けごさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.2

子供の時ぶりに見たけど素晴らしいクリスマス映画だったんだね。フランクにはめちゃくちゃシンパシーを感じた。

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

4.5

とても人間らしくて最高。
決めた、辞めない!のシーンは号泣。

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

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子どもぶりに見てみたら見方が全然違った。 
ジェニーとお母さんが思ってたより残酷な人で、だからこそとても良かった。

右側に気をつけろ(1987年製作の映画)

5.0

『はなればなれに』や『気狂いピエロ』が最高傑作だと思いつつも1番好きな作品。
集大成だと思う。

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.7

否定的な意見もあるようだけれどもそこは王政に関するイデオロギーの違いなんだと思う。
自分は、抑うつの世界情勢にマッチしたかなりコンテンポンラリーな作品だと思ったし、登場人物全員が魅力的だと思った。
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RRR(2022年製作の映画)

1.6

トップガンマーベリックの時も思ったけれども映画としてかなりの強度があるのは認めるが、プロパガンダにはあまり共感しない。『バーフバリ』は、神話だからそれが認められるけれども、ダンスシーンも含め二元論的す>>続きを読む

エデンの東(1954年製作の映画)

4.7

主人公が、テーマ曲を口ずさむというメタ展開がこそっとあることに驚いた…

桜桃の味(1997年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

多分重要なのは、楽屋オチそのものよりも自殺志願の主人公が、演技する人だったという別の可能性(鑑賞者がわかっている事実だし、物語上は死んだか死んでないかわからない)を示していることで、実際に自殺する『鬼>>続きを読む

明日への地図を探して(2020年製作の映画)

3.5

『アバウトアタイム』と違って、倫理的な映画だと思った。別れを告げるというのはこういうことであるべきだし、恋愛というのはこうであって欲しいと思った。

ベイビーティース(2019年製作の映画)

3.8

とても好きな映画。
愛することは、生きることは複雑だというのを改めて実感した。

ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生(1968年製作の映画)

3.5

「人が人を食う」のは資本主義のメタファーだと言うが、本作は本当にその通りで、確かに我々は地下にいるか上にいるか程度の争いで時間を費やし、家を補強をすると言う労働をしながらあっけなく死んでいく。

エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

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むしろ『プロメテウス』のテーマを狭めてしまったようにも思えるが、続編を観て判断したい。造形は美しかった。

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

4.0

夏のはじまりにぴったりの映画。
PTAはやっぱり外れないな。
とにかく多幸感で溢れていて、しかも主人公たちが普通にいる顔で、荒れた肌やニキビの質感まで見える、ということに意味があると思った。フィクショ
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プロメテウス(2012年製作の映画)

3.5

『エイリアン』シリーズはかなり好きなので本作も素晴らしかった。アンドロイドのデビッドは、デビッド・ボウイであり、デビッド・リーンなんだろうなと思った。脚本に難ありって評判を聞いたけども人間は、支離滅裂>>続きを読む

卒業白書(1983年製作の映画)

3.5

『トップガン』も『カクテル』もこの映画も80年代のやたらうるさい音楽が気になるし、ストーリーがどこかモンタージュ的で話が入ってこないなと思っていた。しかし、今改めて観直して、『トップガンマーベリック』>>続きを読む

ソウ(2004年製作の映画)

3.4

昔観た時は「悪いことをしたらジグソウに罰せられる」というメッセージだと受け取って管理社会的で嫌な映画だなと思ったけれど見直して、むしろ「人生というのは誰が作ったのかもわからない理不尽なゲームに参加させ>>続きを読む

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

1.4

このレビューはネタバレを含みます

作り手にとってはいい終わり方だったかもしれない。エヴァがこう終わるのは初めからわかっていたわけで、だったらエヴァというシリーズ自体あんまり好きじゃないなと思った。最後実写になるシーンは旧劇のラストとは>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

2.5

映画的興奮があるのは間違いないが、ヴィランを無理矢理に「改心」させるのに抵抗があったのと、別次元で人を救ったところで意味があるのかよくわからなかった。悪い意味でマッチョな映画だなと思った。