サンボさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

サンボ

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アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

4.6

戦争から目を背けず、それでいてこんな喜劇が描けるなんてスゴい。
ラストに向かうにつれ立ち込める暗雲とともに熱量も上がっていって、狂騒的なシーンはもはや笑いじゃなくて強さだった

万引き家族(2018年製作の映画)

5.0

底辺のメンタリティの描き方があまりにリアルなもんで、貧乏育ちの私は観ていて少し照れてしまった。

‪貧乏人ってのは悲壮的に描かれがちだけど、実際は案外脳天気に生きている。
思いつきで万引きして、仕事サ
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毎日が夏休み(1994年製作の映画)

3.5

おそらく当時はファミリー向けの王道エンタメ映画として撮られたんだろうが、今観るとシュールでサブカル臭プンプンな作品に見えてしまうところが面白い。

人に必要とされることの幸せが大きなテーマになってて、
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第七の封印(1956年製作の映画)

4.1

生と死の対比を思わせる白黒のコントラストが良い。ラストとか、絵にして飾っておきたいくらい

アイドルの涙 DOCUMENTARY of SKE48(2015年製作の映画)

3.0

曲中でメンバーの1人が痛みで叫びながら倒れてるのに目もくれず音楽に合わせて踊り続けるメンバーたち。
「舞台で倒れてもお客さんがいるんですよ。お客さん第一なんで」って、そんなん普通に客ドン引きだろ。
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道頓堀よ、泣かせてくれ!DOCUMENTARY of NMB48(2015年製作の映画)

3.7

実質沖田が主役の映画。
ファンとしてはもっといろんなメンバーにスポットを当てて欲しかったなというのもあるし、合間合間に入る朗読は余計だった。ラストは沖田ファンの喜ぶ顔まで映してほしかった。
アイドルの
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尾崎支配人が泣いた夜 DOCUMENTARY of HKT48(2016年製作の映画)

4.1

改めて指原の牽引力やグループ愛の強さに圧倒される。この人はスキャンダルやトークでなく、実はメンバーやグループのファンからの信頼で成り上がった人だよね。

過去につくられた映画なので、このあとメンバーが
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虹色ほたる 〜永遠の夏休み〜(2012年製作の映画)

3.1

まず、ぬるぬる動く作画が苦手だった。常にヨタヨタしてておかしい。
急に回想シーンが入ってくるのもわかりにくいし、主人公がタイムスリップした意味は?御都合主義すぎた。。

奇蹟の輝き(1998年製作の映画)

3.2

ビジュアル設計とロビンウィリアムズは魅力的だけども、ストーリーは冗長に感じる
夫婦愛、家族愛に入り込めなかった

僕らはみんな生きている(1992年製作の映画)

3.2

徐々にエンジンをかけてく感じとか伊丹十三っぽさがある。山崎努も出てるし。

しかし、三菱、キッコーマン、ソニーと日本の社名を誇らしげに叫ぶシーンは、今みると何とも虚しく響くな・・

犬神家の一族(1976年製作の映画)

3.2

このジャケットとスケキヨのマスク姿が強すぎてエキセントリックなイメージが一人歩きしているが、実際はそこまでカルト的でもなく、枠に収まった作品なのだった

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.9

政治と新聞社の関係性についてなんやかんやというストーリーなんだけど、根底には王道少年漫画のような勇気や正義が描かれていて熱くなった

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.5

昔はこの過激さに衝撃を受けて夢中になってみていた記憶があるが、今となっては特に響かないなー。
まあ普通に面白くはある。

クラークス(1994年製作の映画)

3.8

コーヒーアンドシガレッツ下品バージョン。
向こうは口に合わなかったけどこっちはなかなか楽しめた。飽き飽きするような日々にも常に事件は起きている。奴らと友達になりて〜。

ポストマン・ブルース(1997年製作の映画)

4.0

郵便配達員の主人公がたまたま高校の同級生の家に手紙届けにいったら指を詰めてる最中だった・・という冒頭から失速することなくラストまで突っ走り続けてた。

仕事がない殺し屋は普段出前の配達バイトしてるとか
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インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(2013年製作の映画)

3.4

コーエン兄弟の持ち味はあまり出てないような気がするけどまあまあ面白かった

自殺サークル(2002年製作の映画)

