とのさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

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大魔神怒る(1966年製作の映画)

3.0

大魔神シリーズ2作目、所謂、水の大魔神。違和感半端ないがモーゼの十戒のシーンが有名か。ストーリーとしては大体前作と同じ流れ、前作よりちょっとだけ怒るのが早かったくらいか。同じ年に大魔神シリーズ3部作を>>続きを読む

彼女と彼女の猫 -Everything Flows-(2016年製作の映画)

3.0

ショートフィルムの『彼女と彼女の猫』とはまた違った雰囲気。前作?が何とも言えない哀愁みたいなものを感じる雰囲気で語る作品だったのに対し、こちらは彼女をはじめ登場人物のバックグラウンドが掘り下げられてお>>続きを読む

彼女と彼女の猫 -Their standing points-(1999年製作の映画)

3.0

5分ほどのモノトーンアニメ。PrimeVideoにこの短編を元にしたアニメが登録されていたので予習として視聴。この短い時間で、日常の何とも言えない寂しさを見事に表現しており、すでに監督の世界観がにじみ>>続きを読む

学校の怪談G(1998年製作の映画)

3.5

短篇2つ、中篇2つ(+アニメなど)のオムニバス学園ホラー。食鬼は前田亜季が美人という以外は特筆するところのない作品、3.0。清水崇の片隅、4444444444はそれぞれ伽椰子と俊雄のデビュー作。もう今>>続きを読む

Saw original short film(原題)(2003年製作の映画)

3.5

Sawの原点、日本のDVDには未収録なので観るなら海外版の『Saw: Uncut Edition』を。日本語字幕なしでも意外と意味は分かる、、かも。10分と言う短い時間で、Sawの世界観がまとめられて>>続きを読む

カメラを止めるな!リモート大作戦!(2020年製作の映画)

2.5

YouTubeで無料で観られる企画ものの短編。カメ止めの演者が勢揃いしていて、フルリモートで作ったという本作。挑戦という意味では良い作品だったと思う。まあ、ただ、面白いかと言われると。。30分もかから>>続きを読む

DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン(1983年製作の映画)

3.5

1983年に若い庵野監督が作った作品、自主製作映画でここまでの完成度というのは素直にすごい。何を言っているのか分からない俳優陣の発音やアクセントも、昔の特撮っぽさがあって良い感じ。そして何と言っても、>>続きを読む

超人ハルク(1977年製作の映画)

3.5

元祖ハルク。今見てしまうとどうしても緑のペンキを塗ったマッチョにしか見えないが、ストーリーはしっかりしていて面白かった。今作はパイロット版ということで、ハルクの誕生秘話が描かれているお話。今後、ハルク>>続きを読む

ほしのこえ(2002年製作の映画)

3.0

この作品をほぼ1人で作り上げたとか驚き。すでに新海誠の世界観みたいなものが出来上がっており、切ない青春みたいなものを描かせたら本当に上手い監督だなあと感じた。設定にちょっと無理があったり、主人公たちに>>続きを読む

巨神兵東京に現わる(2012年製作の映画)

4.0

タイトルまま。巨神兵が突如東京に現れ、世界を破壊していくだけのお話。それだけと言えばそれだけなのだが、、樋口真嗣と庵野秀明の世界観がギュッと詰まった作品で、とにかく圧倒される。ナレーターは綾波レイ役の>>続きを読む

リング 完全版(1995年製作の映画)

3.5

貞子が半陰陽者で、浅川和行もきちんと男性で、テレビ画面から貞子が出てくるといった脚色もない。といったように、最も原作に近い(らしい)リングの映像化作品。あの貞子のイメージがあるとちょっと雰囲気が違うな>>続きを読む

On Your Mark(1995年製作の映画)

4.0

CHAGE&ASKAの音楽を元に、宮崎駿が制作したイメージ・アニメーション。台詞は一切ないし、意味ありげで似たようなシーンが繰り返されるだけの難解な映像だが、とにかく世界観が素敵。色々な符号が散りばめ>>続きを読む

