RMさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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プリティ・プリンセス(2001年製作の映画)

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作業しながら流し観したくて選んだが、アン・ハサウェイに見入ってしまい作業捗らず。ミアのパパが遺した手紙に図らずも泣いた。

胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

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淡い恋心を、桃の天然水じゃなくて赤ワインで描いているような。マリーが25歳とは思えぬ貫禄。作業しながら流し観したけど良かった。
最後にルイ・ガレルが出てきて😍←これになった。

マイ・マザー(2009年製作の映画)

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ドラン19歳のときの初監督作品。鬼才だなぁ。

観ていてヒリヒリする。いつまでも縮まらない親子の距離。他人はこうだろうと勝手に思い込み感情をぶちまける様子に、思春期を経た大人たちは心当たりがある。この
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

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ドラン作品を網羅したわけではないけど、その中でも大衆受けの良いというか観やすい映画だったと思う。まだまだ勉強の足りない私はこれくらいがちょうど良くて、エンドロールは込み上げた思いを自身で咀嚼する時間と>>続きを読む

ロバと王女(1970年製作の映画)

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メルヘンな世界観の中に変態チックで雑な演出、時々シュール。乾いた笑いが出てきてしまった。王子様がかっこいい。最後、お父さんと妖精がヘリコプターでやって来たのがめちゃめちゃ面白かった。音楽と色彩が秀逸だ>>続きを読む

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

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個人的に良かったのは、ロサンゼルス、ニューヨーク、パリ。
ロサンゼルス編、コーキーが可愛すぎて私もたばこ吸ってみたくなった。ニューヨーク編、ヘルムートとヨーヨーのコンビが可愛い。パリ編、個人が持つ差別
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

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見捨てられない家族、惰性で続く不倫、新しい恋。いろんなことがしがらみになって自分の為に生きれなかったし動けなかったギルバート。ベッキーと話していて「いい人間になりたい」と言っていたのが沁みた。
ベッキ
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ふたりのイームズ 建築家チャールズと画家レイ(2011年製作の映画)

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イームズチェアしか存じなかったので、チャールズとレイの歴史と家具以外の作品を知れて良かった。
男尊女卑が根強い社会で、レイの縁の下の力持ちだけに留まらない芯の強さのようなものを感じた。コルビュジエが才
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5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

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パリの街並みを堪能する映画。
他人が自分にあてる視線の怖さとか、周りの会話を聞いて自分のいない世界が想起されるとか、不安な様子が本人以外のものや人で表現されてるの凄いな。
その不安を紛らわすのに買い物
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カイロの紫のバラ(1985年製作の映画)

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「今夜、ロマンス劇場で」のオマージュ元を辿る。

好きのパワーは強い。感情に突き動かされて行動し、息継ぎする間もなく話をする。
夢と現実は違うとセシリアは言って現実を選ぶけど、その現実でも夢を見せられ
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今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

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号泣…。美しすぎるプラトニックラブ。

映画から飛び出してきた憧れのヒロインと惹かれ合うも、「触れたら消えてしまう」というなんともおとぎ話な設定だけど、我々人間として備わった欲求を指摘しているような気
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365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

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自分が持ってるモノの数数えてみようかな。100個あれば暮らしていけるらしい。

モノを一旦ゼロにしてみることで大切なこと(自分にとっての生活必需品は何か、頼れる必要な人は誰か)を可視化する。彫刻のよう
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エデンの東(1954年製作の映画)

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ジェームズディーン目当てで鑑賞。甘い少年のような眼差し。

善とは何なのか。キャルが稼いだお金だって、違法ではないし合理的な稼ぎ方だと思うのに、戦争を利用して得たお金として父親に受け取ってもらえない。
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婚約者の友人(2016年製作の映画)

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ピエールニネ目当てで、ずっと観たかった作品。美しい…。ヴァイオリンを弾くピエールニネが芸術だった。

モノクロとカラーの切り替えが自然で、気付いたら柔らかな色が付いていて。綺麗だったなぁ。

1度つい
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

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観ていて結構しんどかった…。現代アートの映画だと思ったら社会格差の話だった。作品自体は風刺アートのよう。

街中で助けを求め走る女性、物乞い、パーティで襲われた女性、みんな彼・彼女らのことを見て見ぬふ
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トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

