temanekiさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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TAR/ター(2022年製作の映画)

4.0


繊細で大胆な 天才指揮者を演じる ケイト・ブランシェットがカッコよくて圧巻!

エンドロールからの始まり、徐々に彼女の人間性が語られ、ラストのオチまでの飽きさせない158分。

孤高の存在であるから
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ガール・ピクチャー(2022年製作の映画)

3.7


現代のフィンランドの女の子達を知りたくて。
3人の女の子、それぞれが壁にぶつかりながらも、真っ直ぐに向き合い悩み成長していく感じが、ティーンならではとしみじみ。
ありのままが自然に描かれていてよかっ
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.0


見逃してた映画
配信が終わる前に

みんなが一方通行の片思い。
受け止めてもらえない 持って行き場のない気持ちは辛いけど、
楽しかったりもする。
愛ではなく執着でしかなくなったり、複雑な関係…
型に
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.8


オープンニングから、キュンとして涙ぐんでしまった。
20代の5年間を共に過ごした2人のたわいもないけど、かけがえのない日常。
最初は同じものを見つめ共感していた2人が、時が経つに
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.9


マルチバースを軸に悪と戦うSF・アクション大作。
どこに辿り着くのなスピード感!
途中集中力切れて眠くなった😂

難題かと思いきや、分かりやすいテーマに落ち着いたラスト。

先週の劇場は空いてた🎦
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ホワイト・ノイズ(2022年製作の映画)

3.6



平凡とあるアメリカの町の家族の物語。
隣町での 毒性のある化学物質の流失事故で死を恐れるようになった大学教授が、家族を守るために逃げる様を風刺的に描く。

何言ってるかわからない雑音めいた家族の会
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エゴイスト(2023年製作の映画)

4.0

ポスターの印象と見終わった後の印象が随分違う。

2人の愛の物語からの展開が
良くできた構成と
役者の演技力。
威勢張って生きてる鈴木亮平と宮沢氷魚の儚さ、それぞれのお母さん役の阿川佐和子と父親役の絵
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ちひろさん(2023年製作の映画)

4.0

人に寄り添う。寄り添ってもらえる。
家族じゃないから出来ることもあるんだなぁと感じた。
どこにでも行けて、何にでもなれる。
関わった人には強い印象を残す、ちひろさん。

「どこにいたって孤独を手放さず
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.8

カメラアングルと音楽が良い。
思っていた以上によかった。
淡々と家族のわだかまり、これからを描いているのが刺さった。

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.0



仕事に結婚に子育て
30代女子が直面せざるを得ない現実。

タイトルからして、ベビーな話かなぁ思ってたら、そんなことはなく、軽快な感じで、映像も楽しめた。
ふとした一言に、世代間や価値観の差が現れ
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ほの蒼き瞳(2022年製作の映画)

3.5


陸軍士官学校でおこった殺人事件解決もの。
このまま終わらないなぁと思いきや、まさかの真実が暴かれた。
なかなか面白いストーリー展開。

それぞれのの悲哀、

静かな雪景色と、蒼い制服が悲しく美しかっ
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ユ・ヨルの音楽アルバム(2019年製作の映画)

3.7


連れ違いが続く10年間の2人の物語。恋愛あるあるだけだけど、ほのぼのしていて楽しめた。
同い年で 90年代の雰囲気や世の中の移り変わりも楽しめた。
主演キム・ゴウンとチョン・ヘインが可愛い!

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.3


ホラー的な分かりやすい怖さのない静かなホラー映画。
アイスランドの壮大な風景と、白夜が続く不穏さ。
北欧作品らしい、シニカルなコメディックな場面が独特。
羊、犬、猫の表情がなんとも愛らしい。
人間の
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神が描くは曲線で(2022年製作の映画)

3.6


立探偵のアリスは殺人事件の捜査のために、患者と偽って精神科病院に入院する…という冒頭からして、気になったサスペンス。

時間軸を巧みに使ったストーリー展開!
解決したと思いきや、最後の最後に観客に委
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.8

三宅唱監督の作品が観たくて。

3人の微妙な関係が じわじわくる。じゃれあい方がホント自然で、見入ってしまった。
機微を表情で表す 3人とも改めて良い役者。
函館が舞台っていうのも絵になる。

聖なる証(2022年製作の映画)

