tomnack93さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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呪詛(2022年製作の映画)

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洒落怖スレ民が選ぶイヤなものTOP10詰め込んだみたいな映画

さらば、わが愛 覇王別姫(1993年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

3時間の長尺だが、50年のロングスケールを丁寧な人物描写を核に無理なくまとめ切ったシンプルに良い映画だった。
冒頭の六本目の指の切断も、物語に引き込むための幼少期の過酷さの演出機能に加えて、男性器の隠
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.7

非常によくない
こんなカッコイイもん見たらテクノロジーについていけずにロートルになった、勘違いした考えないで行動しろおじさんが大量に沸いてしまう…

一時期GLAYの影響でTERUの髪型のホストが世に
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犬王(2021年製作の映画)

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音楽が致命的に酷すぎる 題材から考え得る限りもっとも陳腐な音楽的表現なのでは

グラムロックがやりたいのはわかったけれども、琵琶法師の演奏シーンに琵琶を取り入れない発想が悪い意味で斬新過ぎるし、それを
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

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原作との比較論で言えば、作中の言葉を借りると一見違うことをやっているようでいて、本当に違うことを語っていた。

相違点として、原作の『ドライブ・マイ・カー』では、妻の不貞行為は決定的な事実として書かれ
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

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聾唖の家族と健聴な娘を通じて、より普遍的な家族の紐帯について描いた作品だった。

物語を安易に聾唖者への差別・偏見に帰着させずに、もっと根源的な家族とのわかりあえなさに焦点を当てている一方で、その断絶
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ジョーカー(2019年製作の映画)

2.5

無敵の人やインセルの問題を矮小化した、観るだけでお手軽に社会問題への関心や重苦しい気分を「消費」できる、知的ポルノ。
何よりも、この題材をバットマンの世界でやるという手法に、センセーショナリズムを狙っ
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

前評判で期待したほどではなかった。

署名偽造の家宅捜索を受けてから、しれっとイタリアに戻ってるし、寡聞にしてなぜ株券の署名が相続税に影響するのかわからず、ずっと気になってしまった。どういう法律なんだ

レイジング・ファイア(2021年製作の映画)

4.5

ドニキを観にきたつもりがツェニキのファンになっていた。両手にバタフライナイフのキービジュアル、カーチェイスの鬼ウィリー、とどめにタイトルの「怒火」。国家権力に高々5人のテロリストで勝てるなんて一味の誰>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

『あなたの人生の物語』、および映画『メッセージ』のネタバレを含みます。

原作である『あなたの人生の物語』は、言語学における「サピア=ウォーフの仮説」および、物理学の「変分原理」2つのアイディアをベー
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