deiさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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パーフェクション(2018年製作の映画)

3.5

こういう映画はこれでいいのだ、という誠実なやり切った感がある。あっという間に目まぐるしい展開が起こっていくので楽しい。

グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

2.5

なんだろ、マジックだったし種明かしもあるのにカタルシスがやってこない。繊細な手仕事や職人の技術をみたかったのであまりに大掛かりなプロジェクト的なマジックだったので、これは金とスポンサーによるものだ、と>>続きを読む

グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

3.0

何気なく登場してるあのすぐに眠らせる薬めちゃくちゃすごい。グロ映画は多々ある中で殺し方のレパートリーはそんなに珍しいものじゃなかった。

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.0

まず何よりファッションというものがどういう位置付けにあるかという点。アン・ハサウェイ演じるアンディは役柄としては地味で垢抜けない優等生タイプではありつつもちろんルックスとしては最高であることは間違いな>>続きを読む

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.5

なんかたまに見たくなる映画。これあんまり女って怖いとか女性らしい恐ろしさというより、たった一つの際立った計画性や周到さの個性を持った人間の話なのがいい。ただ、でも凄いのが女性に付き纏う"感情的"という>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

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ブラッドピットが今、この時代にこの映画に対してどう思っているかを話してみて欲しい。

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.5

知性が感情や良心の箍を外し目的に猛進する冷酷さ、それをただ無機質なだけでは無く逼迫した表情で描かれるエンタメ。知性や専門的に天才的な知識や技術というものが割とオタク的であったり世間知らずな学者をベース>>続きを読む

ローマの休日(1953年製作の映画)

3.5

心が落ち込んでいるときにみた「人生はままならないんだ、そうだろう?」のセリフで泣いた記憶がある。

神々のたそがれ(2013年製作の映画)

5.0

人間が文明的に振る舞って何かを見下すことも簡単だけど、一体なにが人間を人間たらしめ、こうした他者の生活や社会を見てどんな立場からそれを批判することができるんだろう、自分が当たり前に享受してる生活ですら>>続きを読む

ライフ(2017年製作の映画)

3.5

すごく楽しめた。従来のパニック映画の最も厄介な欠点「いや、普通に考えてそんなことするわけないじゃん…」というところがほぼ無く純粋にパニック映画として良作。真田さんもライアンレイノルズもレベッカファーガ>>続きを読む

コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

3.0

アーミー・ハマーとヘンリー・カヴィル、どちらもカッコ良さがダダ漏れ。個人的にはアーミー・ハマーが大好きなんだけどヘンリー・カヴィルの完全無比な美貌ってめちゃくちゃスパイ向きというか。ここまで王道的な格>>続きを読む

007 スペクター(2015年製作の映画)

3.0

どうでもいいタイミングでキスしてセックスに持ち込んだりつまらないシーンで下品な一面を見せて紳士なイメージに粗野を取り入れたり、まぁある程度は007の伝統芸能みたいなもんだけど…でも今回は長いし緊張感も>>続きを読む

ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

4.0

RGBが見たいと思ってその前にこの映画を。まず邦題がやだな。信じるや未来や逆転という耳障りのいい言葉でまとめてsex (性)という原題にあるテーマを邦題に入れないと言うのがそもそも日本における性の後進>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.5

彼女たちはクレバーで将来のこともしっかり考えてはいるけど、その上でさらに今その瞬間を楽しもうという姿も、賢さと同じくらい愛おしい。彼女たちは傷つきもしたけどそれをただの悲しい出来事に終わらせなかったの>>続きを読む

バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

4.5

最近ハンガーゲームを見て思い出して再見。ハンガーゲームの100倍面白い。主人公の翻弄のされ方や北野武の役所もいいし群像劇として脇役キャラクターがとにかく好き。彼らの死を盛り立てるような悪趣味で美しい青>>続きを読む

ハンガー・ゲーム(2012年製作の映画)

1.5

そもそも設定が微妙…。別にSFファンタジーに悪趣味とか言うのではなく、これだけ人に不快感を与える設定を持ってきておいて前半の描写のほとんどには効果が感じられない。ようやく前半を終えてやってきた戦闘もま>>続きを読む

ニーチェの馬(2011年製作の映画)

5.0

人間の営みは映画にしてしまうとそれがどんな内容であったとしても観測の対象になってしまう宿命がある。たとえば無人島にたった1人の存在を映したとしても、そこに誰も観測者がいない世界だとしても、その画面にあ>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.0

とにかくパティンソンが最高だしど昔からどんどんその成長に感動する俳優なんだけど、デビッキの役の適当さは一体…?なんかノーランって描きたいものへのこだわりはすごいけどそれ以外でゴッソリ抜け落ちることある>>続きを読む