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「自分のことを卑下するから、
格下の男ばかり選ぶのよ!!」
ジンジャーに浴びせた金切り声は、ジャスミン本人にも超高速ブーメラン。
「自分のこと過大評価するから、
身の丈に合う男=生活を選択できないのだ>>続きを読む
原作:アゴタ・クリストフ
原題:"Le Grand Cahier"
(大きなノート)
「越境文学」と呼んで良いんだろうか。作者はハンガリー人で、第二外国語であるフランス語を用いて、時制はすべて現在形>>続きを読む
怒濤のtalk, talk, talk…
わたしはダージリン・リミテッド派!
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永遠の17歳なので、三度の飯より鬱アニメが好きです。笑
ミラン・クンデラの『存在の耐えられない軽さ』、ニーチェの永劫回帰ネタが浮かぶ。
いやはや救いがない。
永遠の思春期を生きるキルドレ=「ゲ>>続きを読む
すっとぼけたようなピアノが好き。
そして、これは恋愛映画なのだろうか?
『ブルー・ジャスミン』でウディ・アレンを見る目が変わった。
吉田大八と路線は似てるなと思う。
『マッチ・ポイント』も体力いる映画。しんどい。そりゃあ、マッチ・ポイントですからね。しんどいですよ。>>続きを読む
考え中。。
朝井リョウも吉田大八も、
どちらも非常に面白い仕事をする人だなと思ってるからこそ、
なにかが足りない気がする。。
もしくは、なにかが余計。。
この映画、薄気味悪いんだよね。
いや、ホント良い映画なんだけど。
大人になって改めて見直すと
結構無理がある箇所が多いことに気づく。
『ミューツーの逆襲』も「おや?」ってなったし。
子供用と見せか>>続きを読む
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20世紀を通して、オトコは論理的、オンナは感情的に描かれてきた。
男の人は、いつも女の事「メンヘラ」とか馬鹿にするけど…………
お前もなっーーーー!!!!
という感じの映画。
これは下手するとW>>続きを読む
留学あるある。
なんかこれ面白いからこそ、惜しい。なんか詰め切ってない。
いや、良い映画です。叩き台として。
ドキュメンタリーという手法の勝利。
彼らがずっと観てきた映画なんだっけ?アメリカのマフィアものだよね、たしか?
9.11で実感したけど、
アクション映画とか〈娯楽〉映画は、〈虚構〉を〈虚構〉として>>続きを読む
小鳥か子猫かのような女の子、フランスの田園、音楽…… 静かで美しい…趣味として大好きな映画。
最後麦わら帽子が流れてゆくところが………
--♪ The water sustains me with>>続きを読む
私の人生、超最高! だけど、生まれて来ないで済んだなら、それが一番よかったな。
…って感じ。
はい!どうせ、わたしはこういうブルジョワ映画が好きな、いけすかない奴です!ボロボロに泣きました!
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まず初めに、これは大変独りよがりな作品で、決して良い映画の部類には入らない。綿矢りさの『蹴りたい背中』が嫌いなのだが、そのセオリーで行くと、『ハリヨの夏』も嫌いということになる。
にもかかわらず、こ>>続きを読む
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間違いなく傑作。吉田大八の中で一番好き。西原理恵子の中でも一番好き。
ピアノも好き。
ジェンダーむずかしい。。
「田舎の漁港」で、夏木マリ率いる《パーマの世界》で暮らす「女」たちの話。
そこ>>続きを読む
①馬鹿で
②淫乱で
③美しい
〈女〉をこのように単純化して表象するとき、映画には何が起こるのだろうか?
『ベティ・ブルー』然り。
『ニンフォマニアック』然り。
そこには、〈女〉の対照としての〈>>続きを読む
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原題: "La Vie d'Adèle"
(アデルの人生)
米版の"Blue is the Warmest Color" がmisleading.
宮台曰く、
「これは完全な社会派映画。
断じ>>続きを読む
スパイク・ジョーンズ監督は、本当にセンスある恋愛映画を作ります。
〈ニンゲンってなに?〉
という問いに、「人間でないもの」を用いて、逆説的なアプローチをかけてゆくのが、この監督の手法。
まあ>>続きを読む
"Undateable!"
これってわたしのことですか?!
理屈抜きに大好きな映画。