shunさんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

ブラックブック(2006年製作の映画)

4.0

冒頭での台詞「簡単に人を信用するな」を最後の最後まで感じさせられる。
一難去ってまた一難の怒涛の展開を、強い生命力と機転で乗り切るのはジョジョの主人公みたい。ほんとに最後まで大変…
『ロボコップ』ほど
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天国の日々(1978年製作の映画)

4.0

すげー映像がたくさんあってそれが物語や登場人物の感情としっかり連動してた。やはりイナゴのとこか。

良かったとこ。これはあんまり連動とかわからないやつ。
麦しかない平原に農場主の家1個と少し離れてテラ
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冷たい雨に撃て、約束の銃弾を(2009年製作の映画)

3.3

邦題がいい
雨の中はぐれて再開してからあんまり面白くなくなった…

ヒーロー・ネバー・ダイ(1998年製作の映画)

3.8

同じことを繰り返し2回目での変化を見せていく。屋上から狙撃するシーンがあり、2回目屋上シーンはその構造が完璧に機能してる。
『ザ・ミッション非情の掟』などよりクサくてやりすぎてたのでひいた部分もあって
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ピートと秘密の友達(2016年製作の映画)

3.3

『A Ghost Story』では花柄のシーツゴーストが手を振る動作、この映画ではドラゴンの動き全般と子供たちには「かわいさ」があり、わかってるなーと思った。かわいさは必要ですよ。

チャイニーズ・ブッキーを殺した男(1976年製作の映画)

5.0

この映画でやっとカサヴェテスの良さがちょっとわかった。
ベン・ギャザラという主演のおじさんの、眼差しをちゃんと撮るからよ。
場末ストリップ劇場とそこで働く女の子たちへの優しい顔はずっと見れる。さらにど
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シェルタリング・スカイ(1990年製作の映画)

3.8

終盤に感じる異国での孤独感がすごい。
前半との落差と時の経過にうっとなる。
どんだけ退屈でもこういうのには弱い。
自転車に乗って崖まで行って、登って眺めて抱き合ってってシーケンスが凄く良かった。

ラストタンゴ・イン・パリ(1972年製作の映画)

2.5

画きまってるけど何が言いたいかがわからなかった。タンゴ踊るとこと音楽の使い方は割とよかったんごー。

青の帰り道(2018年製作の映画)

2.0

力作だけど、平凡すぎる。ちょっとした展開があっても想像の範囲内で技に見えてしまう。そういうので結局最後までいってしまった。一部の俳優の演技とamazarashiの曲の歌詞は良かった。
自転車で25分く
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KIDS/キッズ(1995年製作の映画)

4.0

『限りなく透明に近いブルー』からジメジメ感や「自意識」とかむずかしいことをなくして、酒とマリファナを増やして、スケボーと取り返しのつかないことを追加した。

お引越し(1993年製作の映画)

4.3

ワンカットワンカット考えられすぎてて、こちらもいろいろ考えて疲れてしまうから好きじゃないかもと思った、芝居(発声、目線、動き)もみっちり。でも見終わって体力が回復してきたら好きだった。

セインツ -約束の果て-(2013年製作の映画)

3.6

パッとはしないが『A GHOST STORY』への片鱗がみえた。
ラストのフラッシュバックいいんだけどちょっと微妙なのが、ゴーストストーリーで時間の使い方パーフェクトになってたし。
主に画面奥だけどい
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白夜(1971年製作の映画)

4.5

夜、ポンヌフ橋の下を船がくぐっていくシーンを観れただけでもうよかった。ほんとに死ぬほど綺麗。映画の感動もある。フィルムすごい。
フレームインフレームアウト、扉へのインアウトで割られるカットと、はさまる
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(2018年製作の映画)

3.0

銃とのドラマ、つまり自分との対話みたいなものであんまし感動はない。所詮銃。人と人じゃないと。
白黒なのもどうなのかなー、大学の食堂でタバコ吸ってると思ったらスマホでLINEしてる時代設定。違和感があっ
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テラフォーマーズ(2016年製作の映画)

3.3

いいテーマ曲とかほしかった。冒頭は『ブレードランナー』、ゴキブリの卵は『エイリアン』のに似てた。

カナリア(2004年製作の映画)

3.3

このスチルが苦手で避けてたけど面白かった。行き場のない主役二人のがんばりと強さに泣けた。

少年野球の子供達から金属バットへのつながりはビミョーに省略されてておもしろかった。つぐみがでてくる!

わらの犬(1971年製作の映画)

3.2

アクションが見たいのになかなか出てこない笑 そういうの好きだけど。
いささか丁寧すぎるような終盤までの積み上げに、主人公たまにキレるし、悪役たちはちんこでしかものを考えてないし、登場人物だれにも魅力が
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HOME 空から見た地球(2009年製作の映画)

2.5

このナレーションの説教くささはどうにかすべき。特にラスト10分。

斬、(2018年製作の映画)

4.0

こういう超シンプルで短いドラマむっちゃ好き。いらないシーンは竹とんぼのとこくらい。
「殺しの道具が出てきてそれが最後の最後に使われる」系の映画は面白い。

シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)

3.3

ちょっと長い以外、良く出来過ぎてて特に言うことない。高速テンポのカット割で、しかも2時間以上と長い!疲れる!面白いけど。たくさんの現地の子供、リアルなロケ地、大量の銃器。凄まじい制作体力。

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

4.0

再見DVD
映画架空のアーティスト、Jesus,The Brides of Draculaの曲Turning Teethすばら。一回見てたおかげで話について行けてふつーに面白かった。

疲れて見た初回
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.6

終盤フレディの孤独は伝わってきて実感できたしドラマになってた。だから面白かったのだが、演出時間を割けなかったであろうシーンも多かったので、たくさん盛り込むのは難しいのだなあと思った。

ハッシュ!(2001年製作の映画)

4.0

この映画は明るくていい。落とすのは簡単だがそれは少しだけで、病まずに背中を押してくれるし、いろんな視点を大事にしてる。
橋口監督のは、演技と脚本で詰めて詰めて生み出されたドラマを丁寧に撮ってる感じがし
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ユキとニナ(2009年製作の映画)

3.8

ユキとニナという素晴らしい子役二人から、子供らしい瞬間を引き出し映せていた。わりとずっと続く。
平坦ということもなく、例えば、離婚する母親にユキとニナが匿名で、あなたたち夫婦はなんで離婚するのですかっ
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ベルフラワー(2011年製作の映画)

4.0

『マッドマックス』や火炎放射器はどうでもいいが、
小さい町の若者の鬱屈と、車と、「この町を出るんだ」があればそれは虚しさが生まれ、そういう虚しさから逃れるようにまたはそれを求めて映画を見ているから、希
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ナチュラル・ボーン・キラーズ(1994年製作の映画)

2.0

主役2人の行動理由わかんなくて詰んだ。どう見れば…
殺人鬼の行動理由を説明しろというんではない。ナチュラルボーンキラーズなんだし。殺しにともなう感情、もしあるなら葛藤が伝わらないと無理。メディア批判と
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

2.8

趣里さんの演技良かったと思う。

全体は、どこかでみた事ある感が強く、何をしたかったのかがいまいち掴めなかった。
安藤さんや(すごくいいキャラで好きだけど)、カフェで働く下りはわりと無茶。