nancyさんの映画レビュー・感想・評価

nancy

nancy

映画(158)
ドラマ(52)
アニメ(0)

愛と哀しみのボレロ・完全版(1981年製作の映画)

4.0

クロード・ルルーシュ監督の『愛と哀しみのボレロ(原題はLes Uns et les Autres)を観た。原題の意味は「お互いに」という意味か?1930年代から1980年代のロシア・ドイツ・フランス・>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

フレンチアルプスの山荘に住む三人家族。そこで夫が山荘から落下する。タイトルは『落下の解剖学』[原題:Anatomie d' une chute(Anatomy of a Fall)]。タイトルにひかれ>>続きを読む

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.0

ハリウッドの大物プロデューサーのワインスタインの性的暴行事件から始まった#Me too運動。この事件を執拗に追い続けた二人の記者たち、重く口を開いていく被害者たち。「問題はワインスタイン以上に性加害者>>続きを読む

瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.0

エリセ監督の映画は初めて。人生の晩年をどう迎えるのか、自分の居場所はどこにあるのか、など考えさせられた。『ニューシネマパラダイス』へのリスペクトも感じた。記憶をなくしたフリオは主演した映画を観て、過去>>続きを読む

グレン・ミラー物語(1954年製作の映画)

4.0

2度目の視聴。相当前に観ていたのだが細部は忘れていた。今聴いても、グレン・ミラーの曲は馴染みのある曲ばかり。飛行機で行方不明になって亡くなっていたのか!ジェームズ・スチュアート主演の『翼よ!あれが巴里>>続きを読む

晩春(1949年製作の映画)

4.2

小津映画いいなぁ。昭和24年の作品。1949年といえば、日本は米国の占領下にある。町の中に英語の表示がある。おそらく、米国主導の民主化が推し進められていた時期の映画。米国の検閲もあったことであろう。そ>>続きを読む

麦秋(1951年製作の映画)

4.2

2度目の鑑賞。紀子役の原節子さんのお茶漬けを食べるシーンが印象的だったことを覚えている。改めて見直すと、紀子が戦争で亡くなったことになっている兄の俤を慕って、結婚を決意したのかなと。「好き」というもの>>続きを読む

若草物語(1933年製作の映画)

4.0

この『若草物語』の映画は、初めて視聴。1933年の作品。キャサリン・ヘップバーンのジョー役はイメージにぴったり。こんなにお転婆だったのだろう。「良き女の子、良き女性、良き妻とは何なのか」を考えさせられ>>続きを読む

コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

4.0

それにしても、モスクワから列車での世界最北端の駅の移動で、一晩停車があったりと長時間の乗車にびっくり。結局は、目的の壁画は見られなかったのか?そして極寒の撮影は大変だったろうな、とか思ってみてしまった>>続きを読む

希望のかなた(2017年製作の映画)

4.0

カウリスマキ監督作品3作品目。彼のまなざしは優しい。難民や貧しい人たちに対して。劇中に登場する、寿司レストランに笑えた。日本の音楽も使われていた。

銀河鉄道の父(2023年製作の映画)

4.0

宮沢賢治の父を中心とした家族の物語。後半は涙、涙。「雨にも負けず」の詩については、共感もするが、あのような生き方はできるかな、と思うと自信はない。『銀河鉄道の夜』を改めて読みたいと思う。

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

4.0

テレビのシリーズの映画化。ネットフリックスでシーズン1をみたので、映画作品もみました。テレビのストーリーの続きのような話だが、相変わらずの美味しそうな夕食に魅了される。男性同士のカップルも、見ていて違>>続きを読む

ロンドン、人生はじめます(2017年製作の映画)

3.5

ただただダイアン・キートンのオシャレなセンスに脱帽。70歳ぐらいか?体型も変わらず。ストーリー的には、男性の役者に共感できず、イマイチ入り込めなかった。

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.9

不思議な映画。8歳のネリーが、8歳の母マリオンと森で遭遇。ネリーの祖母でありマリオンの母である家で、3人はある時間を共有する。癒しの映画!

それでも私は生きていく(2022年製作の映画)

4.0

去年観たかった映画でした。ツタヤレンタルで借りてみました。主人公目線でみました。シングルマザーのサンドラは通訳者。哲学者だった父の頭がこわれていく。父の介護をしながら、自分のこともいろいろある。フラン>>続きを読む

東京物語(1953年製作の映画)

4.0

年始めに小津映画に影響を受けた海外作品2つをみたので、改めてみ直した。1953年に、これからの家族像を予見した作品を作ったことに驚き。おそらくハリウッドなどでは大作が主流の中で、一普通の家族の姿を通し>>続きを読む

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.0

カトリックの神父たちによる性的児童虐待。教会組織での隠蔽。それを明らかにしようとする新聞社の奮闘。1000名の被害者。日本の事件を想起させる映画だった。

ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.6

ケネス・ブラナーがポワロを演じる2作目か。どうしても、テレビのデビット・スーシェのイメージが強く、違和感を感じる。とはいえ、CGを使った映画も迫力がある。

マルタのやさしい刺繍(2006年製作の映画)

