Taroさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Taro

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ジェニーの肖像(1947年製作の映画)

3.5

タイムリープ・ラブストーリーの元祖!?冴えない画家はジェニーと会うことで描くべき題材と出会うが、本当に望んだものは手に入らないという悲恋。
画商のおばちゃんが素敵。

プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.6

シチュエーションでどこまでもってけるか⁉︎というサスペンスだったが、個人的には結構、好き。

もちろん『CUBE』や『SAW』などの優秀な先行作品に比べると物足りない感じもするのだけれど、「上階から降
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.2

非常によくできた、最高精度のミステリー!

ミステリーを観るときに、どうしても「そのトリックに驚けるか?」「驚けたとしても納得感があるか?」…というハードルを設けて観てしまうが、本作はそれを軽々と越え
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悪人伝(2018年製作の映画)

4.0

凶暴な暴力団のボスと荒くれ刑事がタッグを組み、連続殺人犯を追う…という、めっちゃエンタメしてるストーリー。

手を組むまでを割と丁寧に描いているので無理が無いし、ヤクザの人海戦術と警察の科学捜査、女学
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Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)

3.2

ガイ・フォークスの仮面を被った無敵の革命家「V」と、彼に心惹かれていくイヴィー。

とにかくカッコつけまくるが、それがいちいちカッコいいのでセンスが良い。

オーケストラのBGMと共に爆破される議事堂
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.5

一生懸命、犯人を推理しながら観ていて最後、呆気に取られてしまった笑

見始めは「両津勘吉」的なコミカルさを感じたが、どんどんシリアスに。
(同監督の『パラサイト』も最初は貧乏家族の潜入ドタバタコメディ
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.2

いまさら名画鑑賞シリーズ。

度胸と愛嬌のあるボニーが良いキャラクター。
大恐慌時代を知らないので、なんとなく初動から軽率に思えてしまったが、転落していきながら居場所を探す彼らに肩入れして観た。
衝撃
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

3.6

むかーし観て、わずかな記憶しか無かったのでもう一度鑑賞。

かなりサクサク話が進むので全く飽きないし、とにかくキャラ造形がいい。

また、白骨と羽毛に埋もれた彼の“コレクション”などは不思議な清潔感す
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グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

3.5

熱心な社会主義者だった母の病状を悪化させないように、東西ドイツが統一されたことを隠し続けた息子のアレックス。
だが母もまたアレックスに言えない秘密を抱えていた。

たった数ヶ月で社会が変わってしまう、
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.8

ワンシチュエーションで小道具はほぼ電話のみ、という潔いサスペンス。

非常に良くできたシナリオで、電話の音声のみなのが逆に想像を掻き立てられる。
この緊急通報を通して、主人公自身の贖罪がなせれるの秀逸
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ヴィジット(2015年製作の映画)

3.6

良い時のシャマラン監督!w

ちゃんと「ここでどんでん返し!」というのがわかりやすく、かつちゃんとビックリできました。

気狂いピエロ(1965年製作の映画)

2.8

いまさら名画鑑賞シリーズ。

こ…これはすっかりシナリオに毒されてしまった自分にはハードルが高かった…。
いつか観直してみよう。

自転車泥棒(1948年製作の映画)

3.5

いまさら名画鑑賞シリーズ。

か…悲しい話だったな…。
家族のために必死に自転車を探すお父さんもだけど、息子・ブルーノの気持ちを思うと切なすぎる。
お父さんの仕事が見つかり、張り切って自転車を磨くブル
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

3.9

いまさら名画鑑賞シリーズ。

子供の頃、「もし両親が離婚したらどっちについていこう?」って考えた事があります。
幸い、我が家はそうならなかったのですが父親に家事能力が皆無だったので「100%母親につい
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カサブランカ(1942年製作の映画)

-

いまさら名画鑑賞シリーズ。

リックとラズロのイルザをめぐる三角関係ラブストーリー。
わかるんだけど、イルザの好感度が謎。
恋多き女がイケてるみたいなことなのか?

ナチスドイツへの感情や、パリを奪わ
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

4.3

観終わってもう、ハダシとりんたろうに会いたいよ。

時かけ×映画バカの最高青春ムービー!
恋と映画って一緒なんすね。

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.0

極道の道をも易々と踏み倒す、before暴対法が生んだ最後の怪物、上林!
そして、そんな上林を斃すために自らも警察の…いや、人間の道を踏み外す日岡!

二人の因縁は人外乱闘となり、血まみれのデスロード
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スカーフェイス(1983年製作の映画)

3.8

今さら名画鑑賞シリーズ。

キューバ移民のトニーの成り上がりと転落。
トニーをカッコいいと思う場面もあれば、どうしようもないと思う場面もあり。
凶暴で破天荒な生き方に圧倒される映画でした。
改心したり
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グッド・ネイバー(2016年製作の映画)

3.4

お調子者イーサンとIT通のショーン。
二人が仕掛けたドッキリに隣のグレイニーじいさんは!?