The Punisher: Dirty Laundry(原題)(2012年製作の映画)

3.5

2004年版のパニッシャーの非公式な続編。何と主演は変わらずトム・ジェーンが演じ、ロン・パールマンも出演するなど超豪華。ジャックダニエルでのスタイリッシュな戦闘、とどめはささないで半殺しで放置するとい>>続きを読む

大魔神(1966年製作の映画)

3.0

時代劇と特撮の組み合わせ、思ったより大魔神が出てくるまでが長い。。大魔神が大暴れするのは残り10分位、もっと大暴れを見たかったので残念。造形としては、大魔神の表情の変化がとても良かった。また、親の仇打>>続きを読む

宇宙怪獣ガメラ(1980年製作の映画)

2.5

これが本当の少年ジャンプ!という寒いギャグ、ぴちぴちレオタードのくそダサ変身ポーズ、いかにも昭和のノリ、まあ嫌いじゃない。ただ、ストーリーとしては本当にお粗末。新怪獣が登場せず過去映像の流用、切り貼り>>続きを読む

ガメラ対深海怪獣ジグラ(1971年製作の映画)

2.5

鴨川シーワールドを舞台とし、環境問題に警鐘を鳴らした?怪獣映画。ただ、東宝は同年にあの名作対ヘドラを放映していたと考えると、完全に力負け。子供たちに翻弄されるドジっ子ジグラ星人と明らかに日本人なトムが>>続きを読む

ガメラ対大魔獣ジャイガー(1970年製作の映画)

3.0

ジャイガー顔でか、バランス悪すぎでしょ。。まあそれはさておき、ストーリー内容は今まで通り完全に子供向け。ただ、前2作と比べると比較的良く出来た内容だったと思う。熱帯に住む人は寒さに弱く、エスキモーは暑>>続きを読む

ガメラ対大悪獣ギロン(1969年製作の映画)

2.5

頭が包丁のような怪獣、まさにチェンソー◯ン、まあそれはさておき。ひたすら主人公の妹の言うことを信じない大人たち、バイラス星人の侵略があったのに、なぜみんな信じてくれないのか、ひたすらイライラ。前例がな>>続きを読む

ガメラ対宇宙怪獣バイラス(1968年製作の映画)

2.5

今作からストーリーは完全に子供向けに方向転換、今後の昭和ガメラシリーズの主流となる白人と日本人の子供ペアが活躍するというテンプレが出来た作品。大幅な予算削減をされていたらしく、ただでさえ72分と少ない>>続きを読む

大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス(1967年製作の映画)

3.0

怪獣たちのデザインが一気に子供向けになり、子供のヒーローという側面が強くなってきたガメラ、シリーズの方向性を決定づけた?作品。本作はおそらく一番有名な怪獣であるギャオスの登場回。怪獣バトルと人間ドラマ>>続きを読む

大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン(1966年製作の映画)

3.0

子供の出てこないシリアスな展開が特徴的な異色のガメラ。前半ほぼ怪獣が出てこず、宝石を取りに行く男どものお話を中心に展開、ちょっと退屈。名前が紛らわしいことで有名なバルゴン、死んだ魚のような目のデザイン>>続きを読む

大怪獣ガメラ(1965年製作の映画)

3.0

東宝のゴジラシリーズと人気を二分する東映のスター怪獣、ガメラシリーズの第1作目。昭和ガメラシリーズの特徴である子供とガメラの交流も描かれているが、今作のガメラは基本悪者、子供との交流もちょっと無理やり>>続きを読む

怪獣大奮戦 ダイゴロウ対ゴリアス(1972年製作の映画)

2.5

児童向けの怪獣映画。いかにも昭和な雰囲気、明らかに子供向けに作られているストーリーと怪獣のデザインや歌、そういう映画だと思って観るしかないが、それにしてもちょっとお粗末。せめて怪獣のデザインはもう少し>>続きを読む

ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣(1970年製作の映画)

