子どもを捨ててまで本能に生きるジョーになかなか共感できなかった。
でもジョーが男性を追いつめるために無意識な性癖を探り当てた後、「彼は同じものを背負って生きている」と擁護する。
「悪いとわかっていても>>続きを読む
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グザヴィエ・ドランはマゾヒストかな?
早く逃げて~と鑑賞中はそればかり思ってました。
後半は「洗脳されてたってこと?」と徐々に恐さが増していきました。
じりじりと言葉と暴力によって洗脳され、フランシ>>続きを読む
岩下志摩さんたちの話より、元先生と杉村春子演じる娘とのエピソードが印象的だった。
酔って帰宅した父親をみて涙する杉村春子の涙が、父を憐れんでいるのか、皆に憐れまれている自分自身への涙なのか。
胸がし>>続きを読む
冒頭の列車がトンネルを通り、緑の美しさにハッとしました。
でもただただ主人公の少年に感情移入できなかった。
イサムちゃんが教室で声を出さないように・・・とがんばるシーンで大爆笑しました。
ご近所づきあいが濃厚な時代の話だから、「あらあの子たち、喋らない」と気づかれて。
それが話の展開にもつながっていて、脚>>続きを読む
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かつ子と酒屋の配達屋さんの別れるシーンが切なかった。
「いつかまたね」と配達屋の青年が明るく言うんだけど、言い方が明るいから逆に「この青年とは永遠に会わないだろな」と予感させて。
二人から離れていくカ>>続きを読む