3.7

19世紀後半のアイルランドが舞台。
4ヶ月食べ物を口にしない少女を観察するために派遣された看護師。
なかなか展開の読めないストーリー。
宗教、家族の喪失、救い。

グリーン・ブルー・レッド
色が印象的
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最初の晩餐(2019年製作の映画)

4.0

父のお葬式に母が作る思い出の料理の数々を食べながら、幼い頃を振り返る。
家族とは? 語られ過ぎないところがよかった。
台本とキャストが良い。
特に少女時代を演じた森七菜が印象に残った。

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

4.0

新年1作目は気楽に観れる作品が良くて

痛快事件解決モノでやはり面白かった!
伏せんと小ネタも満載で、考察読んでたらもう一回観たくなってきた。ちょい役役が豪華キャストなのも好物

前作も面白かったけ
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.3

POP LIFE the Podcastで
オススメして気になっていた
聴覚障害のプロボクサー小笠原恵子さんをモデルにした映画。
主人公ケイコを演じた岸井ゆきのの、目力 パンチ 背中の表情 顔付きの変
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます


夫の死のトラウマを癒す自然の美しさ、音響も素敵な始まり。
徐々に異様な世界へと…
宗教的な象徴や、男性的な職業、メタファー。
男性性への批判を映像で表現されてるのは、分かりやすかったが、やりすぎ感も
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.5


死刑が求刑されているサイコパス…
人を惹きつけ、翻弄していく姿が最後まで、恐ろしい。
脇役含め役者揃い。
特に岡田健史がよかった。

英雄の証明(2021年製作の映画)

3.8


アスガー・ファルハディー監督のこの作品
もハラハラさらされるストーリー展開。
SNSに翻弄されていくのがリアル。イランのお家や食事風景、街並み、宗教習慣を観れるのも醍醐味。

1秒先の彼女(2020年製作の映画)

4.1


見逃してた台湾映画やっと観れた。
ワンテンポ早い彼女とワンテンポ遅い彼のラブストーリー。ファンタジー要素も楽しくて、心が暖かくなる作品でした。
チェン・ユーシュン監督の作品良い!

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.5

ジムジャー・ムッシュの「ナイト・オンザ・プラネット」に触発されて生まれた映画。と知りずっと観たかった作品。

2人が分かれたところから始まり、付き合い始めまでの6年間を遡る。

部屋のインテリアや、隣
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百花(2022年製作の映画)

3.8


距離感のある親子
血縁だからこその繋がり。

忘れられないこと。
忘れたいこと。
忘れられたくない。忘れてほしい。

表裏一体の感情と関係に、思いを馳せられる映画だった。

認知症を映像化として表現
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彼女のいない部屋(2021年製作の映画)

4.5

「家出をした女性たちの物語、のようだ」の情報しか解禁されてない。
現実と想像、過去と現在が交錯する中、
徐々に真実が明かされていく展開。
自分でカケラを集めて、繋げてドギマギしながらの鑑賞。
ピアノ曲
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説得(2022年製作の映画)

3.5

登場人物が、当時ではあり得なく現代版にしてあるのが興味深かった。
アンだけ 身につけているものがシンプルで現代風な印象を受けた。

EMMA エマ(2020年製作の映画)

3.6

数多くのドレス姿が可愛いくて楽しかった。帽子が好き。

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.5

観逃していた作品鑑賞。

なんと言っても色調が好き。

舞台となっている60年代の造形にも惹かれる。

お伽話のようで現実を反映しているストーリー。

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.8



主役の2人がとにかくチャーミングで魅力的。
若さ溢れてて楽しかった。

他キャストも音楽もよかった👍

髪の毛覆面姿サイコー😂

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.5


仕立て屋の所作が美しい。
気難しい仕立て屋だからこその力量。
愛することと憎むことは表裏一体な、スリルたっぷりの演出。
ダニエル・デイ=ルイスの演技は勿論、ヴィッキー・クリープスの演技も素晴らしかっ
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.5

ジム・ジャーム作品の常連キャストに惹かれて鑑賞。
ゆるくて静かなゾンビものコメディ。
生きていた頃に執着していた物に、死んだ後も縛られているゾンビたち。
ぶっ飛んだ設定であり、
クスッと笑えるところも
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