takoyaさんの映画レビュー・感想・評価 - 33ページ目

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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.9

娯楽作品としては満点に近い。レースシーンの迫力で満足度が違ってくると思うので、可能な限り大きなスクリーン、いい音響で観るべきやつ。
ストーリーの流れ自体は実話ベースのようですが、知識がない場合は事前に
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メゾン・ド・ヒミコ(2005年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

渡辺あやさんの脚本には人間の中にある合理的に説明できない部分を肯定する優しさがあって、ちょっとどうかなと思う部分もあったけど最終的には良いってなってしまう。
しかし、ゲイという設定とオダギリジョーであ
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ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

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10年以上前の大学生の頃にDVDで観ていたので大まかな筋は覚えていて、悲しい話として記憶していたのだけど、30代の今になって観ると不思議と幸福感の方が心に残った。「それもまたよし」と思えるようになった>>続きを読む

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.3

アクションがすごいのはわかるんだけど、キャラクターが立つ前に退場していくから、映画というよりもゲームのプレイ動画を見てる感じになるんですよね。
ジョン・ウィックがどういう奴なのかも未だに理解できないし
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ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん(2015年製作の映画)

4.0

線で描かずに色で画を動かしているのが面白い。特にキャラクターよりも空、氷河、吹雪といった自然描写に目が行き、印象派のような近代絵画が動いているような魅力がある。画をフルに堪能するという点では吹替のほう>>続きを読む

銀河鉄道の夜(1985年製作の映画)

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もちろん名作でしたが、昼食後というコンディションもあって前半ちょいちょいまどろみながらだったので、映画と自分の夢の境目が曖昧な状態に。。。これはこれで良い映画体験でしたが。

35mm

修羅(1971年製作の映画)

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最高だった。照明と撮影がずっとキレキレでモノクロのコントラストが美しい。悲劇なんだけど話運びは落語のように軽妙でところどころ笑える。
同じシーンを繰り返し見せる手法とかも含めアニメの演出(出崎、新房あ
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薔薇の葬列(1969年製作の映画)

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オイディプス王がベースになっており、伝統的な悲劇の枠組みの設定・手法を裏返すことで権威の転倒を図っていると解釈したけども、それ以前に普通に面白いし今見てもけっこう新しい。淀川先生の登場のさせ方は笑った>>続きを読む

田園に死す(1974年製作の映画)

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映像自体のパワーとテーマ性と演出手法の斬新さは今見ても楽しめるし、J・A・シーザーの曲は最高。
これってこういう意味かなと考えていたらちょこちょこバラしていっちゃうサービス精神も。

書を捨てよ町へ出よう(1971年製作の映画)

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田園に死す→書を捨てよの順で二本立てだったわけですが、映画自体のテーマ性と演出手法が一致していた前者に対し、こっちはやりたい演出手法をモリモリにしていてしかも長いので途中ちょっと辛くなってしまった。一>>続きを読む

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.0

なかなかの鬱映画です。
思っていることをどこまでどうやってコミュニケーションすべきか。家族にこそ思ってること言わなかったりするしねぇ。。。

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

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社会的な状況は現代と違うところもあるだろうけど、問題の本質は共通しているのでは。
しかし主人公めちゃくちゃタフですよね。。。世のシングルマザー、シングルファーザーはみんなそうなんだろうけど。

35m
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象は静かに座っている(2018年製作の映画)

4.4

登場人物の関係性がつかめるまではちょっと辛くて少し寝てしまったけども、後半からは独特なカメラワークにも慣れて世界観にどっぷり浸れた。
テーマ的には90年代後半の日本映画っぽい気もして、象を見ることに意
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