YSKさんの映画レビュー・感想・評価 - 87ページ目

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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.3

主人公の竹内涼真が、おっさんみたいな相棒と一緒に父親の謎に迫る作品といえば…『仮面ライダードライブ』!
なんかふわっと一瞬だけ登場した竹内涼真に笑いました
あと渡辺謙って前からああでしたっけ?なんか思
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.3

さすがはスタンリー・キューブリックと言うべきか、左右対称にこだわった立ち位置や、床の模様にいたるまでの館内の装飾、緊張感を煽る音楽などの恐怖演出には見るべきところは多いし、評価されるべきところも十分に>>続きを読む

独裁者(1940年製作の映画)

4.1

先日の『スターリンの葬送狂騒曲』を見たせいで見返したくなりました
チャップリン映画で一番商業的に成功した作品らしいです
確かにチャップリン映画では一、二を争うくらい好きな作品です

まだアメリカは本格
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スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

1.5

スターリンといえば「粛清」、「粛清」といえばスターリン
そのスターリンが急死したことで、その座を狙う権力者たちが面白おかしく醜い後継者争いをする映画
だと思って見ていたのですが、それほど面白くもなかっ
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ゾンビーワールドへようこそ(2015年製作の映画)

3.2

非常にバカバカしいし、なんのタメにもならなければ人生の糧になることもなく見終わった瞬間に見たことを忘れたとしても全く困らない…だがそれでいい

名前は憶えてないけど、仲間想いと現代っこと真面目なデブの
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バトル・ロワイアル II〜鎮魂歌(レクイエム)〜(2003年製作の映画)

1.1

これを「遺作」としたらさすがに晩年を汚しまくるどころか糞便を塗りたくることにも「なりかねないため、前作を「遺作」ということにしたいのだがよろしいか
そもそもこのⅡというのは深作組が前作の名前と設定と登
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[リミット](2010年製作の映画)

1.8

上映時間94分のうち、おそらく86分くらいは退屈な映画
私は何度うとうとしたかわからない
制作はスペインだし、ミステリやサスペンスではなく風刺なのだろう
最後の一言だけは見る価値があったが、そこに至る
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.6

主人公は父子家庭のお父さん
お母さんはすでに病気で亡くなられているのですが、この表現がすごく切ない
カレンダーに入っている「帰宅」が消しては書かれ消しては書かれ、そして最後には削除され…これだけで何が
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.2

初見しての最初の感想は「ひどく日本的なホラーだな」でした

そもそも遺体を解剖する場所が舞台ですから、ぼんやりと薄暗くなんとなくじっとりとしており、しかも地下に位置する、おあつらえむきに外は暴風雨のた
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アンフレンデッド:ダークウェブ(2018年製作の映画)

3.0

以前に『スケア・キャンペーン』を視聴した時にも感じたことではあるのですが、どうして「闇の世界の住人」はこんなにも有能で万能で全能なのでしょうか
登場人物たちが逃げまどったり、あるいは反撃したところで「
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マシニスト(2004年製作の映画)

2.4

丸一年間寝ることができず、一見して「あ、この人おかしいな」とわかる主人公トレバーをクリスチャン・ベイルが見事に演じきった怪作といえるのではないでしょうか

お互いに安らぎを与えあっている娼婦のスティー
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ハロウィン(2018年製作の映画)

2.6

1978年の『ハロウィン』のリメイクかと思って見始めたら、むしろ正統的な続編で驚いた

マイケル・マイヤーズとローリー・ストロード、当時の因縁の2人が40年の時を経て再び相まみえる…が、この映画はホラ
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タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

3.7

第3子の出産を控えた母マローは、家事と育児を完璧にこなそうとするあまりにこころも体も限界を迎えつつありますが、急遽現れたナイトシッターとの交流により余裕ができてきて…というお話

本人のセリフにも「人
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スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

1.2

2018年度に見た映画で1番つまんなかったまである
この映画で起こる悪いことの8割から9割は田中圭が原因です
『おっさんずラブ』くらいのコメディならいいんですが、これだったり『あなたの番です』のように
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.3

映像美はもちろんのことストーリーだって嫌いじゃないし出てくる小ネタもビンビンくるものばっかりなんですが、なぜかのりきれなかったんですよね
それがなぜかというと、舞台が「27年後」だから2040年くらい
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ヴェノム(2018年製作の映画)

2.0

前に『ジョーカー』を見たときにも書いたことですが、私がヴィランに求めるのはこういう話じゃないなー
確かに原作では意外と友情だったり思いやりがあったりしますが、あくまで『スパイダーマン3』みたいな「悪」
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不能犯(2018年製作の映画)

1.3

(こんな映画にお金と時間を使うなんて)愚かだねえ、人間は

何も残らない映画です、私はこの映画を映画館で見てしまったがために「不能犯大賞」なる「心底お金と時間をムダにした映画」を称える賞を作りました
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スカイスクレイパー(2018年製作の映画)

4.0

「どんなシチュエーション作っても軽々と攻略されちゃいそうなんですけど」
「じゃあ過去に大怪我して片足が義足にしようよ」
はい、着脱可能な義足を使って軽々と攻略しちゃいました

なんならちょっと泣いちゃ
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来る(2018年製作の映画)

3.6

ここ数年、もしくは2000年を過ぎてからのJホラーの中で一番の傑作だと思います、残念ながら消去法ですが

この映画の見どころは人によって色々あると思いますが、私は黒木華の顔です、特に玄関の盛り塩を踏み
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.6

音をたててはいけない、声を出してはいけない世界が舞台で子作りをし、妊娠・出産に耐える母!いざという時の地下室へ向かう階段で絶妙な場所からこんにちはしてる釘!

