とのさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

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CUBE(1997年製作の映画)

4.0

続編やら亜種やら色々と登場するキューブシリーズの元祖。さすが元祖というだけあり、安定の面白さ。誰が生き残り誰が敵なのか分かりづらい絶妙な人間関係、素晴らしいの一言。罠も奇抜すぎず凡庸すぎず、ちょうどよ>>続きを読む

ウィッカーマン(1973年製作の映画)

3.5

ミッドサマーの元ネタとも言われている作品。あちらは映像が綺麗すぎて現実味がないのだが、こちらはいかにもありそうな不気味な雰囲気が良い、好き。分かりやすいストーリー構成と短めの放映時間もありがたかった。>>続きを読む

RE-ANIMATOR 死霊のしたたり3(2003年製作の映画)

3.5

前作から10年以上経過、個人的には好きなシリーズだが、良く続編を作ろうと思ったな、と。今作は全体的に悪ふざけゾンビが少なめで残念だった。ただ、後半になると加速的におふざけ度が増していったのは素晴らしか>>続きを読む

キングコング2(1986年製作の映画)

2.5

1976年版キングコングの続編。なんとメスのコング、通称レディコングが登場!コング同士でイチャイチャ(ついでに人間同士もイチャイチャ)。キングコングは人間の美女に恋する悲しい怪物というのがウリだと思う>>続きを読む

キングコング(1976年製作の映画)

3.0

1933年版キング・コングのリメイク作品。あちらは100分くらいだったのに対し、こちらは2時間強、さすがに長くて少し眠くなってしまった。大まかなストーリーは原作と一緒だが、細かな部分が改悪されていると>>続きを読む

ターミネーター2(1991年製作の映画)

3.5

圧倒的なエンタメ性を携えて帰ってきたターミネーター。シリーズ最高傑作の呼び声が高いのも納得、安定の面白さ。エイリアン2といい、ジェームズ・キャメロン監督は大衆受けする2作目を作るのが本当に上手い。味方>>続きを読む

ターミネーター(1984年製作の映画)

3.0

皆様ご存じ、ジェームズ・キャメロン監督が名をあげるきっかけとなった低予算映画。やはり今見ると少し物足りない感はあるが、圧巻のアクション、緊迫感を煽るBGM、分かりやすいストーリー構成、そしてラブロマン>>続きを読む

ムカデ人間3(2014年製作の映画)

2.5

今までのムカデ人間シリーズとは打って変わり、コメディに割り振ってきた作品。主人公は1と2の主演ペアだが、前作までの良さがまるでなくなってしまっている。特に所長の過剰な演技がひどい、ヨーゼフ・ハイター博>>続きを読む

ムカデ人間2(2011年製作の映画)

3.0

前作の狂気とはまた違ったベクトルのやばさ。前作はある意味きれいで芸術的な狂い方だったが、今作はただただ主人公のマーティンがやばい。白黒じゃないときついだろうな、、というシーンが散見される。個人的には前>>続きを読む

ムカデ人間(2009年製作の映画)

3.5

最高に狂った世界観、好き。もっとグロいのかと思っていたが、本作はそこまでグロくない。人が繋がったムカデ人間という狂気の発想を、至極真面目に映画にしているからこその面白さ。カツローが日本語しかしゃべらな>>続きを読む

REC:レック/ザ・クアランティン2 ターミナルの惨劇(2011年製作の映画)

3.0

ハリウッド版RECの続編という立ち位置だが、POV方式でもないし、もはやただのゾンビパニック映画。ゾンビ映画としては及第点だと思うが、特に目新しさはない。かろうじて軍隊が囲った狭い空間で必死に逃げよう>>続きを読む

REC:レック/ザ・クアランティン(2008年製作の映画)

3.0

ほぼほぼ原作通りのハリウッドリメイク。原作の方が出来が良いので、わざわざこちらを見直す必要はないかと思う。原作を観ておらず、初見なら楽しめるかもしれない。原作より無駄なシーンが多く上映時間が長かったり>>続きを読む

レック2(2009年製作の映画)

3.5

RECの続編でゾンビ化の理由が明らかになる回。前作譲りのPOV形式が良い感じで、とても楽しむことができた。ゾンビ化というと化学兵器やブードゥー教などが原因の場合が多いと思うが、悪魔が憑りついたというの>>続きを読む

レック(2007年製作の映画)

3.5

スペイン発POV形式のゾンビ映画。POV形式のゾンビ映画としてはかなり秀逸ではないだろうかと思う。下手に人間ドラマを描かず、ゾンビパニックを主軸に置いているのがとても良い。映画時間も短く、パパっと見る>>続きを読む

エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.0

プロメテウスに続き良く分からない映画だった。前作とは違いたくさんエイリアンが出てくるので、その点は楽しいのだが、恐怖対象はエイリアンを作り出すアンドロイド、エイリアンシリーズの良さがどんどんなくなって>>続きを読む

プロメテウス(2012年製作の映画)

3.0

エイリアンの前日譚、エンジニア(白い巨人)や人間関係の描写が微妙過ぎて、終始何をやっているのか分からないまま物語が終了。続編があるということなので期待しつつ、本映画だけでは評価のしようがないと思う。そ>>続きを読む

エイリアン4(1997年製作の映画)

3.5

アメリの監督と聞いて驚き。2のような大衆向けのエンタメ性が戻ってきて、万人受けするタイプのエイリアンだと思う。正直、リプリーをクローン化する意味は良く分からないのだが笑、やはりシガニー・ウィーバーがい>>続きを読む

エイリアン3(1992年製作の映画)

