もすりんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

くれなずめ(2021年製作の映画)

3.4

成田凌は常に目の保養だった。
だらだら続く高校生男子ノリのやりとりが、懐かしさ7割じれったさ3割。
こういうゆるい死の描き方、向き合い方は結構好きだけど、ちょっと冗長だった。
終盤のわけわからん展開は
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フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

3.3

あらすじ、YouTuberに取り上げられがち。フリーダやさしい。90年前のグレイテストショーマン

カリガリ博士(1920年製作の映画)

3.4

背景が可愛い。いいフレーズだな!と思うのがいくつかあった。写植をガン見するの楽しい。眠り男の顔がよかった

狂った一頁(1926年製作の映画)

3.6

音楽がめちゃくちゃ良くてびびったが、1970年代の後付けらしくて納得した。パーカッションの使い方がマジ日本。また、冒頭部分の映像表現が凝っていて好き。

モテキ(2011年製作の映画)

3.7

出てくるものすべてが懐かしかった。そういうカラフルな服流行ってたよね!わかる!ってなった。森山未來には終始イラついていたんだけど、まあ恋愛ってこういう感じよな、とも思った。

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

4.0

映像が綺麗! 人を本当に綺麗に映すなあと思った。お金がかかってる演出、イケメンと美女、現代的な音楽との融合もとても良い。あのシーン、ほんとに色が綺麗だったんだ…言えないけど…
目が離せない展開の連続で
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ぼんとリンちゃん(2014年製作の映画)

3.3

痛いオタク、言い回しのクセの強さをすごくよく描けていると思う。もはや聞き取れない名言も多々。

ストーリーは、オタク同士の恋愛ストーリーかと思ってたら全然違った…。ぼんとリンちゃん(とくにリンちゃん)
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.7

めちゃくちゃよかった。最初から最後までずっと泣いてしまった。今思い出してもちょっと泣きそうになる。
何かを失ったとき、何かが足りないとき、それを埋め合わせるように創作に没頭したくなる。真正面から向き合
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.3

すごいいい映画!!!焦ってる時に見るといいかもしれない。人間へのまなざしが優しくて、なおかつさっぱりした味付けの映画。自信が出る。
あと、成田凌の演技が良い…

街の上で(2019年製作の映画)

3.8

人間味があってよかった。今泉監督は不器用で、間の悪い人びとや風景を描くのが得意な人だ。
下北住んでたらもっと好きやったかな?

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.2

学生運動史に興味があるため、劇場公開時からずっと観たいと思っていた。主な関係者がまだご存命の今のうちに作るべき作品だったと思うし、貴重な当事者の声が聞けてよかった。
正直、学生運動史や68年当時の時代
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.5

サブカルチャーに一度でも身を浸したことがある人、特に破局経験がある人におすすめ。
サブカル男子/女子の描写にめちゃくちゃリアリティがあって(リアル、とはちょっと違う)色々考えさせられた。胸キュンはほと
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太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

3.7

めちゃくちゃ評判いいけど超絶怒涛のB級映画じゃね…?と不安になった。撮影裏話が面白すぎるので視聴後はぜひ調べてほしい。
主演のジュリーは、小松菜奈やあいみょんを想起させる、どんよりとした目が魅力的(老
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ソナチネ(1993年製作の映画)

3.9

全体的に乾いている。本当に乾いている。銃撃戦すら乾いていたので、言うほど怖くなかったような気もする。ヤクザの気持ちを1パーセントだけ追体験できた。死が軽い。されど重い。
印象に残る画面が多かった。
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音楽(2019年製作の映画)

4.2

なにも考えずに笑えておもしろかった!
音楽映画だけあって音楽の描写が細かくてよい。バンドがやりたくてたまらなくなる映画。不良の彼ら、始めた瞬間から全員音楽のセンスあってすごい(普通あんなにリズムキープ
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

