YSKさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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バッドランド・ハンターズ(2024年製作の映画)

3.2

大地震の影響で無法の荒野と化したソウルで、「救い」と称して少女を連れていかれた少女を助けるべくマブリーが八面六臂の大活躍を魅せる作品

冒頭の大地震は笑いをとりにきているのかと勘違いするクオリティです
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チャイルド・ゾンビ(1980年製作の映画)

3.2

原発で発生した事故によって漏れ出た放射能の影響で、スクールバスに乗った児童生徒がまるごとバケモノになってしまうお話

本来であれば庇護の対象として不可侵な領域にいてもおかしくない子どもたちがバケモノと
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神回(2023年製作の映画)

1.9

夏休みの昼下がりに教室で過ごした淡くて甘酸っぱい5分間が終わらないお話

延々と同じ時間を繰り返す前半と急転直下の後半にパートが分かれたものですが、前半は工夫がないし後半は種がわれてから非常に長い有様
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相棒 劇場版Ⅳ 首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断(2017年製作の映画)

3.0

劇場版の相棒を観るのは初めて、杉下右京ってもっと理屈をこねくり回す偏屈だと思っていたけどそれほどでもなかった
予想も期待も裏切らなかったし思っていたよりも楽しめたけど、杉下右京とその相棒、あとみっちー
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フライングハイ(1980年製作の映画)

3.2

航空中のジャンボ旅客機内で相次ぐ食中毒により機長と副操縦士が倒れるなか、偶然客席にいた操縦経験者が押し寄せる困難をはねのけ無事に着陸できるのか?というお話


ウソではないです


シチュエーションは
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反撃/真夜中の処刑ゲーム(1983年製作の映画)

3.0

警察がストライキ中のある晩、とあるゲイバーでチンピラが狼藉を働きマスターが死亡、しかもチンピラのボスが現れ店中の客を殺し始める
運よく逃げ出したひとりがとあるアパートへ逃げ込み助けを求め、それを追って
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さらば あぶない刑事(2016年製作の映画)

3.2

30年同じことをし続けるギネス級の大活躍を魅せるタカとユージが活躍する何度目かの最終作

部下をもったことで痛々しくなった青島みたいな刑事もいるので一概に比較はできないものの、30年前とまるっきり同じ
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ベツレヘム・ジャーニー 星の導き(2023年製作の映画)

3.4

いわゆる聖母マリアが、天使によって神の子を授かったことを知らされてから、時の権力者に追われながらもイエスを出産するまでを描いたミュージカル

テーマがテーマだけにもっと壮大でおおがかりなものとしてもお
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ダーク・タイド(2011年製作の映画)

2.6

このオレさまが見たことも聞いたこともないサメ映画があるなんてまだまだ海は広いし大きいですね、なにせ月はのぼるし陽はしずむのですから

かつて海洋ドキュメンタリの撮影中に相棒がサメに食われてしまったこと
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アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

1.2

このタイトルで主人公がアリスでもテレスでもないのは詐欺だから0点です

工場で発生した爆発事故の影響で外界との行き来が封鎖され時間が経たなくなった世界という時点でてっきり今際の夢かと思っていたらそうい
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サムシング・イン・ザ・ダート(2022年製作の映画)

1.9

ボロの安アパートに入居した主人公は部屋で不思議な現象を発見、10年もアパートに住んでいる隣人とこの現象を映画として撮影し一儲けしようと企むお話

私がこの作品で見たいと思っていたことと違うただそれだけ
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カーズ(2006年製作の映画)

3.4

ここ数日あまりにも仕事が忙しすぎて更新の時間がなかなかとれず、気がつけば感想がたまりにたまってしまいました
これなんて1週間前に見た作品ですからね、普段見ているような有象無象の作品だったら乾いた風に吹
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アウト・オブ・リーチ 愛と洗脳の狭間(2013年製作の映画)

3.4

悪徳コンサルにハマってしまい事業の経営権を譲渡するばかりかかわいい盛りの娘を連れて裏の顔であるカルトに入信しようとする夫を救え!というお話

いちおう前職がコンサルだった身とすれば、そうそう悪い人ばか
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太陽は動かない(2020年製作の映画)

2.0

24時間ごとに本部へ電話をかけてパスコードを送らなければ機密保持のために爆殺されてしまうスパイのお話

超根本的な話なんですけど、そもそもこの定時連絡を入れなければ心臓に埋め込まれた爆弾が爆発する設定
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GODZILLA ゴジラ(1998年製作の映画)

2.7

『ゴジラ』ではなく例えば『ジュラシックパーク』の類だったらここまで言われていないだろうなあと思いを馳せずにいられない巨大トカゲ

悲劇もなく放射能も吐かず、自由の女神像を壊さずワールドトレードセンター
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マッチング(2024年製作の映画)

3.5

これまでも何度か言っている気がしますが、土屋太鳳さんと広瀬アリスさんの見分けがつかないことをここに懺悔します

マッチングアプリで出会った男子がやばいヤツだったなんて何十年まえのあらすじだよと全く期待
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悪魔がはらわたでいけにえで私(2023年製作の映画)

1.4

平日の真昼間からこんな作品を見るなんてロクなもんじゃねえと思っていましたが、それに輪をかけてロクな作品ではありませんでした

面白いか面白くないかはセンスや感性の話なので一様に判断できることではありま
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

1.7

ドラマ版と同じくらいには楽しめたけど、映画でやるほどだったかなあという印象
この作品が配信されたU-NEXTでいうと、ポイントを使ってまで見るような作品ではない気がします