3.3

インディーズゆえに攻めてんなと思う部分もあれば、甘えてんなと感じる部分もある。
詩的要素が強すぎて話が破綻している、みてて色々とキツかった。

まほろ駅前多田便利軒(2011年製作の映画)

3.7

話はツッコミどころだらけなんだけど、
松田龍平演ずる行天春彦がパーフェクトすぎて愛せずにはいられない。
何かするときのBGMには何かとこの映画をチョイスしてしまう。ちなみに音楽はくるりがプロデュースし
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学校(1993年製作の映画)

4.3

50にもなって文字の読み書きができないオヤジやアホの子が沢山出てくる。
そういう人種をみるとどうにも茶化したくなるタチなのだけど、あまりの優しい世界に飲み込まれてまっすぐに感動させられてしまった。。

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.0

著名なミュージシャンとかが本人役で出てるのには確かにオッとなるけど、それだけじゃ1時間半ももたない・・
ほんとジムジャームッシュと相性悪いんだなと思う、寸止めみたいなさじ加減のユーモアとかも自分にハマ
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偶然にも最悪な少年(2003年製作の映画)

3.9

IWGPっぽいな〜と思いながら観てたらこっちのが大分ぶっ飛んでた。
色々荒いけどこの90年代のジャンクな感じ大好き。

ひかりごけ(1992年製作の映画)

4.2

倫理感とか情をまとって生きている人間が、極限の中でそういうものを静かに捨てていく様がリアル。人肉を淡々と食らう三國連太郎の怪演っぷりが凄まじい。

わらの犬(1971年製作の映画)

4.1

田舎に越してきた暴力とは無縁のインテリ旦那とノーブラ嫁が村のゴロツキにバカにされまくってブチ切れて、暴力を制するために暴力で抗うめちゃくちゃヤベエ映画なんだけど、めちゃくちゃ面白かった

イノセンス(2004年製作の映画)

3.4

押井守の作品には常に人を人たらしめるものは何か?という哲学があるんだけど、それを上手くストーリーに乗せられていなくてキャラに言葉で説明させてるだけだから眠くなる

世界観の構築もグラフィックに頼りすぎ
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恋する惑星(1994年製作の映画)

3.7

楽しい映画だったけど、後半の物語一本でよくない?と思ってしまった。冒頭に入る思わせぶりなモノローグも何のためにあったのかわからない

草原の実験(2014年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

衝撃的なラストと言われているもののほとんどは登場人物の死やら大爆発なんだよね。これも例に漏れず・・
セリフ無し、ストーリーに動きほぼない代わりに丁寧に生活を描写するという映画には欠伸が出てしまう。スイ
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タイムループ 7回殺された男(2016年製作の映画)

3.1

ベンチで目覚めると仮面の男に殺される・・という流れを無限ループする話。
良いところまで逃げても殺されるとまたベンチなのが本当にだるいし、しつけー!
死ぬとセーブ地点まで戻されるゲームみたいだった

葛城事件(2016年製作の映画)

3.3

街中で猪が暴走して人を殺しても事件じゃなくて事故だよね〜
っていう猪一族の話。まともなやつからフェードアウト

ケンとカズ(2015年製作の映画)

3.2

闇稼業に暴力描写満載だけど別に突き抜けたものは感じない
インディーズ映画あるあるみたいな作品だなってかんじ

人魚伝説(1984年製作の映画)

4.3

原発団体に夫を殺された妻が仇討ちのために駆け回る情念の映画。やらしいジジイは滅多刺し、悪玉は窓ガラスごと吹っ飛ばされプールで溺死。何度海に沈められてもしぶとく浜へと這い上がり、槍一本で大殺戮。なのに可>>続きを読む

ラストデイズ(2005年製作の映画)

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眠ってしまいマトモに観れなかった映画
かなりのニルヴァーナファンでも寝てしまうと思う

マイケルピットは実際のカートコバーンより顔が幼い、サングラスをかけた姿は似ているけどな〜

サスペリア(1977年製作の映画)

4.0

物語の整合性とか気にも留めず、夢中で観てしまった。B級なのに滑稽さを感じないよ。おもしろいし、音楽が最高。
で、主人公の女の子、西洋の島崎遥香みたいな顔立ち。