音楽がうるさかった。世界とのズレを自覚しながら、それでも漫画を描き続けている藤野の背中から放たれる、孤独や覚悟みたいなものが薄れてしまっていた。
劇伴はいらない、なんなら台詞もミュートでいい。耳栓をし>>続きを読む
終始ゴチャゴチャしていた。観づらいし疲れた。もっとシンプルに、複数勢力が入り乱れるお宝争奪戦をやってほしかった。観客を舐めたラブコメなんて入れなくていい。
とりあえず、人気キャラクターを多く出して映画>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
よかった。でももう一回観たいかと言われたら、何とも言えない。もう満足しちゃった。
設定とか面白くていいね、グロ描写もグッド。特に顔面を何回もブン殴る場面とかよいです。そんな感じで本当に、画面に映ってい>>続きを読む
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みんなもっと人を愛そう。愛だよ愛、セックス!!
この殺伐とした現代に愛の尊さをひたすらゴリ押すという、あまりに単純かつ馬鹿馬鹿しいラストに感動してしまった。しっちゃかめっちゃかなテレビ版を観ていた身か>>続きを読む
女が金庫を足で開ける。その中に爆弾を入れる。女がトコトコ逃げる。そして金庫が爆発。この場面が好き。ちょっとショボくて寒々しく、乾いた爆発音が空虚で凄く暴力的。何回も観ちゃう。
OVA版はまだ観ていない。出てくるキャラクターが、どいつもこいつも悪い意味で真面目。特にガトーさん、真面目すぎ。つまんない。もっと肩の力を抜いてさ、グラサンかけてノースリーブでも着たらどうよ。
何もない。空っぽだった。『ミニパト』くらい短かったら許せた。
リドリー・スコットがサァ、師匠がサァ、と思いつきで喋っているシネマシネマの方が100倍面白い。
あの手この手で省略して40分に圧縮。なんかそのやり方が妙にテクい。物語の山場とそうじゃない場面を均等に省略しちゃっているから、観ていて平坦さ、距離感みたいなものを感じちゃったけど。その感触が、似てると>>続きを読む
過剰にキラキラしている風景のおかげで最後まで観れたけど、突っ立ってお喋りしているだけじゃつらいよー。
キャラクターが喋っている事と画面が分離している気がする。
ワンカットで人が殴られたり撃たれたりしていた。『シンドラーのリスト』がそうだったけど、立っている人が地面にぶっ倒れるって結構迫力がある。観ていて興奮した。次の映画でもこの調子で、ワンカットでの暴力表現>>続きを読む
デンゼル・ワシントンとイタリア、の組み合わせが微妙。映っているもの全てに興味を見出せず。観ながら、面白かったあの『イコライザー2』と何が違うのだろう、と考えていたら寝てしまった。
知らない人達の営みを家の窓から眺めている、みたいな感触がある。その近すぎず、遠すぎずの距離感は、決して冷淡なものでは無く、優しさに満ちていて心地よい。
前作をたたき台にして、ぶっ壊れてもいいから好き勝手にやっちゃう続編最高です。
人生、他人と触れ合ってナンボや。それが嫌ならクソつまらないサイクルを永遠に独りで回すしか無い。前作『魂のゆくえ』同様、説教臭さ皆無で内容は重苦しいものの観ていて気持ち良かった。
光と影を巧く使う、カメ>>続きを読む
ロボットと女の人がセックスして宇宙人達がグダグダしているだけでオチも何もなくそのまま終わり、のエピソードが作中で一番好き。ユルユルで最高です。
田舎という箱庭で、外に出れば近所の奴らに白い目で見られ、家では親が毒親。とりあえず生きてる人生に行き詰まった男が、夜な夜な人をぶっ殺しまくる。それと同時に、夜の町をバイクでかっ飛ばして、クラブに行って>>続きを読む