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正直「?」なところが多かったのでまとめる。それに対する自分の考察もできる限りまとめる。
・トムはなぜギヨームの葬式で弔辞を読まなかったのか。
→フランシスに当日の早朝から寝ているところを押さえつけられ
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パターソン(2016年製作の映画)

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ゆったりゆっくり、豊かな時間だった。
平日は仕事のためにおおよそ同じ時間に起きて、奥さんにキスして朝は同じものを食べて…仕事が終わったら犬を散歩につれていき1杯飲んで帰る。ルーティーンで毎日構成されて
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不滅の女(1963年製作の映画)

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不思議な映画だった。写真を順番に見せられているかのように人物が固定されている。不気味だった。

男は仕事の休暇中を利用しイスタンブールへ。そこで出会う女性に惹かれ素性を知ろうとするが、名前も住まいも分
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ドント・ウォーリー(2018年製作の映画)

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なんとなく観たけど、すごく良かった…
不慮の事故で四肢麻痺になったジョンは人の手助け無しに生きていけない不甲斐なさと、予想外の思い通りにならない人生への苛つきとで、周りの人に当たってばかり。車椅子の運
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マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

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リヴァーフェニックス目当てで。つくづくこの名前かっこいいな。ドランの最新作にこの作品がオマージュされているとどこかで知ってやっと観た。

1歳の頃から施設に入り母親が行方不明のマイクと父親が市長でお家
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テッド(2012年製作の映画)

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なーんにも考えたくないので軽いの観ようと思った次第🧸
ひとりでゲラゲラ笑った。小ネタを挟んでくるので下品なだけじゃない教養のある笑い。

コロンバス(2017年製作の映画)

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建築が美しい、、ケイシーと同じく建築好きな私はもうそれでお腹いっぱいになってしまった。

ケイシーがサーリネンの建築を好きだと言ったとき、ジンが理由を尋ねたので「アメリカで初めてのモダニズム建築の銀行
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DUMB TYPE 高谷史郎 自然とテクノロジーのはざま(2018年製作の映画)

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MOTでのダムタイプ展にて初めてダムタイプの存在を知り、それ以来ベタ惚れ。展示をリピートしようと思ったけど叶わず、今回ドキュメンタリーが上映されると知って歓喜。

初めて展示を見たときの衝撃が蘇った…
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ムーンライト(2016年製作の映画)

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映像がとても美しい…。かなり良かった。

家庭環境が良くなく、学校生活でも長い間いじめられていたシャロン。ストーリーのアップダウンは無いけど、無口なシャロンの我慢してる様子が表情から伝わってきて目が離
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女と男のいる舗道(1962年製作の映画)

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咀嚼に時間がかかりそう。
無音になり台詞のテロップが出たり、音楽を突然流して突然止めたり、カフェでおじいちゃんが哲学を語る場面では情報量が急に増えたり。そしてラストには驚いてしまい終わってから少しばか
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

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音楽家ミシェル・ルグランの特集。YEBISU GARDEN CINEMAにて2/21〜3/12まで7作品が上映されています。

音楽家にフォーカスを当て企画されて、しかも恵比寿で開催してくれるというの
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動くな、死ね、甦れ!(1989年製作の映画)

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強烈だった…。トイレにイースト菌流すとか、小麦粉と泥を混ぜて食べるとか、大人が子供相手にボコボコにするとか…ひとつひとつが衝撃だし、台詞もばかでかい声で言うからいちいち騒々しい。ちょっとしたいたずらの>>続きを読む

食べる女(2018年製作の映画)

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アラサー独身OLの胸に刺さりまくった。自分で稼いで、ごはんを丁寧に作って、頂く。全部丁寧にやると心も整うよね…。あと、どんなにささいな出会いも大切にしようと思った。

ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

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良い…。人たらしな男前、音楽への想いは並外れていてそのための努力はできるのに薬物はやめられない。音楽を愛しているからこそやめられなかったのか…。流れるJAZZが素晴らしくて何度でも観たい作品になった。>>続きを読む

17歳の肖像(2009年製作の映画)

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また邦題がゴミ。
キャリーマリガン可愛すぎ!処女を捨ててからの垢抜け方すごかった…
真実を知ってからも落ち込みに耽らないでちゃんと勉強したのが偉かったね…

勉強をして良い大学に入っても待っているのは
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