りささんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

りさ

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帰らない日曜日(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

うつくしくて、かなしくて、つよい物語り。

失うものがなくなった主人公の
これからは得るだけという意志が貫かれる。
後年、ノーベル賞かしら?の受賞の際に記者に答える姿が描かれていて感激。

英国田園風
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.5

有名なジバンシーのヘップバーンを見られてよかった。

残念ながら共感する部分はなく、兄に対する特別な愛情も不可解であったが、退屈することなく最後まで見られたのは、当時のニューヨークの世相が興味深かった
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レベッカ(1940年製作の映画)

3.8

原作を読んで映画も観たくなりました。

きのう、読み終わったばかりなので、原作の確認としてしか観られなかったが、面白かった。

古い映画、久しぶり。

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ずばり好み。
ウディアレンのラブコメディは時々ものすごくハマるものがあるけど、これはそれ。

大金持ちの息子で、やさおとこでありながら腕利きのギャンブラーで、ステキなピアノひき。
ティモシーシャラメの
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

声だけの存在が重要な役割を担うというので、ホアキンフェニックスの「her」を思い出した。

優しく頼りがいがあり、いつも寄り添ってくれるA。
自分の心の産物とわかっていても、心の均衡を保つためにいなく
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おとなの恋は、まわり道(2018年製作の映画)

3.0

随分久しぶりにウィノナを見た。
随分変わっていた。
すこし悲しくなった。
 
キアヌとウィノナの豪華コンビなのにガッカリ感は大。

ビリオネア・ボーイズ・クラブ(2018年製作の映画)

2.8

ベイビードライバーとキングスマンという大好き映画の主役たちが共演ということで期待したが、俳優を揃えたとて面白くなるわけではないことがわかった。

ブリット=マリーの幸せなひとりだち(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます


手に職のない60代には職がないのは何処も同じというのがわかり、やはりそうなのかと。
離婚すれば夫の年金や財産も半分もらえるのだろうか。
掃除や料理、洗濯が大好きという特技を活かしてハウスキーパーにな
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.6

登場人物たちの苦悩は特別なものではなくて、多くの人が密かに抱いているものだと思う。
人の生き死にに関わらずに済む人とはよほど幸運か、または孤独な人なのだと思う。
そんなことを考えてしまった。

映画と
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

大金持ちの生活が興味深く羨ましい限り。

レディガガがアダムドライバーをロックオンしてしまうのは情けないが共感。
唯一のまともな人間、アダムのお父さんジェレミーアイアンズがクリムトの絵もわからないレデ
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花のあと(2009年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

まっすぐな北川景子が清々しい。
そして、見た目はイマイチでも、物腰は下品でも、いざとなると頼りになる男、甲本さんが最後に全部持っていってしまった。
夫はこういうのが一番。

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.7

ショパンコンクールを見てまだ間がないから、なんとなく色々な人と重ねて観てしまった。
斉藤由貴が貫禄あってかっこよかった。

藤田真央が風間ジンの演奏をしていたと知り興奮。

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.6

柳楽優弥が不気味。
木村文乃がセクシー。

ファブルがかわいくて優しいので、幸せになってほしい。

恋人たちの予感(1989年製作の映画)

3.8

アメリカ人が恋人のことを、ハニーだの、スウィートハートだのと呼ばわるのが納得できてしまうくらい、メグライアンが甘く、可愛く、愛くるしい。

ノーラ・エフロン、長生きしてもっとラブコメ書いて欲しかった。

居眠り磐音(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

柄本佑の血だらけの姿が鬼気迫っていた。

磐音は身を落としても品格を失わず、剣の腕で貧しくとも身を落とさずに暮らしている。
それに比べ、磐音に置いて行かれた奈緒の悲劇は…。
病身の親を抱え、家を追われ
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ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

3.9

あがいてもあがいても浮き上がれないジュディのもがき苦しむさまが辛かった。

ジュディ・ガーランドの最期の日々がこんなだったとは。

レネー・ゼルウィガーが自らの面影を消し去り、ジュディに成りきっていた
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金曜日の別荘で(1991年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

アブノーマルな三角関係のお話。

だが…
実際にあったことが元ネタで、しかもモラヴィアとヴィスコンティのだと知ったら。

興味津々で観ました。

おもしろかった。
モラヴィアの小説も読みたい。

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

主人公の男の子が弱そうなイケメンなのが新鮮な感じだった。
なんだか日本人にいそうなタイプで親近感を持って観た。

ふられた時の態度はえらいぞ、と褒めてあげる。

ビッチって何人かに思われてるなと自分を
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マチネの終わりに(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

原作を読んでいたので観てみました。

石田ゆり子周辺の面倒臭いところは省略してあるが、マネージャーの携帯を使っての策略は細かに描かれていた!
しかし、マネージャーにここまで好意を持たれているのにまるで
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007 スペクター(2015年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

クレイグボンドシリーズで1番面白いのでは!
暗すぎず、ロマンチックな色付けも、明るいラストもよいし、Qが醸すコメディ要素がたまらなく好き。
しかも、悪玉のボスが義理とは言え、兄ちゃんだったとは!
いや
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

4.0

大好きなテレビドラマが映画になると、まずガッカリすることがほとんどだけど、これはそうならず嬉しかった。
ジルベールも相変わらずでニマニマしたし、ケンジのイケメン後輩君が朝ドラの二枚目好青年だったのにも
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007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

最高のアクション映画が最高の恋愛映画になっていた。
ボンドとヴェスパーの衝撃的でありながら美しい別れの映像。
ヴェスパーの愛を訴えるまなざしが心に突き刺さる。

クレイグのボンドは素晴らしい造形だった
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ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

とても好きな映画。
実話と知って、もっとハッピーな気分に!

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

4.0

キムタク、やっぱりカッコいいな。
キムタクだからこそ、こんなに面白かったのだと思う。

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.7

姪を愛情深く育てている主人公がすてき。

「ひとりの時間が欲しい!」
と叫んだ彼だが、親となった人なら皆そう叫びたくなるものだよね。

天才メアリ、幸せに普通に暮らして、その才も伸ばしてほしい。

ロマンスドール(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

高橋一生と蒼井優の組み合わせに惹かれて観ました。

ラブドール。
かなりの高額で売っていたが、部屋に隠しておくにもそれなりにリスキーなシロモノ。
クローゼットに隠しておくのか。
来客は絶対に断るのか。
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

スウェーデンのミッドサマーのお祭りを見たいなと思っていたら、かなり偏ったお祭りを見てしまった。

閉鎖的なムラの因習というにはあまりにエグいが、歴史的に見れば、生贄とか姥捨とか怖しいことを人類はやって
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怒り(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

妻夫木君の悲しみの表情が突き刺さりました。

信用しろと言っても無理でしょう。
保身に走ったのも当然。
仕方ないよ、と慰めてあげたい。

好きだけど疑ってしまった、または疑わなかった悲劇。

胸に重た
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パリ、嘘つきな恋(2018年製作の映画)

3.6

イヤな奴だった主人公が恋にハマっていくにつれて、純情でかわいい男に。
本当の恋の力って素晴らしい。