Tさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.5

米国中産上流階級のステレオタイプ。
庭のバラの品種の名前でしたっけ。
バラは、私なら、サントリーのアプローズを選びますけどね。一つでいいから。小さな家でも、庭でも。

セックスレス夫婦。
ビッチに見え
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.5

死体は、もう少し脂肪分があるのでは?とは、別の人が言ってました。


まあひでぇバイオレンスかつグロテスク。

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

4.7

地道に一歩一歩、そっと書類を集め、証拠を集める。気取られないように。あくまでも、ひっそり、静かに。カーゲーベーの見えない鎖を引きちぎるために。

ゲイライクな世界観。

まず、テイラーが、嫁を寝取った
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ソウル・サーファー(2011年製作の映画)

4.7

日本のプロが、片手縛ってサーフィンしたら、テイクオフすらできなかった。

あまりにハードな現実。
喰われたその海に、もう一度入る。
鮫を恨まない明るさ。


津波被災地のベサニーと少女のシーンは、パラ
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イグジステンズ(1999年製作の映画)

4.0

懐かしい。拡張現実とその世界を否定する。
ある人の言葉を借りるなら、

AIは、任意の死を無くすことにより、生を奪う。
らしい。

ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

4.7

リアルなCIAって、こんな感じだと思う。
高学歴かつ富裕層の人達が多いし。つまり育ちの良いボンボンやお嬢様。

ヒューミントの最高峰の現場では、着々と情報を拾いあげ、時には上司にすら怒鳴りつけ、自ら傷
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

3.5

庵野爆発。人間が、ミニチュアつまり1/6フィギュア位に進化したらメーヴェはあのまま飛べるらしい。

圧倒的に漫画版の方が良い。考えさせられる。

お任せ寿司コース:特上(但し、途中)

風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.5

いい。日本中の結婚式プランナーから、RPGによる報復を受けるくらい美しい結婚式。あああるべきだし、あれこそ結婚だ。


しかし、あくまで兵器を作る技術者なんだから。
今際の際に、カプローニさんと、21
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もののけ姫(1997年製作の映画)

5.0

賢しらに、ハンパな不幸を見せてんじゃねえ!のエボシ好き。クシャナに似てる。

売られた娘からハンセン病の人まで、買い上げ武装する。特にエボシはハンセン病の方の包帯を巻き治療する鉄火場の女。「生きるのは
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紅の豚(1992年製作の映画)

4.5

飛べない豚は、唯の豚さ?

カッコつけてんじゃねえ!!
庵野さんが、批判してたぞ!

イタリア人は、家族的な企業は猛烈に働く。ドゥカも、フィアットも、特にドゥカはホンダやヤマハよりずっと小規模な会社。
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魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.5

真面目に働く女の子の素敵な映画だが、

ニシンのパイは、うーむ。受けつけないなあ。

ホーキに乗ると、アソコが痛そうですな。逝っちゃったりしてw乗馬はそうらしいしね。
トイレの写真使おうとしたのは、無
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となりのトトロ(1988年製作の映画)

4.7

トトロ可愛い。サツキもメイも、結核の
怖さ。よく分かります。それに監督の家庭の事情を考えると、切ない。

しかし、あの辺の戦後って、手塚治の奇子みたいな、陰湿な家父長制が跋扈してたんじゃないでしょうか
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天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

5.0

リーテラトバリタウルスアリアロスバルレトリール


和牛ガーリックステーキ 大ライス サラダ・スープ付き

実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)(2007年製作の映画)

3.8

最初の殺人は、女同士の嫉妬から。
後は次々。内ゲバだらけで、警察と闘うより、内ゲバによる死者のほうが多かったというのは、本当でしょうか?

私の記憶では、「光の雨」とごった煮になっているんで、
あまり
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立喰師列伝(2006年製作の映画)

4.5

パトレイバーの、映画版パト2の原作。
OVAのほうだったかな?甲斐という男が出てきます。それを一度真似しました。ですが、猫舌なんで汁は飲めなかったです。

うん。ちなみに私が好きな蕎麦は、スノッブに、
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ヒート(1995年製作の映画)

5.0


しかし、空砲とはいえ下手すればガス壊疽起こしますから、実銃をあそこまで使うデニパチさんも、特にヴァルキルマーが、マガジンバチャッと替えるとこが素敵。

銃創を受けて、倒れこむシーンは現実に近いと思う
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人狼 JIN-ROH(1999年製作の映画)

