竹肉考太郎さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

竹肉考太郎

竹肉考太郎

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続・猿の惑星(1970年製作の映画)

3.5

猿の惑星の続編。
前作キャラも出てくる正当続編。
今作の主人公は飲み込みがとても早い。

SFとしては面白いし、ミュータントもインパクト大。ただ、シナリオの展開はちょっとしょんぼり。

DVDの特典の
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利休(1989年製作の映画)

3.8

戦国時代の商人で、現在までつながる茶道の巨匠千利休の伝記映画。

流れは史実通りなので粛々と、ではあるものの三國連太郎演じる利休の名演と、暴君化していく豊臣秀吉を演じる山崎努の怪演が印象に残る映画。
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猿の惑星(1968年製作の映画)

4.0

古典ともいってもよいSFの名作。

世界観もしっかり作られていて、チンパンジー、オランウータン、ゴリラでヒエラルキーがある社会構造もあるのもよくできている。

そして特殊メイクが半端ない。
主人公が知
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.3

設定とキアヌがカッコいい。
世界観も独特なので引き込まれる。

ちょっと宗教ベースの設定が多いので
そこが難解かも。

その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

4.0

北野武監督の監督第一作。

一作目ながら北野監督の独特の間が出ていて、それがいい。

また、若いビートたけしの圧がすごくて、
迫力ある映画。

緩急の付け方がうまくて
「急」の時が唐突でいい意味で虚を
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クローズZERO II(2009年製作の映画)

3.4

前作同様山田孝之の存在感。

お話のあらすじは想定通り、ではありますが
山田孝之のキャラの濃さに色々のまれる映画でした。

クローズZERO(2007年製作の映画)

3.6

クローズの世界観を壊さずにしっかりと映画の中で再現してるなぁ、と。

ベタですがしっかりとヤンキー映画な感じで面白かったです。

クローズEXPLODE(エクスプロ―ド)(2013年製作の映画)

4.2

脚本は別の人が書いてますが、「青い春」の豊田利晃監督っぽい緩急のある映画でした。BGMの使い方が絶妙で、カメラワークもすごい好きな感じ。いい絵がたくさんあった印象です。

あと、永山絢斗と柳楽優弥はや
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アラビアのロレンス(1962年製作の映画)

3.4

実在の人物、トマス・エドワード・ロレンスがアラブで「アラビアのロレンス」と言われるまでの活動を取り上げた映画。

長い。長いですがまぁ話も面白いですし、アラビアの映像美もあいまり、そんなにつらくはあり
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プラン9・フロム・アウター・スペース(1959年製作の映画)

2.0

ティム・バートンも映画化した
「サイテー」の映画監督、エド・ウッドが作ったSF×ホラー。チープな部分も目立ちつつ、発想は悪くないとは思うのです。

作中にでてくる甦る女性の死人、ヴァンパイラはインパク
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SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

4.1

予告編を見る限り重めの内容なのかなと思っていたものの、実際は寂しくなる部分はありつつ、前向きな楽しい映画。

作中、現在の話と過去の話がいったりきたりするのですがその切り替えの演出がまさに大根仁監督で
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アクアマン(2018年製作の映画)

3.5

夏っぽい、海が舞台のDCコミックス原作の
アメコミヒーロー映画。

原作はあんまり売れてなかったそうだけど
映画は他のマーベルやDCモノと同じで良くできている印象です。

主人公アクアマンを育てるバル
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.7

もろもろ軽めの女の子が自分の誕生日に殺されてしまう運命に、その日をループしながら立ち向かっていく映画。

コメディホラー、との説明が書いてあったのですがホラー感は薄めでSFのループものとして楽しめまし
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TOKYO FANTASY SEKAI NO OWARI(2014年製作の映画)

2.9

不思議なドキュメンタリー?

SEKAI NO OWARIに密着した風な作品。

メンバー全員が見えない何かをみたり、
ギターのメンバーが子ども時代の自分と語り合ったり、ボーカルのFUKASEが自分の
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透明人間(1992年製作の映画)

3.7

SFの鉄板、透明人間モノ。
H.Gウェルズが書いた「透明人間」をはじめとして、基本的に透明になった自分に嫌気が。。という展開になりがちな中で主人公がわりとポジティブなのが異色。

ものすごい名作、とま
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

3.8

ジムジャームッシュな作品。永瀬正敏と工藤夕貴の日本人カップルがやっぱり印象的。

旅先の泊まった部屋の写真を撮りたくなる感覚がすんごいよくわかるし、それがいい感じ。

坂道のアポロン(2017年製作の映画)

3.4

漫画を読みきり、そのまんま映画も視聴。
尺の関係もあり、省略されてるところもありつつ、まぁまぁいい感じに再現されとりました。
原作はめっちゃ面白いので、なので楽しくみれました。

ディーンフジオカと、
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.6

青春映画だけど、ちょっと息の詰まるタイプの青春映画な印象。なんとなく夏っぽい雰囲気を感じる。青々とはしてないけれど、若いなぁとなる映画でした。

主演の一人、さちこの友達の彼女感がすごかった。

PARKS パークス(2016年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

時系列がいったりきたりでちょっと個人的には難解だった。

曲を完成させたら大学留年がかかった授業の単位をくれる大学(結果はどうなったのかは不明)、登場人物がなぜか突然過去にタイムスリップ。等々。

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苦役列車(2012年製作の映画)

