安藤達彦さんの映画レビュー・感想・評価

安藤達彦

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レベッカ(1940年製作の映画)

4.3

まったく姿を見せないレベッカという女性が、見終わった後に頭の中にはっきり浮かぶ。

その美しさ、残忍さ実際に姿を見せないでこれだけ映画を観た人に伝える技術はさすが。

私はサイコより、この作品の方が展
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ブローン・アウェイ/復讐の序曲(1994年製作の映画)

3.3

トミーリージョーンズがいい。家族をじわじわ追い詰めていくところはどきどきした。

他にももっと緊張する場面が欲しかった。

大地(1937年製作の映画)

4.4

作品のテーマが明確で、それが全体を通じて表現されている。

お金や周りの人間に翻弄される男に比べて、妻である女性は自分の人生を見据えてそこに根を下ろしている。

だからこそ、最後の台詞が生きてくる。
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おまえの罪を自白しろ(2023年製作の映画)

3.1

今の裏金問題を見ているとこういうことも言いたくなる。ただし、誘拐はしないけど。

ストーリーの中心がわかりにくかった。犯罪と政治を噛み合わせようとしてうまく噛み合わなかった感じがする。

結果、登場人
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ドリームプラン(2021年製作の映画)

3.9

父親の考え方や行動力にも感心するが、それを支えている母親の存在があってこそだと思う。

母が父親にはっきりものを言いながらも、娘のためにとわかっているからともに支えてくれる。そこが素晴らしい。

最後
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ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

3.9

まず音楽が素晴らしい。オープニングからダンスシーンまで引き込まれてしまう。

若者の情熱や愛情などのエネルギーを表すのに、ミュージカルがとても合っている。

舞台もいつか観てみたい。

金の国 水の国(2023年製作の映画)

4.5

優しくてきれいな映画でした。

1番はセリフがよく考えられていて、言葉の使い方がとても良かったです。

主人公の男性が一市民なのに頭が良くて驚きました。

子どもたちがこういうアニメを観て、戦うよりも
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白鯨(1956年製作の映画)

4.4

まず、グレゴリーペックの存在感がいい。出てきた時に映画が引き締まった。

海のシーンはとても迫力があった。この時代にこのクオリティーは素晴らしいと思う。

鯨を倒すことに囚われた人間に周りが巻き込まれ
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カード・カウンター(2021年製作の映画)

4.3

自分の生き方にこだわりながら、周りの人に思いやりがある。

派手なシーンはないが、男のかっこよさが伝わってくる。

好きな映画でした。

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

3.6

演技が上手な役者の方がそろっていて、けっこう引き込まれた。

重岡さんの演技も禁じられた遊びより、こちらが好きでした。

ストーリーは、意外性はありませんでした。もう一捻りほしいかな。

耳をすませば(2020年製作の映画)

4.1

アニメは一度しか観てません。ぼんやりとしか覚えていませんが、これはアニメの後日談ですよね。

私はこの実写の映画が好きでした。大人になったばかりの二人が、悩みながらも助け合って成長していく姿は、見てい
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Winny(2023年製作の映画)

4.1

この事件のために、日本はコンピュータの技術が5年は遅れた。その時間はとても大きい。

検察の冤罪事件は、最近では大川原事件など罪を調べるのではなく罪があるという前提で公安警察が調べる。最近では、他国の
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ある男(2022年製作の映画)

4.0

本も読んだが映画の方がスッと入り込めた。それだけ出演している役者の方の演技が自然で素晴らしい。自分の名前に負のイメージがついてしまうとやり直せない。そのことに一瞬怒りを見せる妻夫木さんに救われた。

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.2

音楽が最高。すべての曲が好き。成功が人を間違った道に進ませる。そのことに気づけたのは周りの人のおかげ。そこがちょっと残念

市子(2023年製作の映画)

4.0

最初は観るのが辛いと思っていたけど、結局最後まで観てしまいました。一度見始めたら演技のうまさとストーリーに引きずられた感じです。

ワン チャンス(2013年製作の映画)

4.0

映画としては面白い。本人は自信がないのだが、周りのあたたかい励ましで成長していく。人との出会いが人生を左右する。

ノイズ(2022年製作の映画)

3.6

嘘をつくと最後まで突き通さないといけなくなる怖さを感じた。島のためと言いながら、結局は自分のため。

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

-

首を吊られても飛行機が落ちても死なないのにはさすがに驚いた。

劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室(2023年製作の映画)

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テレビドラマ同様に、チームが一つになって取り組む姿が好きです。

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

-

上原ひろみさんの音楽が好き。サックスよりキーボードの音に惹かれた。

大河への道(2022年製作の映画)

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一つの大きな仕事を成し遂げるために助け合った人たちの美しさ。最後の草刈正雄の殿様の優しさが美しい。