TtTさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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ぜんぶ、ボクのせい(2022年製作の映画)

3.2

オダギリジョーは、カッコいい役よりも今作のような役の方が、個人的にはハマっている気がする。2万円、ジョニーのくだりでの優太とのやり取りはおもしろかった。
子役の子も、声変わり直前という感じで、まだ大人
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

終盤の妻に原、松田、新谷、相沢が山本からの遺言を伝えるシーンは、各々の家族との状況も重ねられていてより感動が増した。
戦争は誰一人幸せにしないと改めて感じた。

青い春(2001年製作の映画)

3.6

撮り方、音楽を流すタイミング、黒の使い方など印象的。
キャストもそれぞれの持っている雰囲気が、いい味出してる。それだけに新井浩文、高岡蒼佑の演技がもう見れないと思うと残念。

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

前半はケイコの気持ちがよく分からず、終盤で会長の奥さんがケイコの日記を読むとこでようやく少しわかった。
自分の理解力が乏しいのか、感情が乏しいのか、あまり入り込めず……
ただ、16mmフィルムでの映像
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Dr.コトー診療所(2022年製作の映画)

3.8

変わらない島の風景と歳を重ねたキャストだけで、16年という歳月の説得力がある。主要キャストが変わる事なく出ている分、16年間島で暮らして歳をとった、半分ドキュメンタリーを見ているような感覚。他のドラマ>>続きを読む

とべない風船(2022年製作の映画)

3.4

絶対に忘れたくない思い出も、時間の経過とともに誰しも少しずつ記憶が薄れていってしまうもの。
悲しい事ではあるけれど、今を生きるためには必要な事なのかもしれないと感じた。
雨の中の憲二のセリフにジーンと
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ある男(2022年製作の映画)

3.4

原作を読んでいたので、仕方ないとは分かりつつも、コンパクト化されているなという印象。
ただその分テンポは良く、終始暗めの雰囲気ではあるが飽きる事なく集中できた。
キャスト陣の演技が良く、微妙な表情の変
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窓辺にて(2022年製作の映画)

3.8

自分自身、茂巳と似て感情に乏しい部分が多くあり、客観的に見たらこう見えるのかなと感じた。正直、浮気されて怒りが湧かないっていうとこも7、8割ぐらいは茂巳の気持ちを理解できてしまった……。

今泉監督、
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百円の恋(2014年製作の映画)

3.8

終盤の試合のシーンは感じるものがあり、鑑賞後ポジティブな気分になれた。
安藤サクラの演技がすごい!

1秒先の彼女(2020年製作の映画)

3.2

設定と描き方、描く順番が良かった。
同じ空間での出来事でも、それぞれの立場で考えている事や気持ちは違い、知らないで一方的に相手のことを判断してしまっていることを感じさせられた。また、それがこの世の中で
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さかなのこ(2022年製作の映画)

4.0

終始あたたかい空気で、笑えるポイントもありおもしろかった。
沖田監督作の横道世之介の世之介にも通ずる、憎めないキャラのミー坊が周囲と関わる様子にほっこりする。
さかなクン自体の雰囲気と、それを演じてい
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正しいバスの見分けかた(2015年製作の映画)

3.4

都会ではなく田舎であるところが、どこかノスタルジックでいい。
バスを見送ったあと、鮫島からの言葉を受けての藤田の表情がいい。岡山天音さすがです。

懲戒免職(2006年製作の映画)

3.0

オダギリジョー本人役といった感じ。だから役名もオダギリ先生なのかな…
吉高由里子が脇役、白石和彌監督が助監督、そして渡辺あやが監督。
今考えたら豪華な布陣でびっくり!

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.2

トリックや犯人は全く予想できず、さすがの展開で普通におもしろかった。
ただ登場人物が多い分、湯川、内海の登場シーンが若干少なめに感じた。
その分、これまでのガリレオ感が薄い気がする。

LOVE LIFE(2022年製作の映画)

2.6

客観的に見ると、そこ着いていく?とか、それ言ってなかったのかとか、各登場人物にツッコミたくなる気持ちはあるが、それぞれの立場から見ると、どこか満たされない、孤立感ゆえの行動に感じた。

百花(2022年製作の映画)

3.6

ラストで全てが救われた。
忘れていく母が最後まで覚えていた事が、泉自身も忘れていた自分との記憶。

記憶に残っている事はそれぞれ違うが、相手の中に自分との思い出がずっと残り続けてくれているということは
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

2.8

終盤のアクションシーンは見応えがあった。
真田広之が意外と重要な役で、日本刀でのアクションシーンはしびれた。
ブラピはやっぱりカッコイイ。

この子は邪悪(2022年製作の映画)

3.4

最後の最後まで不穏な空気。そしてこの子は邪悪。
玉木宏が催眠をかけるシーンはなぜかグリンデルバルドを連想してしまった。
見応えあり!

アキラとあきら(2022年製作の映画)

3.0

池井戸作品映画化(ドラマ化)のザ・スタンダードという感じ。
スカッと感は若干薄いが、キレイな終わり方でスッキリする。
良くも悪くも普通に面白い。

サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

3.4

記憶からも消えかけていた、あの時にしか味わえない感覚に少し触れることができた気がした。
今では当たり前のように繰り返される、出会いや別れもここが原点で、大切に心の中にとどめておきたいと思った。

駅に
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コンビニエンス・ストーリー(2022年製作の映画)

3.4

ここまでくると意味はあまり気にならない。
空気感は好きだったし、この手の映画もたまには観たい。
後々サブスクで意味もなく流して、ながら見しそう。

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

4.0

純粋にアクションシーンかっこよかったし、特に赤髪海賊団の戦闘シーンを見れて良かった。
初出しの情報もあり満足。
やっぱり映画ならではの共闘はアツい!

オールド(2021年製作の映画)

3.4

終始不穏。
カメラの撮り方が、より一層不気味さを際立たせている。
飽きることなく集中させられた。

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.6

家族(擬似家族)を通して透けて見える、社会問題への切り込みが今作もさすがだなと感じた。

洗車、観覧車、生まれてきてくれてありがとうのシーンは印象的。

PLAN 75(2022年製作の映画)

3.0

この制度自体は現実ではなかなか有り得ないだろうが、高齢者の孤独死や働くこと、家を借りることの難しさなど、現実の問題も多く描かれていた。どこか現実の延長のような気さえした。

しかし、75歳から死の選択
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