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そうだ、怒れ。やっとそれに気がついたのだから。失った愛の大切さも。
人道に背いてはいけない。
礼節正しく生きる。すると、自然と人は集まってくる。そういうこと。
呼び起こされる野生。
民主主義に必要なことは、敵を抹殺ことではなく、「踊らせ」ること。
「災害」としてではなく、「生物」としての「ゴジラ」。
奪われる必要のなかった命。引き裂かれる必要のなかった愛。
果たされた約束と、果たされぬ約束。
幽霊は比喩。怨嗟や愛の象徴。
いたいけな少女の夢は、やがて女の欲望へと変化し、その身を滅ぼす。
時間はたっぷりある。
大人しそうに見えるだけ。
亡き妻の歌声に導かれて。
ひつじのような羊飼いの兄弟の話。
まさに13歳の少女でしかなし得ないラスト。
自分以外はみな同じ。たったひとりの人を求めている。
ゼメキスの映画には魔法がかかっている。
やくざな弟が諸悪の根源。
「直感」とやらに足元をすくわれてしまった、哀れなおじさまの喜劇。
立場を捨て、しゃにむに突っ走るだけが恋ではない。それを強く感じた。
要所が杜撰すぎる。
愛した女のために生き、春を教えてくれた女のために死ぬ。
だれのものでもないということは、これほどまでに過酷だということ。
みんなどこかで歩く練習をしている。
過去の自分を克服した微笑。
あらゆる拷問もなんのその、痛快復讐劇。
目で見るよりも豊かに見る。珠玉の1本。
ふと『100万回生きたねこ』を思い出してみたり。「変化」することを恐れてはいけない。
長過ぎる余生。
ごくわずかなリズムの中に、自分だけしか触れられない世界の入り口をかいま見る。
まあ、そうなるだろうな。
エミリー・ブラウニングの魅力がいっぱいに詰まった120分。
父親思いのナイスガイ。
アクションはシリーズ随一。
「さあこれから」というところで終わる。
シリーズ化に期待。
