる安定感。シリーズで常に
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マザー!(2017年製作の映画)

3.8

この監督は人間の不安や弱さを撮るのが本当に上手い。しかも演出が下品じゃない。

やっぱり、ローズマリーの赤ちゃんの影響ってすごいんだな、とか、世界的な宗教の男性性、権力欲を強く感じた。日本人からすると
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.0

音楽含めた音の演出は抑制的で良かった。撮影もハッとする場面がいくつかある。ドライバー役の女性は印象に残る個性を感じた。それ以外はまったく not for me でした…

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.8

年末年始に一気観したジョーダン・ピール監督の新作は、まさかのB級モンスターパニック。音と映像の迫力と、深海にいそうなモンスター造形はよかった。でも、ちょっと長いと思う。

シャマランの「サイン」を観た
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

コンサートからの家族の和解に号泣。ここまでで十分「泣ける」映画なのだが、そこで終わらない。

健常者と聴覚障害者のあいだの分断を認めつつ、そこから両者の成長が描かれる。組合や家族といった搾取の構造から
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エターナルズ(2021年製作の映画)

4.2

予告編の印象は「つまらなそう…」だったが最高だった。個人的には「ウォッチメン」を思い出した。

美しい歴史絵巻と登場人物のバックストーリーで、まったく初見のヒーローたちにも自然と感情移入できるし、派手
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.8

現代のマッドマックスというか、やっぱり大陸で最後に頼りになるのは車。

社会批判や重い描写は控え目で、ごっこ遊びで日常を楽しんだり前向きに生きていこうとする姿勢にフォーカスしているのが良かった。

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アス(2019年製作の映画)

4.0

途中ダレるところも感じたが、友人宅襲撃あたりから怒涛の展開と面白さ。敵の設定で「?」となってたところも、ラストでしっかり回収されててお見事。

バチバチに強いメッセージ性を感じるのに説明しすぎてないと
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.5

クリスの親友ロッドが軽妙な笑いとバディ感を加えていて、最高にいいバランスのホラー映画になっている。

超常的存在が一切出てこないけど、しっかり怖い。練りに練られた脚本。驚愕のラストに至るまでの伏線と暗
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「アンブレイカブル」三部作の第三部。二時間と若干長いが、興味を引く展開がつづき最後まで飽きさせない。

もちろん、バックストーリーとしての一部、二部があるからこそだけど、シャマラン作品の中では一番エン
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スプリット(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ネタ自体は知っていたのに最後で笑っちゃったので負け。幼少期のトラウマを抱えた登場人物だけが生き残ることにメッセージ性を感じる。

敵役が覚醒してからは面白かったけど、そこまでが物足りない。

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.2

少年と老人のロードムービーかと思いきや、傷ついた男が異邦の地で受け入れられる話でもありました。

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.3

「いや、こんなパッとしないキャラばかりで盛り上がるの?」と思いながら、いつの間にか好きになってるのがすごい。さすがジェームズガン。

普段は顧みられない弱き者たちの強さを、センスのいい音楽と演出で描い
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