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うん、諜報員にも報酬がないと。
妻をまるでよくわかっていない夫と、そんな彼を知りぬいている妻。
切り拓いた極地。
すべてを一変させてしまうような再会。
このレビューはネタバレを含みます
父親にかけられた呪縛を解きに向かう男の話。
あばかれぬ真実。
皮肉屋は犬も食わない。
生身でぶつかり合った末に、ようやくたどり着いた境地。
才能とは、ある種の悲劇でもある。
どたばたと、人間の本質をえぐり出す。
心が通い合えば、その時点で言語の役目は終わる。
それでも希望を抱いてしまうのが、人間の性でしょう。
受け取る側の存在を常に意識すること。
生きるために他人の死を利用するところに、現代社会特有とも言える闇がうかがえる。
情感に捉われることなく、なすべきことをなせ。
描くものが変わった、つまりは目を向けるものが変わったということ。
傷口を開いてまでも、明らかにせずにはいられないこと。
ふたをする代わりに、いちごをあらたに加えました、そのほうが喜ばれるし。
虚構を生き抜いた人。
なにもかもが鮮烈である、目を背けることができない。
すべてを変えた、変えてしまった、哀しき男女の物語。
無声映画の極地。投身? いやいや、なんのその。
後進の世代として学ぶべき姿勢がある。
過去もそして今も、彼女が戦い続ける理由。
効率を優先する過程で、どれほどのたいせつなものを手放してきただろう。
いつの世も最後に笑うのは、その「資格」を有する者である。
ゲームの世界の住人たちも我々と同じような問題を抱えていると思うと、少しだけやるせない。
なるほど、「命の洗濯」である。
それぞれの都合。
「狭い世界」をくぐり抜けた先に見える景色もある。
あたらしく母になる女と、これから娘になる少女。
書くことで家族の未来をも切り拓いたきょうだいに拍手。
「モノ」から逃れたがる物好きな男の話。
独善でない民意を。
探しても見つからないのなら、世界のほうから語りかけてくるのを待つべきだ。異なるふたつの世界は時に交差し、それぞれの一部を反映しあうように存在している。
女子になった気分で鑑賞。