4.0

ああ~~~~成田~~~~愛

映画版で消化不良な場合は原作も読むことをおすすめしたい。

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.4

最初っから最後までずっと泣いてたせいで半日経っても頭がいたい。

言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.7

Rainがめちゃくちゃ好きだし新海誠の中でもかなり好きな方

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

3.4

特に最初の方、背景の絵柄がCG感強くてリアルすぎるのに違和感があったけど、最後の方の描写はファンタスティックで好きだった。最後の15分間ぐらい、映像的にとても楽しめたと思う。女の子の不可解な行動も共感>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

三谷幸喜の「ラジオの時間」を思い出すような作品だった。製作現場(しかもチープなやつ)を題材にするとなんでも面白い。皆口を揃えて「前半部分は苦痛」というが、私は前半もそこそこ楽しめた……逆に、後半(特に>>続きを読む

バクマン。(2015年製作の映画)

3.6

原作とはかなり異なる・端折っている部分もある(中盤以降はほぼ描かれない)ため原作チェック済だと物足りないかも。一方、2時間でストーリーとして完結している。端的にまとめたからか、現実の厳しさ、キャラのエ>>続きを読む

ワンダーウォール 劇場版(2019年製作の映画)

3.6

ドラマの再編集版。演技面では、個人的にはちょっと関西弁の演技とか棒読みな感じに引っかかった。
この映画を観る人の層がわからない(京大吉田寮を知らない人も見てるのか?)けれど、意外とかなりリアルなんじゃ
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

とても印象深い作品だったので後からしっかりレビューしようと思ったんだけれど、感想を書いた紙を紛失してしまった。既にあやふやな記憶を辿ることになる……
主題歌の「フロントメモリー」がとても似合う、まっす
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少年メリケンサック(2008年製作の映画)

3.5

曲が良かったですね。向井秀徳。普通に面白かったし確かに宮崎あおいは可愛かったけど、正直ちょっと単調な感じがあった。波岡さんがめちゃくちゃかっこいい。

TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2015年製作の映画)

3.6

3年前ぐらいにみた。なんかめちゃくちゃゴチャゴチャしてた気がするけど、ネタバレの部分ですごい好きな展開があったからこの点数。あ、思い出した!天国と地獄があったんだわ。結構面白かったぞ。あと向井秀徳。や>>続きを読む

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.9

半分ドキュメンタリーみたいな感じ。ヒトラーが現代でコメディアンと間違われる、というアイデアがめちゃめちゃ面白そうだと思ったが、思ったよりも本当にブラックジョーク寄りの映画。現代の民衆の記憶の薄れ方がリ>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.3

最初、前情報なしでホラー映画だと思って見たらブラックジョーク満載のコメディで最高に面白かった。韓国映画ってこんなに面白いのか! 中盤からはドキドキワクワク、ゾクゾクするような波乱の展開。最後まで全く>>続きを読む

ラフィキ:ふたりの夢(2018年製作の映画)

3.8

よかった! スワヒリ語と英語のコードスイッチング! 感想は後ほど!

平成狸合戦ぽんぽこ(1994年製作の映画)

4.2

多分好みは分かれるけど、私はジブリ作品の中で一番好きだし見返したくなる映画。

まず、出てくるたぬきが本当にユーモラスで可愛い。顔が大好き。真剣なのにちょっとマヌケなたぬきたち。

全体的にノスタルジ
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ホーホケキョ となりの山田くん(1999年製作の映画)

3.5

昔から見たかった映画。
絵柄が良い。いしいひさいちの原作絵も可愛いけど、塗りとか線に「かぐや姫の物語」に通じるものを感じる。アニメーションも予想以上にかっこいい。
古き良き家族、一昔前の家族の泡沫話っ
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鉄コン筋クリート(2006年製作の映画)

4.1

10年ぶりぐらいに観た。
どのシーンを切り取っても映像がすごい。鳥肌が立つレベル。
町並みの風景は新世界のような、と思ったら中国・韓国とか東南アジアのような雰囲気もあって、不可思議。
暴力的なクロ、純
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.8

いつ観たか忘れたが、上映直後にサークル友達と映画館に観に行った。そのあと、わらわらとムーンウォークに飲みに行ったのが懐かしい。これは思い出込みの点数やな。
正直、京大生(or 京都・左京区の地理に詳し
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