これは面白いか面白くないか
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3人の信長(2019年製作の映画)

2.3

憎き信長を捕えた!…と思ったら3人いたお話

その発想は面白いと思いましたが、90分どころか106分もやるほどかな?
それほど話が広がったようには思えませんし、旧今川家の面々もやる気があるのかないのか
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呪われの橋2 怨霊館(2023年製作の映画)

3.4

「エレベーターゲーム」や「山小屋の4人」をVRで体験できる画期的なソフトを開発したのでテストプレイしていたら何かが混ざってきたよ…というお話

『忌怪島』もさあ、これくらいのデジタル感で良かったんじゃ
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Amityville Island(原題)(2020年製作の映画)

2.8

これまたまたまたまたまたまたまたサメ子さんが翻訳されたものを見せていただきました
サメ映画のみならずポロニアファミリーへの愛を説き愛を語り愛を謳うサメ子さんの愛情深さはマリアナ海溝に匹敵すると言っても
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円卓 こっこ、ひと夏のイマジン(2014年製作の映画)

3.7

想像力豊かで好奇心旺盛な小学3年生こっこが様々な経験を経て大きく成長するひと夏を描いたお話

私が汚れ荒み枯れ果ててしまったせいか、小学3年生のこっこを見て眩しくなるどころか何一つ感情をつき動かされる
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EXS エクス(2023年製作の映画)

2.4

感想一番乗りになることでしか得られない栄養というものがあってな
一代で財を成し地位と名誉と財力を得すぎたことで燃え尽きてしまった主人公が、旧友から「EXS」なる謎のゲームを紹介されたお話

身も蓋もな
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エクソシスト 信じる者(2023年製作の映画)

2.4

学校終わりに遊びに出たまま行方不明となった娘と級友が3日後に発見されたとき、悪魔が憑いていたお話

こういう『エクソシスト』系にあまり明るくないし、すごい好きなシリーズというわけでもないからでしょうが
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キル・フィスト(2019年製作の映画)

2.7

うだつのあがらない毎日を送る登場人物たちが、勝つことで大金を得られる地下格闘ゲームに参加することになるお話

二進も三進もいかない営業マンたちが、格闘経験やバックボーンを語られることもなく連戦連勝する
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The Strange Thing About the Johnsons(原題)(2011年製作の映画)

3.1

このたびの『ボーはおそれている』の公開で再注目された、アリ・アスター氏の卒業制作ならびに初監督作品

端的にいえばとある家族の中だけで起きた不幸を描いたもので、それほど直接的な描写はないものの極めて不
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座敷鬼(2023年製作の映画)

2.9

座敷童が出るよと言われるお宿に泊まったら、何かがついてきちゃったお話

小さい異変こそあれど何かが起きるわけでもなく、具体的に何がどうしてどうなることもないのですが、そこはかとなく怪談のような雰囲気が
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悪魔の調教師(1974年製作の映画)

3.2

超長距離ドライブ中の女性三人組みだったが、ハイウェイをそれて近道に入ったところで車がエンスト、「助けてあげよう」と声をかけてくれた男についていったら、その正体は女性ばかりを拉致・監禁する凶悪犯罪者だっ>>続きを読む

コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

3.3

城田優が現地の人に見えていたので100万点!
え?現地ってなに?全編通して和歌山ロケですが何か?
いや逆に背景が全て合成っていうことがすごいですね

前作の感想でも言っていたことですが、江口洋介に代わ
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怪人スワンプ・シング/影のヒーロー(1982年製作の映画)

2.8

ポンコツB級モンスターホラーかと思いきや監督がウェス・クレイヴンだったり、これもうわかんねえな
そしてモンスターホラーかと思いきや、ライバルによって家族を殺されながらもかろうじて生き延びた主人公が影の
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リョーマ! The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様(2020年製作の映画)

3.9

そもそもテニプリ自体を本誌時代のかなり最初だけしか読んでいないにも関わらずなぜどうしてこれを見ようと思ったのか
それもこれも全部映子さんで紹介されていたから、ほんま罪な女やで

とりあえずわいた疑問は
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魔女の宅急便(2014年製作の映画)

3.1

映子さんの栄えある第1話としても有名な実写『魔女の宅急便』
故郷を巣立ち、一人前の魔女となるために港町へやってきたキキのお話

というところ以外はかなり様子が違っており、空を飛びたい少年トンボが“お届
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キッドナップ・ブルース(1982年製作の映画)

3.5

若かりしタモリが近所の幼女に「海が見たい」と言われ、自転車に乗せてブラブラする「本当の意味で」ロードムービー

いやタモリに若かりし頃なんて存在しないんですが、ちょうど『笑っていいとも』の初回が放送さ
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.2

なんとなくいい話でなんとなく面白かったくらいしか言うことがなかったので、綾野剛ガチ勢の妻の感想を置いておきます

・黒のスーツ姿がかっこいい
・時折見せる甘えん坊仕草がかわいい
・熱唱しているシーンが
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

2.6

アリ・アスター監督待望の新作で、自身が自画自賛していたり前評判が良かったこともありますが、私の感想で言えば非常にしんどかったです

主な原因として考えられることは…
・ホアキン・フェニックス出演作品と
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Toxic Shark(原題)(2017年製作の映画)

3.6

これまたまたまたまたまたまたサメ子さんが翻訳されたものを見せていただきました
このように数多の言語に造詣が深く、陰ひなたにそっと咲いた一輪のサメ映画に陽をあてる偉業をなしたサメ子さんが多くの作品を翻訳
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