ホラーでしょ!?と思って観る人を裏切るラスト。これはこれでホラーか。

シナリオとしてはよく出来ているが、
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.0

たった一つを掴むために、それ以外 全部切り捨てる…という信念をまさか映画の編集シーンで描ききるとは…いや、恐れ入りました!

謎のニャリウッドという架空の映画の都に、デフォルメの効いた、というか効きす
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.5

圧倒的な映像と音楽による、Bellのライブシーンは圧巻だったし、アンベイルされてからの鈴の歌い出しには心が震えた!

…が、若干のシナリオやキャラクターの言動に「?」も付いた。

いくつかあるのだけれ
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街の上で(2019年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ良くできたシナリオに、普通なのに愛嬌あるキャラ、そして何より自分でも好きなのか嫌いなのかわからない「下北で青春時代を過ごした俺」という自意識がビンビンに刺激されて、よかった。

情けない、
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オクトパスの神秘: 海の賢者は語る(2020年製作の映画)

3.4

タコとの熱い友情!
いけないとわかっていたのに、傷ついたタコにエサをあげてしまったと苦悩する監督に、うっかり涙した自分が。(今週、仕事が忙しくて、若干 情緒不安定でしたが)完全にタコに癒された🐙💕

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

3.5

ハサウェイとギギの会話雲を掴むような印象を持ってしまったのは予習が足りなかったんだろうな…。
ギギが不思議ちゃん&エロ可愛いのはよくわかった。

キャラデザも作画もアクションも抜群に良かったので、この
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.0

前半の「これまでの義理と人情の任侠」と、後半の「人権を剥奪された反社」との対比が上手い構成になっていた。

けんぼうは、すごくヤクザの才能があったんだと思う。
闘争心、仲間への想いやり、曲がったことは
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ラブ&モンスターズ(2020年製作の映画)

-

ヘタレ主人公が彼女に会うため一念発起!モンスターだらけのシェルターの外へ!

ユーモラスなシナリオと、しっかりした造形のモンスターで快作。

透明人間(2019年製作の映画)

3.8

見えない恐怖に襲われる、秀逸なホラーギミック「透明人間」。

何度も作られたこのネタに「ソシオパス」を足して、目の下のクマが取れないヒロインを起用することで社会不安系サスペンスに仕立て上げていた。非常
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.5

いつか必ず来る、その日のための映画。

ノマド、高齢者、失業者…一括りにされてしまいそうな人達、一人一人に焦点が当てられる。それも、虫眼鏡で絞ったようにピンポイントで。
だから、心がジリジリと焼かれる
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オアシス(2002年製作の映画)

4.0

観始めて…「なんでジョンドゥはコンジュに花束を贈ったんだろう?」と理由を考えている自分がいた。

同情だろうか?優しさ?冷やかし?…と。

劇中でも「どうして私に花を贈ってくれたの?」とコンジュが問う
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.0

とんでもない時間と労力をかけた現代アニメ最高峰の表現を観た。

25年追い続けて後悔のない最高のエンタメでした。

さらば、僕のエヴァンゲリオン。

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.6

見終わってから検索してはじめてワンカットであることを知るw
あの没入感や臨場感はそういうことだったんですね。FPSゲームっぽいと思って観てました。
プライベートライアンに近いミッションながら、あちらほ
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ペット・セメタリー(2019年製作の映画)

-

リメイクだったんですねー
全然、知らなかった。

ペットの墓地(セメタリー)
その奥には死んだものが生き返る「腐った土地」があった。
娘が可愛がる愛猫が死んでしまい、不憫に思った父親は半信半疑ながら猫
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トランス・ワールド(2011年製作の映画)

-

どこまでも続く森に閉じ込められたサマンサは同じ境遇のトムと無人の山小屋に避難する。そこにもう一人の女が現れて…

なぜ、この3人なのか?
なぜ、森から抜け出せないのか?
なかなか良くできたSFミステリ
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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.8

仲良しの中年、タッカーとテイルが念願の別荘(ボロボロ)を入手!
嬉々としてフルリノベに向かうが、パリピ大学生達に殺人鬼と間違われ…

ホラーな勘違いコントw
しかも、最後は意外とアツい!

TENET テネット(2020年製作の映画)

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【ノーランが『まどマギ』を作ったら…?】

ターンドアを通った物質はエントロピーが縮小し、時間が逆行する。
…と文字にするとシンプルなのに映像にするとものすごく複雑!
時間を巡行するもの、逆行するもの
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ディス/コネクト(2012年製作の映画)

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あらすじを書くのが難しい映画。

群像劇で
①自殺未遂を起こした少年と彼をSNSでからかった同級生。
②児童ポルノサイトで客を取る少年と彼を取材する女性レポーター。
③子供を亡くしチャットにハマる妻と
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