3.0

正直、1,2と比べると1レベル落ちた出来の作品だと思う。刑務所という設定がまず蛇足だし、リプリーが急にクレメンスと肉体関係を持つのも謎。囚人たちはどれも似たような性格をしているからリーダーを除き区別が>>続きを読む

エイリアン2(1986年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

前作が終始重苦しい雰囲気のホラーだとしたら、今作は完全にホラーアクション。前作のノリを期待していると幻滅かもしれないが、今作の方が万人受けする作風だと思う。何よりビショップが格好いい!前作は大体がダメ>>続きを読む

エイリアン(1979年製作の映画)

3.0

SFホラーの金字塔、1979年にこの出来の映画が作られていることが素直にすごい。さすがアカデミー視覚効果賞を受賞した作品なだけあると思う。今見てもあまり古臭い感じはしないし、良くできていると思う。ただ>>続きを読む

ピノキオ(2022年製作の映画)

3.0

そもそもアニメ版もそんなに好きではないのだが、ストーリーはアニメ版の方が好みだった。ちょっと眠くなってしまった。喫煙シーンが排除されているなど、毒を抜いたピノキオ、というイメージ。ただ、映像のクオリテ>>続きを読む

クルエラ(2021年製作の映画)

4.0

ストーリーはさておき、とにかくクルエラがカッコいい映画。この圧倒的なビジュアル美だけで高得点だと思う。子役のティッパー・ザイフェルト=クリーブランドもめちゃくちゃ良かった、今後に期待大。101匹わんち>>続きを読む

ムーラン(2020年製作の映画)

3.5

主演女優のリウ・イーフェイさんは滅茶苦茶美人だし、アクションもすごく良かったと思う。ただ、ムーシューがいないのが残念、コメディ要素がないため一気に重くなった。申し訳程度の不死鳥も謎。ロマンス要素やミュ>>続きを読む

わんわん物語(2019年製作の映画)

3.5

現代風にアレンジされたわんわん物語。アニメ版から大まかな流れは変わらないが、キャラクターの性格や細かい展開は結構違っていて、原作視聴済みでも楽しんで観ることができた。でも好みは分かれそう。。そしてスパ>>続きを読む

ダンボ(2019年製作の映画)

3.5

ダンボの実写化と聞いて嫌な予感はしていたが、見事その嫌な予感が的中した作品。ディズニーの実写化で成功しているのは、美女と野獣のように原作を忠実に再現してかつちょっとアレンジしたものか、マレフィセントの>>続きを読む

チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ(2022年製作の映画)

3.5

メタメタな映画。とにかく終始メタ的な内容で進行していくので合わない人はとことん合わないだろうし、正直半分も理解できていないと思う。でも気軽に観ることができ、面白い映画だった。2Dアニメ、3GCG、クレ>>続きを読む

バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

3.5

アンディが憧れたバズ・ライトイヤーの映画という設定。90年代に観られていた映画という割には、同性愛描写があるなどちょっと違和感もあるが、基本的にはシンプルなSF作品でかなり分かりやすい。トイ・ストーリ>>続きを読む

私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

さすがピクサー、分かりやすくて安定したストーリー展開、安心して観ることができた。子供のころは母親の期待に応え完璧になるのに疲れたと言っているのに、母親になると同じことを繰り返してしまう、分かりやすいが>>続きを読む

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.5

原作は最新巻まで読破済み。Adoの歌を劇場で聴くために久しぶりに映画館へ。圧巻の歌声、Ado(ウタ)のプロモーションビデオという感じ。ただ、ストーリーも結構ちゃんとしていて、ONE PIECEらしく感>>続きを読む

あの夏のルカ(2021年製作の映画)

4.0

シンプルで分かりやすい成長物語、個人的にピクサーに求めていたものはまさにこれ!という感じの大好きな映画。ジュリアをはじめとした味方キャラがすごく良い性格だし、明確なヴィラン役がいるというのも分かりやす>>続きを読む

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

安定のピクサー、難しいテーマを見事に描いていて、とても素晴らしい作品だったと思う。ただ、個人的にはキャラクター、特に主人公2人の行動にあまり共感が持てなかった。あっさりと生き返るチケットを渡したり、相>>続きを読む

2分の1の魔法(2020年製作の映画)

3.5

ピクサー作品らしい安定の面白さ。子供の成長、家族(兄弟)の絆、こういうテーマを描かせたらディズニー/ピクサーに勝てる映画会社はそうそうないと思う。映像もきれいだし、コメディ要素も豊富で最後まで楽しんで>>続きを読む

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

過去作や派生作品、更には原型となったティン・トイの登場キャラといった数々の人気おもちゃが観られるのは素直に嬉しかったし、新キャラも良い味を出していた。ただ、3できれいに終わっていたので、どうしても少し>>続きを読む

ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

4.0

なんとなくポスター見て合わなそうだな、、と思っていたがさすがディズニー、めちゃくちゃ面白かった。メッセージ性が強くてちょっと気になるところもあるが、感動大作、これは泣く。正直期待していなかったので、良>>続きを読む

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.5

ストーリーはちゃんとしているし、有名な人物がたくさん登場してテンションも上がるので嫌いではない。ただ、キングスマンのノリを期待して観に来た人にとっては、コレジャナイ感がすごいと思う。そして戦争映画だと>>続きを読む

ファンタスティック・フォー(2015年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

正直、途中まではそんな酷評されるほど酷くないじゃん、盛り上がりには欠けるが、まあ丁寧に描かれていて面白いなあと感じていた。でも、ドクター・ドゥームが登場するあたりからは酷いの一言。あんなに丁寧に描いて>>続きを読む