4.5

クルツハールに、ラングハール。
相手は、凶暴さが取り柄のゴロン坊でもない。目的のためなら手段を選ばない、狡猾な相手だぞ。

一つの犬小屋に二匹の犬は入らない。
が、つがいにすればことは済む。どちらの血
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.2

ヒューマノイドに、管理を総てまかせてはイカンし、白巨人に友情も持てない。

大体、未知の惑星にルートと目的地を変えた上で着陸し、NBCR対策スーツも着ないで剥き身で上陸し、馬鹿でかい実をつけた大麦やら
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機動警察パトレイバー2 the Movie(1993年製作の映画)

5.0

荒川のモデルは北一輝でしょうな。
理不尽な「自衛隊」と言われる軍。
現場が一番苦労する。

2018現在でも東アジアでは冷戦は継続中。

装備の一括発注すら出来ない旧軍以来の
悪しき伝統。
砲科やヘリ
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ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

5.0

40代に入り疲れたルパン。
絵が動く。動きまくる。まあすごい。。

主題歌、「炎の宝物」や、オープニング含めて素晴らしい。「サンバテンペラード」
が流れる、オートジャイロを奪うシーンが一番好きです。
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.0

矢口は政界には敵か味方しかいないと云うが、フレネミーというファクターを知らんはずなかろう。
現在の政治的空隙を鋭く抉っている。

そして、ゴジラを「福音:エバンジェリカル」と捉えてしまうのは彼等らしい
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インセプション(2010年製作の映画)

5.0

駒は果たして、回り続けたのだろうか。
夢か、現実か。駒は止まれば良い現実であり、そうであって欲しいが、私の素晴らしくネガティブな勘は「止まらない」と判断しています。

我々が見る眠りの中の夢は理不尽だ
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.5

重力のみが、時間を超越できる。
ブラックホールに、自ら落ち、帰ってくる。更に最後は娘との約束を守り、生死を共にした新天地で待つ彼女の元へ更に旅立つ。

光すら曲げる極限重力に自ら落ち込む。
好奇心と、
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

5.0

淡々とした、素晴らしい人間ドラマ。

事故調査委員会の厳しさは、社会そのもの。
初めてフェイルセーフと言う言葉や概念を覚えたのは、航空機関連から。

イノセンス(2004年製作の映画)

5.0

私の、映画や思想における要石。
監督の魂を削った、最高作。

アニメーションにより、現代的アニミズムを解釈し、問題を提議している。
現代に於ける能楽、文楽だと思います。

前作やパト2は、できるだけ動
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ダンケルク(2017年製作の映画)

5.0

スピットファイアの、スピットファイアによる、スピットファイアの為の映画。

序盤は、派手さはない地味な空戦。
そしてスツーカの恐怖。

楕円翼と、あの羽の薄さ。
あれに、引込脚。
マーリンエンジンだろ
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.5

丸い絵柄 。アンダーワールドの弐番目のタフガキのジャケットに似てる。

ロールシャッハテストみたいな「文字」

平たくいやあ、タコが炭はいて、後で助けて。言葉で戦い、センソースンナ。ってんだ。

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アウトレイジ(2010年製作の映画)

4.0

静謐な音のする暴力の連鎖。絞りきったエロス。

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.5

前作に続き、凄まじいアクション。
バーで、ターゲットのボディガードと、肩を並べて飲む所は、クール。
しかし階段転げ落ちるシーンとか、命がけだなわ。
最後は、どうにもならんわな、ありゃ。
コンチネンタル
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.0

キアヌ暴れすぎ。ボディに数発、トドメに頭部にブチ込む。クラブでマガジン替えるとこ一番カッコいい。
影響されて私、思わずモデルガンを買ってしまった。

しかし、なぜプールでヨシフを始末するのを一瞬ためら
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

4.0

ガチのアクションなら、シャーリーズセロンすごっ!。ジョン・ウィックと戦わせてみたいが、時代設定が違うなぁ。

ちなみに冒頭のセット。部屋が、裏切りの
サーカスとインテリアが似てる。キャストも被ってるよ
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

5.0

凄まじい美術と、ストーリー。


ウォレスは、人間として、人間らしく、
狂人だ。

恐らく「籠の中の娘」を解剖し、調べ尽くすのが目的であろう。


但しウォレスは正しいこともキチンと言います。「彼女に
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