何から隠れ、逃げているのか?一切説明がな
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そして誰もいなくなった(1945年製作の映画)

2.7

藤原竜也が主演した「誰もいなくなってないやつ」ではない

小5くらいの時にはじめて『十角館の殺人』を読んで以来のミステリマニアですから、この作品は「聖書」に近いものがあります

もう80年も前の作品っ
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アラジン(2019年製作の映画)

3.7

これを吹き替えで見ない人とは友だちになれない気がする偏見
なぜならジーニーといえば山ちゃんだし山ちゃん以外の声で話すジーニーは見たくないからです

ディズニーが描くヴィランの中でもジャファーは3本の指
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ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

3.6

ドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムがコンビを組んで全力で盛大に壮大に甚大に莫大に膨大に絶大に極大に縦横無尽に暴れる、以上

イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.1

『選ばれしものの恍惚と不安、ここにあり』っていう感じですかね
なぜか「ビートルズ」に選ばれた主人公ですが、決して驕り高ぶることなくあくまで「代用品」として、最後まで「ビートルズ」への尊敬を忘れなかった
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

2.6

『ライオンキング』自体は古くから愛されている作品ですし、少年漫画の王道を走る勧善懲悪的なストーリーですからもちろん安心・安定していることには何の異論もありません
そこに全て実写なのではと見紛う美麗なビ
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映画 賭ケグルイ(2019年製作の映画)

2.9

ドラマもアニメももちろん原作も大好きな作品ですし、これは言うまでもないことですが浜辺美波と福原遥を愛しているので、それだけでもう5.0点どころか1不可説不可説転点は確実なのですが、そこは心を鬼にして5>>続きを読む

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

2.7

Chapter_1ですら手ぬるかったペニーワイズ氏が、27年経ったことでボケたのか勘が鈍ったのか、輪をかけてあまっちょろいことをやって負ける映画です

中華料理屋で化け物呼んで襲わせたり、Chapte
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.3

無印の頃からずっとエルサが主人公だと思っていたので、なんでタイトルが『アナと雪の女王』なんだろうと疑問だったわけですが、今回の2でその謎が解けたり溶けたりしました

王道RPG大好きなのでゲイルとブル
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教授のおかしな妄想殺人(2015年製作の映画)

1.6

全く何一つこれっぽっちも響きませんでした
ポスターの「おかしな妄想」の文字色が違うのは真っ赤なウソっていうフリだったんですかねー?
結局のところ何一つ完全じゃないし、計画もなにもないしがっかり
ウディ
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ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲(2018年製作の映画)

2.8

「アナログの逆襲」というくらいですから、時代の変化に乗り遅れた化石のようなエージェントが新しいテクノロジーを旧い時代のノリで使って失敗続きなのになぜか上手くいく…
というノリってシチュエーションに差は
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グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

3.5

ジェシー・アイゼンバーグは短髪のほうがめちゃくちゃかっこいいな!
"ホースメン"のリーダー的存在の彼は前作と違って髪をばっさり切っており、最初ジャック・ワイルダーを演じたデイヴ・フランコか?と見間違え
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.4

いやそれ絶対手品だからってできないだろ!と思うシーンもいくつかありますが、テンポもいいしリズムもいいしで、気になることもなく楽しく見られます、勢いって重要ですよね
余計な頭を使わずに、気楽に楽しめる一
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ザ・ギフト(2015年製作の映画)

3.0

三つ子の魂百までの三つ子って、なんで三つ子なんでしょうね
九十九里浜の九十九里とか、万里の長城の万里と同じ意味合いでしょうか

最後の仕返しは非常にいい気味ではあるんですが、果たしてこれで憂さは晴らせ
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バトル・ロワイアル(2000年製作の映画)

2.9

深作欣二監督の実質的な遺作になるんですかねー
深作作品はそれほど多くは見ていないのですが、個人事務所を立ち上げてまで撮りたかっただけの仕上がりにはなっているし、故人の演出なんかには深作監督らしさが濃密
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ガチ☆ボーイ(2007年製作の映画)

2.4

12年前に劇場で見たときの感想は「サエコwww」でした
12年ぶりに家で見たときの感想も「サエコwww」でした
なんかねーサエコの声がねーすごい耳に残るんですよ、それで笑っちゃう
学プロのリングネーム
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

2.2

正義がどうのこうのと言っていたけど、結局行使したのはただの暴力でした
どんな建前とどんな理屈とどんな言葉を並べたところで、最後は拳銃が勝つんだよね
どうせ殺すなら松倉を殺しなさいよ
その松倉重生を演じ
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