人間にはコントロール不可能なモノが、登場人物の後ろで渦巻いている感じがして興奮した。
この世界は謎と理不尽の塊。理解したと有頂天になって気を抜いた瞬間に、梯子を外されてあっけなく死ぬ。
中身スカスカで馬鹿でクソつまらない男が、周りの奴らに死ぬほど見下される。その周りの奴らは人の悪口しか会話のネタがない低脳さ加減が出まくっている。レベルの低い地獄がずっと続く前半は好き。
後半は賢そうな>>続きを読む
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ハリウッド映画を目指している頑張りは好き。でも大作邦画の様な感動を強要させる作りは嫌い。航空自衛隊出撃からの遺憾の意を表明は、日本が没落している感じが出まくっていて笑った。かなしい初笑いや。
最初の方に出てくる白い車に乗ってどこかに行ってしまう女性はなんなのでしょうね。物語と何か関係あるんですかね。あの世界に実在したのか、もしくは男がシコシコ考えた妄想が具現化したものか、成仏されずにうろう>>続きを読む
死の予感をベタベタに塗りたくって決定的な瞬間を見せる最高に趣味の悪い(褒めてる)オープニング。からの次第に映画の進み方が蛇行し始めて、最後はガス欠気味な終わり。なげやりな感じで困惑した。ただただ何とも>>続きを読む
細かいところが超都合よくて、前半でガス欠気味だったけど、新海誠は頑張った。偉い。今回、自分の童貞話から卒業しようとチャレンジしている。というか、もう自分のことがテーマだとアニメを作るのがキツくなってき>>続きを読む
見た目が豪華なだけで結構薄っぺらいアニメだと思う。寝る前に布団の中で考える妄想みたい。キャラクターとかどいつもこいつも五分で考えたようなのばっかり。花澤香菜の年上お姉さんなんかも好きになれず、金麦とか>>続きを読む
内田朝雄がいいね。女を襲う場面とか人間じゃなくて動物みたいだったもん。これぞ邪悪だ。邪悪。
日本と香港を足して二で割ってアメリカをひとつまみしたみたいな無国籍な街並み(東京タワーが映っていたような気がしますが)で、人生に疲れた軽薄な人達が彷徨う、そんな映画の前半が大好き。心に染みる。
地に足がついていないお馬鹿な夢、知らない誰かの死に間際の走馬灯を見ている感じ。心温かいけどペシミスティックという中途半端なぬるーい温度感がいい。深刻ぶっているものより胸にくる。クマちゃんの雑な着ぐるみ>>続きを読む
今ではもう見ることができない風景、ガサツなおじさん達のイチャコラが楽しめる。少しほっこりした。
アニメ版『耳をすませば』を観客に意識させない方向ではなく、むしろ積極的にアニメ版に繋げようとするものだった。駄目だろうなと思いながら観ていたら、案の定それは見事に失敗し、ひたすら自爆しまくっていた。何>>続きを読む
みんなで歌を歌う場面が素晴らしい。気持ち良く歌っている人達の姿を観て元気になれた。嫌いな奴に日頃死ねと念じている自分の小ささに恥ずかしくなった。自分の生きている世界は、世界をより良くしようとした死者達>>続きを読む
最初から最後までカッコつけた映画だった。特にあのラストは作り手のドヤ顔が感じられた。サラバンドなんかを流したりしちゃって、観てるこっちが恥ずかしくなった。
女児のおパンツ丸出しが多すぎて気持ち悪い。パパンダとかロリコンおじさん(宮崎駿)にしか見えなかった。でもアニメとして面白いし、終盤の活劇的展開は熱かった。
このアニメを褒めたいけど、どうしてもあの白い>>続きを読む
話の展開が平坦かつモタモタしていたので少し寝た。回想シーンが多すぎて集中して観れず、伏線がどうだとかよくわからなかった。『ピクニックatハンギング・ロック』に出てきそうな岩があったことくらいしか覚えて>>続きを読む