3.0

でっかいイカとカニとカメが登場する特撮映画。特にイカの怪獣ゲゾラは独特な動きをしていて良かったと思う。ストーリー内容としては、ありきたりな怪獣映画の宇宙人侵略もの、あきらかに日本人な現地民がいるもの東>>続きを読む

学校の怪談 呪いの言霊(2014年製作の映画)

2.5

学校の怪談4から15年、ジュブナイル・ホラーから良くあるアイドル・ホラーへ。登場人物全員がぼそぼそ喋っているため何を言ってるか分からず、聞き取ろうと音量を上げると爆音のSEがうるさい。音量設定を間違え>>続きを読む

学校の怪談4(1999年製作の映画)

3.0

どんどん学校とは関係なくなっていく学校の怪談シリーズ。前作は異色作ではあったが、まだシリーズっぽさを残した雰囲気があり、個人的には好きな作品だった。でも今作は監督が戻ったにもかかわらず、まったく雰囲気>>続きを読む

学校の怪談3(1997年製作の映画)

3.5

本作のみ平山秀幸監督作品ではなく平成ガメラシリーズの金子修介監督作品。主演の前田亜季はじめ美少女が勢揃い、黒木瞳までもが出演。逆に少年たちなど男性陣の顔はパッとしないが、ほぼ全員結ばれている。監督の趣>>続きを読む

学校の怪談2(1996年製作の映画)

3.0

前作と似たような構成だが、今作の幽霊の正体の方が感動的だったと思う。ただ、メリーさん、口裂け女、音楽室の幽霊というメジャーどころ勢揃いだった1作目と違い、今作の有名どころは強いて言えば、動く二宮金次郎>>続きを読む

学校の怪談(1995年製作の映画)

3.0

PrimeVideoの東宝名画座チャンネルでシリーズ全部を観られることを発見し、早速視聴。冒頭でメリーさんが出てくるあたり、テンション爆上がり。子供のころに観たら怖かっただろうなあ、というお話。口裂け>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.5

2023年の映画初めはNetflixに登場したファンタビの新作を。ニュートや魔法生物の役割がどんどん無くなってきており、ファンタビの魅力が激減。シリーズを通して観ると、1作目からどんどん衰退してきてい>>続きを読む

ハロウィン KILLS(2021年製作の映画)

3.0

2018年版の続編。ハロウィンシリーズはマイケルの不気味さをただひたすらに見せてほしいのに、マイケルより群衆が怖いよね!っていう余計なメッセージ性を入れたせいで不気味さが激減してしまっている、残念。そ>>続きを読む

ハロウィン(2018年製作の映画)

3.0

タイトルで分かりづらいが初代ハロウィンの続編、リメイクではないので注意。スクリームシリーズのシドニー・プレスコットやターミネーターシリーズのサラ・コナーのような戦う元ヒロインとなったローリー・ストロー>>続きを読む

ハロウィン III(1982年製作の映画)

3.0

マイケル・マイヤーズが出てこない異色のハロウィンシリーズ第3作目。確かにハロウィンを題材にしてはいるし、撮り方や音楽もハロウィンぽさはあるが、これが正式なナンバリングシリーズとは驚き。女好きの医者が浮>>続きを読む

ハロウィンII/ブギーマン(1981年製作の映画)

3.5

ハロウィンII、日本公開時のタイトルはブギーマン。前作より殺害の件数が増え、マイケル・マイヤーズの強さ、キャラクター性に重きを置いた作品になっていたと思う。前作の不気味さのようなものはだいぶ薄くなり、>>続きを読む

ハロウィン(1978年製作の映画)

4.0

ずっと見たいと思っていた映画、Prime VideoのスターチャンネルEXで観られることを発見し早速視聴。サイコから着想を得たスプラッター映画作品群における最初の作品とのこと、さすがの名作。おどろおど>>続きを読む

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.0

自分は原作0巻および最新話まで読破済みだが、呪術廻戦の前日端的なお話なので、初見でも楽しめる内容だったと思う。個人的にはアニメより漫画派なのだが、この映画は原作0巻より良かった。格好いい音楽と戦闘シー>>続きを読む