kunouさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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エデンより彼方に(2002年製作の映画)

4.5

「楽園(エデン)より彼方に 永遠に輝く場所を見つめて」

夏時間の庭(2008年製作の映画)

4.8

子供や孫たちが帰っていった直後のショットの切り替えし、音楽の鳴るタイミング、階段の昇り降りのスピードの差、その全てが完璧。

月曜日に乾杯!(2002年製作の映画)

4.3

ここではない何処かへ旅立ち、結局はここに戻ってくる。その行為によって何かが変わったわけではないけれど、何かしらの実感を得て元の生活を続けていくという、その単純さの描き方にグッとくる。

東京上空いらっしゃいませ(1990年製作の映画)

5.0

相米慎二の最高傑作!この頃の牧瀬里穂は眩しいほどの輝き!

アンジェリカの微笑み(2010年製作の映画)

4.5

『ラ・パロマ』の名シーンを思い起こす、イザクとアンジェリカの幸福感に満ちた空中浮遊のシーンの美しさには見事に心を奪われた。夢だからこそ幻想的で美しい、映画でしか味わえない極上の体験。

ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

5.0

押し付けがましくもなく素っ気なくもない、絶妙な距離感から語りかけてくる『ヤンヤン 夏の想い出』は、想いや悩みを抱きながら都市で生きている人々をエドワードヤンの暖かく優しい視線を持って描くことで、未来は>>続きを読む

オリーブの林をぬけて(1994年製作の映画)

4.3

ラストのロングショットによる長回しに一気にもってかれた。彼の恋がどういう結果を迎えていようが、オリーブ林をぬけたその先も人生はつづいていく。

ラ・パロマ(1974年製作の映画)

4.2

アルプスをバックにオペラを歌うシーンは映画史上稀に見る美しさ、、、

夜の人々(1948年製作の映画)

4.8

希望も救いもなく、絶望的な結末しか待っていないと分かっているからこそ、二人の幸福な時間はより一層輝きを増していて、観ていて切ないけれど愛おしかった。キーチの笑顔と、ラストの振り向きざまの生きる強さを感>>続きを読む

ゲスト(2010年製作の映画)

3.0

自分が普段目にしている世界とは違う世界が確かに存在していると強く実感させられる。

無言日記/201466(2014年製作の映画)

3.2

日常を切り取った映像の連続に、不意に詩的な瞬間が現れて何度かハッとさせられた。その映像を観ていると、どうしてもジョナスメカスを思い出してしまう。

乱れる(1964年製作の映画)

4.6

エドワードヤンが「さりげない優しさ」と評したラストシーンにすべて集約される。

レネットとミラベル/四つの冒険(1986年製作の映画)

4.3

第1話の「青い時間」は『緑の光線』のラストとはまた違った静かな高揚があって、永遠を感じるほど美しく尊い瞬間だった。レネットとミラベルだけが共有しうるその瞬間は、言葉なんかじゃなくて抱きしめ合うという行>>続きを読む