あおいさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

あおい

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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

家族崩壊というストーリーを軸に自己表現、自分とは何かを映し出した映画。
サイコパスとして知られるカメラ青年のファインダー越しに極一般的な人々の本性が暴かれていく。

カメラ青年が娘に話しかけた後の
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フルートベール駅で(2013年製作の映画)

4.0

単に黒人差別を物語った映画ではないと思う。どちらかというと銃社会の怖さを物語っていると思った。
黒と白が混じらない世界があって、好きなもの嗜好品、コミュニティに棲み分けがあるという文化、事実を映し出し
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

4.0

世界の果てにまつわる話。
子どもの時、戦争とか地球温暖化とか親の死とか考えてしまってやり場のない気持ちになったのを思い出した。
そんな暗いテーマを希望に満ちた話にするのはすごいよね。
映像がすごく良か
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Viva!公務員/公務員はどこへ行く?/オレはどこへ行く?(2015年製作の映画)

2.0

ちゃんと見てないんだけど、
めっちゃつまらなかった。
細かく分解すれば琴線に触れる要素もあるだろうけど、
あの俳優が駄目にしてる気がする。
スタンダップコメディ的な俳優って難しいね

クレールの膝(1970年製作の映画)

3.0

ウディアレンみたいだった。
めっちゃバカンスしてた。

髪結いの亭主(1990年製作の映画)

4.0

平和的な人生讃歌でした。
変態男の映画とも取れるかもしれないけど、人間でいることの喜びみたいな印象のほうが勝つ。
柔らかめで明るい色調もあるかもしれないけど、、
なぜか上手く行ってしまうぎこちなさが妄
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ゾディアック(2006年製作の映画)

3.0

この映画を観てデビッドフィンチャーは、フィクションを構築するのがとても上手いんだと思った。
この映画自体は、感情移入もできないし(コーエン兄弟的な良さもなく)史実を垂れ流しにした割と退屈な映画なんだけ
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

4.0

展開リズムが気持ちよく、あっという間の2.5hだった。
容疑人数が多い中、登場回数的に犯人はだいたいわかってしまうのだけど、どんどん迷宮に入っていく感じが楽しいし、感情移入してしまう。

「ナイブスア
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セブン(1995年製作の映画)

4.5

「凶悪」とかこういうサスペンスの結末は今やもう見慣れたものだけど、
奥さん、サマセット、ミルズの描かれた関係性に心動かせられてしまう。
その心情描写も相まって結末は衝撃的で打ちのめされてしまう。
これ
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詩季織々(2018年製作の映画)

4.5

物や場所を使った物語展開がうますぎる。どれだけさり気なくやるかだと思うけどもっと勿体ぶれば伏線とかつまらない言葉で片付けられてしまうんだと思う。塩梅が非常に難しい。
寡黙な男の子が女の子を追いかけてい
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劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(2013年製作の映画)

4.0

胸が痛すぎて死ぬ
総集編感は否めないけど、編集がエグすぎてそんなことはどうでもいい。

間宮兄弟(2006年製作の映画)

3.5

本当に兄弟に見えた。
なんでもない生活に幸せを感じさせてくれる映画だった

インターンシップ(2013年製作の映画)

4.0

キャラクター設定とかその演技が秀逸だからこそ、気持ちよすぎる展開に没入して楽しめたんだと思う。

オンリー・ゴッド(2013年製作の映画)

3.0

意味とか映画外の物語とかはさておいて
単に90分の三幕構成の映画としては見れたし良くできていたんじゃないすかね。

天気の子(2019年製作の映画)

3.5

ギミックが素晴らしいし超絶ロマンチックなんだけどそれがなかなか伝わってこない。

アメリカン・マーダー: 一家殺害事件の実録(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

最初から登場人物が少ないからもっと違う展開を期待してしまったよ。まぁ100%現実だから仕方ないけどね。
全部あり物で手作ってしまうアイデアは面白いけどこのテーマだと要素同士が喰い合ってしまうんじゃない
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アクエリアス(2016年製作の映画)

3.5

重くしてしまいがちなテーマだと思うけど、ブラジル人の陽気な国民性が映画全体にあふれていたと思う。
画面が明るいのがよかった

ドライヴ(2011年製作の映画)

4.5

ライアン・ゴズリングの表情がすべて
全て完璧だったと思う。
視線と表情で会話を成り立たせる語り口。照明・終わり方が特に良かった。

ナチュラル・ボーン・キラーズ(1994年製作の映画)

3.0

個人的にロマンスはそこまで感じなかったけど、
カットが早かったり画のルックを変えてみたり音楽めっちゃ流したり、、、
二人の旅路の空気感を刹那的に切り取っているのが良かった。
マロニーの家族の話をTVシ
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弾丸ランナー(1996年製作の映画)

3.0

アイデアは面白いけど、中身が微妙でしたね
何というかカラカラな雰囲気というかタランティーノ的な雰囲気は好きでした

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.0

プロットに驚き、めちゃくちゃ面白かった。終わり方が気持ちいい
伏線とか必要ないね

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

4.5

ここまで活力のある映画を見たのは初めてかも。宮本から君へにはこういうのを期待していたんだよね。
シーンの画作り的に?がつくば面も多かったけど、その粗さが気にならないほど、映画の熱を感じた。フィクション
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.0


出会いと別れ、いつまでも続けられぬ関係。その一瞬の思い出がどれも象徴的で美しい。視線、相互の立場、どれも素晴らしい

さよならテレビ(2019年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

さよならテレビというよりかさよならドキュメンタリーという感じ。
結局成り立たたなかった成り立たさ方を取ったんだと思うけど、長編ドキュメンタリーで強くないネタ(弱いわけではなく)はストレートなドキュメン
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ラストレター(2020年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

器用貧乏に感じた。
手紙を使って登場人物を絡ませながら展開していく(スモールワールドの中で)のは綺麗だし上手だなーと。(2000年代前後位にメールを使った映画が沢山あったけどその中でも上手いなと。)た
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.0

熱量とか重厚感とかあまり感じなかったな。てのも僕には守る人も自分もいないからなのかなと切なくなりました。社会に出て伴侶を見つけて子供を授かるってこんな大変なことなんだ。社会という海の中で生き残るのって>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.5

僕らも経験したあの時期にもう二度ともう二度と戻れないんだとすごく悲しくなった
レディバードが初めて運転するシーンで泣いてしまった