物語は今更な内容なんですけど、90sアニメって感じでクオリティが高い!
いや〜素晴らしいです。現代に蘇った「グーニーズ」「ジュマンジ」のようなジュブナイル・アドベンチャーで、盗んできたTVゲームで遊ぶことを許してもらうために、結果としてゴリゴリの軽犯罪を犯していく子どもた>>続きを読む
帽子がなくなったり、携帯を忘れたり、ライターを失くしたり、友人の指輪を捨ててしまったり、そして友情が失われてしまったり。だけど失くなってしまったものは、もしかしたら何処かにあるのかもしれない。佐野が買>>続きを読む
もうスカーレット・ヨハンソンの可愛さにくすぐられるかどうかなんだけど、まあチョロいもので見事にくすぐられました。可愛い。ビル・マーレイもまたオシャレねえ。ジャームッシュの「ブロークン・フラワーズ」に出>>続きを読む
とんでもない映画を観てしまった。317分という長い時間が、そんなに長くも感じられず。むしろこの長尺でしか描き取れない微妙な女四人の主人公の変化を映し出していて、最初はぎこちない演技だったのが、徐々に女>>続きを読む
前半は社会的弱者&ヤングケアラーの磯村勇斗がとにかく観ていて辛い辛い。日本のジョーカーやん。そして彼が退場してからその周囲の人間が浮き上がってくるグラデーション構成なんだけど、ボクシングを本気で撮りに>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
めちゃくちゃ面白い。傑作だと思う。
前回が凄くベタでつまらなかったんですけど、(だって、社会的弱者が虐められた末にテロリストになるって割と道理なので。)今作を観て壮大な伏線だと気づく。
ジョーカーとい>>続きを読む
最高でした。無論、ビリーも理解が得られないこの時代に、すごいなと思うけど、お父さんとお兄ちゃんがとにかく辛い。
とにかく「壁」や「塀」の多い映画で、ビリーもやはりぶち当たる。少年は夢を叶えに行き、父と>>続きを読む
映像はどうしても時代性を帯びて、演出は古臭く感じるけど、現代のインターネットが負の感情の媒体となり、拡散拡大させめいくことを思うと、不思議と接点はある気がする
こちらも観ていました。3以降失速していた記憶。
激ヤバな映画でした。本当に怖すぎる。時代が変わって古臭い仕掛けはチープになるけど、道理や理屈が通じない人間の狂気は本当に怖かった。Chimeを観た後では、もしかしてCureのセルフリメイクなんじゃない>>続きを読む
う〜ん。。前作ともども微妙。やっぱりこの悪逆性で血が出ないのはものすごく不自然。マイルドにするためにヴェノムを萌えキャラに仕立て上げるも、全方向に半端なのでよくわからない作品に。観れるけど、観なくてよ>>続きを読む
う〜ん。映像のクォリティはそれなりに高いと思うけど、前回から比較して面白くなってなくて。すごく中途半端な出来になってると思うんですが、みなさんどうでしょうか。映画館で観てないから没入しきれなかったって>>続きを読む
この映画は...受け止め方が分からない。今大統領選進行中ですけど、アメリカの分断ってどうしても対岸の火事で。さらにはこの映画中で内戦までの経緯は描かれることはない。うーん、キルティン・ダンストとケイリ>>続きを読む
めっっっちゃくちゃ怖かったです。すんごい...。主演の吉岡さんの演技も含めなんですけど、とにかく動機がわからない。何でそうなってるのか分からない。これ以上に怖いことはない。時々挟まるとても人間らしいコ>>続きを読む
これは素直に良し悪しを語れなくて。思ったことをざーーっと書くのでご了承ください。
佐々木敦さんも書いていたけど、映画のルックは強烈にエドワード・ヤン的です。それでいて90年代の青春ドラマのような劇と、>>続きを読む
これまたとっても良き作品。
色々と粗筋をすっ飛ばしますけど、
途中で池松壮亮が取り出す現役フィギュア選手の頃の雑誌を見て、なるほど2000年くらいの話だと確信。北海道出身の私にとって、ブラウン管的な、>>続きを読む
とっても面白かった。
単館から拡大したインディ映画という触れ込みが「カメ止め」を彷彿とさせますが、時系列トリックであっと思わせてくるカメ止めに対して、今作は驚くほど真摯で丁寧な姿勢で映画づくりに向き合>>続きを読む
パンフ読む前に思ったこと書きます。
160分と長かったんで覚悟してたんですけど、めちゃめちゃ面白いです!個人的には「哀れなるもの」よりも好きです。脚本家が変わってロブスターとかあの辺りの人を食ったよう>>続きを読む
最後どこまでいくねーーんってなるけど、ハチャメチャで馬鹿らしいんだけど、破綻せず面白い。僕なんかは、世の中にひとつも良いことをもたらさない仕事なので割と蔑視してますけど、あの仕返しマンみたいな邪悪な心>>続きを読む
めちゃくちゃ1のオマージュ祭りですよね!?最初はお約束の連発にどうなの?と思う瞬間もありましたが、色々な意見を聞いていてこれで良かったんだなと納得。
70年代的な発色の光に、CG感の薄いクリーチャー(>>続きを読む
さくら可愛い過ぎて死んだ。とにかくさくらが可愛い。小学生の時初めて見た時から大好きで、その時は自分より年上だったのに。。
そして最初のレリーズで音楽込みで懐かし過ぎてまた死にそう。ボロボロ泣く。リバイ>>続きを読む
マジで面白かった。ゴリゴリのやくざ映画オマージュなのに、なんだか新しい。サメのせいだね。70's韓国産フリーソウルというか、レアグルーヴに乗せられて最高の映画でした。
70年代の失われたフィルム映画のようなルックと、列車に揺られる主人公の陽炎のような不安定さを観て、この映画は只者じゃないと思いつつ、この年代のヨーロッパにおける、ある種の青春物語は一番自分にとって遠い>>続きを読む
月川翔監督が濱口竜介監督と同様に黒沢清門下生であるのに対し、そのフィルモグラフィの商業への振り切りっぷりに今まで追いかけようとも思わなかった。が、本作の出来の良さの評判を聞いて、遅ればせながら鑑賞。>>続きを読む
なかなか渋い味わいの、一口では噛みきれない映画を観た印象。まず、冒頭の閑静な住宅街に機動隊が急に現れる冒頭のカットの切れ味で、只者じゃない映画かもしれないと予感。時系列が入り乱れながら、認知症をめぐる>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
これは賛否両論...。僕は否定派寄り。エコロジー的目線でサメを殺さず逃す海洋活動家SOS vs パリ市警の対決かと思いって「おお!これは新しい切り口」と思ったのも束の間。早々にSOSのリーダーが退場。>>続きを読む
悪くはないけど、まあ毒にも薬にもならない映画。教訓めいたことを言ってくるけど、そうかい??って感じだ。
ああああああぁ大大大大大傑作が来てしまった。
彷彿とさせる作品は新海誠の「秒速5センチメートル」で、刺さりまくってたんですけど、そこからさらに12年くらい経ってるのが本作でして、また自分の年齢に合わ>>続きを読む
リメイク作を観た後に鑑賞。黒沢清という監督はロケ地をあまり選ばない人なんだろうか。普通の路地、普通の商店街、癖のない教室。あの廃工場だけが、異様な場として頭に残り続けている。
哀川翔と香川照之の歪なバ>>続きを読む