4.0

スイスの映画は初めてかな?マルタを始め、シニアの女性たちや男性たちの方が頭が柔らかい。「人生の喜びを追求するのに年齢は関係ない」というのが映画のメッセージの一つか。映画に登場するスウィーツもとても美味>>続きを読む

七人の侍(1954年製作の映画)

4.5

BSで放映されていたのを観た。以前観たような記憶もあるのだが改めて観なおした。西部劇をみているような印象を抱いたのは、ジョン・フォード監督を敬愛するという黒澤明監督だからか。上映時間3時間27分。終盤>>続きを読む

今朝の秋(1987年製作の映画)

5.0

『今朝の秋』をようやく観られました。キャスティングが凄い!存在感のある俳優さんばかり。家族のあり様もいろいろあっていいんだな、と思いました。最後に、ピンキーとキラーズの「忘れられないの~」とみんなで歌>>続きを読む

あん(2015年製作の映画)

4.0

相当前に観た映画を記録としてメモ。記憶が曖昧。美味しいアン作りを手伝う役を樹木希林さんが演じる。そのアンのどら焼き屋に人が集まるようになる。しかし、彼女がハンセン病の施設の住人であることがわかると、人>>続きを読む

歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

4.0

是枝監督と樹木希林さんとのタックル作品の一つ。監督は脚本も書く。家族の2日間を描いているのだけど、とてもリアル!たとえば、夫の実家に行って、夫の家族たちと、一見楽しそうに過ごす。しかし、本当のところは>>続きを読む

ル・アーヴルの靴みがき(2011年製作の映画)

4.0

年始めに、フィンランド出身のアキ・カウリスマキ監督の『枯れ葉』を観た。彼の作品をもっと観たいと思い、ツタヤでレンタルした。舞台はフランスのル・アーヴルなので会話はフランス語。心優しいル・アーヴルの街の>>続きを読む

バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

4.0

かなり前に観た映画の感想。知人が「午前10時の映画祭」で観てきたというのでメモに残すことにした。どういういきさつで、この村へ来たのか?一人の女性のシェフが、最高級の食材と料理、ワイン等で、つつましく暮>>続きを読む

かもめ食堂(2005年製作の映画)

4.0

二度目の鑑賞。以前観た時とは違うことに気づいた。フィンランドで出会う3人の日本人女性の詳細は分からないが、それぞれに悲しみを抱えて生きていたことは想像される。小林聡美さんのセリフに、「わたしは嫌なこと>>続きを読む

終わらない週末(2023年製作の映画)

3.5

アメリカ合衆国は、The United States of Americaというだけあって、50州の合体。統一するのはそもそも厳しいのだろう。昨今の米国の状況は完全に2極に分離しているようにもみえる。>>続きを読む

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.7

こういうアクション系は正直苦手。日本や真田広之さんが登場ということで観た。相変わらず、海外から見た日本はこんなステレオタイプの文化がインパクトあるのか?もうすぐ還暦のキアヌ-リーブスの体当たりの演技に>>続きを読む

2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

4.0

保守派と改革派の二人の教皇の語らいは、時にユーモアを交えながらも、二人の心の深くにある苦悩を描いていて共感する。二人のリアルな演技に引き込まれた。音楽の使い方も魅力的。途中、別荘に滞在中の教皇がローマ>>続きを読む

冬構え(1985年製作の映画)

4.0

山田太一さんの脚本はいいなぁ。1985年に、高齢化社会の悲哀をすでにドラマに描いていたとは! 小津映画に登場する馴染みの役者さんがいい味出している。鳴子のケーブルカー付きの旅館。今はないのだろうが、行>>続きを読む

ナイアド ~その決意は海を越える~(2023年製作の映画)

3.8

何事を始めるのに年齢は関係ない。とはいえ、キューバからフロリダまで、泳いでいくとは!単独の遠泳というよりも、チームプレイ。主役を演じたアネット・ベニングと彼女をサポートしたジョディ・フォスターの圧巻の>>続きを読む

翼よ!あれが巴里の灯だ(1957年製作の映画)

3.5

The Spirit of St. Louisが原題。それが『翼よ!あれが巴里の灯だ』とタイトルが変わる。1927年5月20日にニューヨークからパリまでの単独飛行に成功したリンドバーグ。後半のほとんど>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

映画『トップガン』の続編を観ました。『トップガン』制作から何年たったのでしょう?当時の俳優もかなり出ていたのかなぁと。最後に乗った旧式のジェットは旧作の時に乗った機種だったのか?相変わらずのトム・クル>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.2

今年2作目の劇場映画。カンヌで男優賞を取った映画であり、ドイツ人の監督の作品であるとのことで、是非観たいと思っていました。映画に登場したカセットテープやカメラなどアナログ時代の世界が映し出され懐かしい>>続きを読む

枯れ葉(2023年製作の映画)

4.0

2024年、初の劇場で観た映画。藤原帰一先生のお薦めでした。フィンランドの映画は初めてかな?アキ・カウリスマキ監督の作品。多くを語らず、表情で語る。監督は小津監督のファンとか。なんとなく、日本の映画を>>続きを読む

或る夜の出来事(1934年製作の映画)

4.0

改めて観ました。1936年の作品。今みても楽しめます。他のコメントにもありますが、それ以降の映画やドラマに相当の影響与えていますね。