3.3

まぁ見ていて苦しい。
人付き合いも、恋も、人生もうまくいかない主人公がもどかしくなる。

森山未來がそんな主人公をうまく演じるのでそれがまた感情移入しやすくなってやるせなくなり、主人公の言動に共感性羞
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火花(2017年製作の映画)

3.7

芸人を目指した若者の10年の物語。

どのくらい参加しているかまではわからないけど、脚本、豊田利晃監督っぽさが伝わってくる青春の若々しさとそれが終わる一抹の寂しさがある作品だった。

芸人「カルアミル
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サスペリア PART2 完全版(1975年製作の映画)

3.5

サスペリアから続けて、、って
サスペリア全然関係ない作品。
しかもサスペリアより前に制作されてるという。一本売れたから前作の日本語のタイトルガラっと変えちゃうのは大味で面白いですね。

それはさておき
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃ面白かった。
主人公たち三人の生き様と友情、登場人物の思いとキャラ立ち、お話の流れ、どれをとってもよかった。

尺は長めだけど全く気にならないテンポのよさだった。

あぁ、こここうなってほ
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サスペリア(1977年製作の映画)

3.5

イタリアのホラー映画。まぁ映像が赤と緑でビビッド。

ホラーなんだけど演出・セットふくめて全体的になんかオシャレな仕上がり。

主人公が寄宿するバレエ学校のタナー先生が超怖い。

あと虫。

宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.0

ドラマからぶっ続けで見た。

明るい話でもないし、息苦しくて重く、痛い展開が続くけどひたすらに愚直で不器用な宮本の生き様がマジで刺さる。

池松壮亮演じる宮本もすごいよかったけど、
ヒロインの中野靖子
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

4.0

ザ・アメリカンニューシネマ。

犯罪に手を染めていく二人がどんどん破滅に向かって進んでいくやるせなさ。
まわりの人物もどうしようもないのがまた。。

ただ、テンポはよく、見ていても退屈しない。

映画
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ファイナル・デスティネーション(2000年製作の映画)

3.8

ぶっちゃけバカ映画。なれど愛すべきバカ映画。んなことあるかい!と思ってしまうけどついついみてしまう。本来死ぬべき運命にあった人たちがどんどん「死」という最終目的地に向かっていってしまう恐怖たるや。。全>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.3

お話にも緩急があって飽きずにみれるし、
仕掛もあって楽しい。

ただ、東京の話なのにロケーションの関係なのか「花火課」があるなど非東京感(新潟の長岡感)がでてしまってたのが謎演出。

会社の同僚のニ(
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365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

3.0

一旦すべてのもの倉庫(トランクルーム)を預けて何も無い状態にしてから、1日一つずつだけ手元に取り戻していくという実験的なドキュメンタリー(買うのは不可)。

ハンバーガーを食べつづける「スーパーサイズ
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イントゥ・ザ・ワイルド(2007年製作の映画)

3.0

バックパッカーの若者がたくましく生きていくサバイバルノンフィクションかと思いきや、、まぁ、そうなるよなぁとも思いつつ、他人事ではないので決してバカにできないリアルさが印象的。

カリガリ博士(1920年製作の映画)

3.8

大体100年前の映画なので画質は流石に古い(戦前)。けれどしっかりとしたサスペンスになってるし、作中に出てくる謎の男「眠り男ツェザーレ」のデザインは本当に独創的でいい感じ。面白い。

ロボコップ(1987年製作の映画)

4.0

見たのが大分昔過ぎたので再度見直し。
展開のテンポがよく見やすくはあるものの、あぁ、やっぱめっちゃへこむ展開。
以前の記憶がおぼろげに残ってるのがトラウマ。

ロボコップ用の食事(ベビーフード)を開発
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奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール(2017年製作の映画)

3.3

奥田民生に憧れてた編集者の恋の物語。テンポよく見れるし、お話を通じて主人公が成長していくのも楽しめる。ヒロインが女子女子してますが、大根監督っぽい演出もよい。

ただ、楽曲以外はあんまり奥田民生関係な
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ドラえもん のび太のパラレル西遊記(1988年製作の映画)

3.0

西遊記を舞台にした大長編ドラえもん。藤子・F・不二雄先生が体調不良で入院されてた時期でもあるからか、他の大長編よりは異色な感じ(これだけ先生が書いたマンガverがない)。何故かひみつ道具があんまり出て>>続きを読む

イージー★ライダー(1969年製作の映画)

4.0

有名なbone to be wildが流れるイケイケなノリのまま見てくと展開にビックリする。

脚本、演出もしっかりしていて飽きずに最後まで見れるロードムービー。

ただ、スーツを来てアメフトのヘル
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スーパーサイズ・ミー(2004年製作の映画)

3.5

マックを食べ続ける不摂生の賜物のドキュメンタリー。みるみる変わっていく体調変化が圧巻。あいだに入るジャンクフード小噺も楽しい。