このレビューはネタバレを含みます
分かり易い表現を潔しとしない是枝監督らしいエンディング。ラストの解釈は、どう思いたいかで千差万別…。今回も別次元の安藤サクラだが、それ以上の凄みを見せる田中裕子に絶句…。
物理的な裏付けを気にしぃなので、ミーガンのマインドの成長よりも、あんなに動ける構造上の理屈をも少し説明して欲しい。
娘を持つ父としては、オーバーラップしまくりで泣いてしまう。11歳の件の表現が分かり難いのだが、実はそこが肝であると思われるので、物語としてはちゃんと消化出来ていない…。
このタイミングで観ると、全てがフリになっており、ずっと涙目で"観戦"してましたし、最後の歓喜の輪のシーンで涙腺崩壊。で、最後の最後で破顔一笑w。
劇中でもネタにしていた『アジョシ』と酷似したフォーマットながら、保護対象者の年齢とラストバトルの立ち位置の違いで、そっち方面のドラマは盛り上がらず。一方でそのおかげ?もあり、チャン・ヒョクの殺し屋と>>続きを読む
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顔芸、目線、佇まい、距離感、間、言葉の端々…。人間の闇の部分の詰め合わせ。
筒井真理子の独り舞台だが、共演している舞台女優陣が豪華過ぎる!ラストの舞いにも天晴!!
もの悲しい物語と共に、この余韻が岸辺露伴。ルーブルの豪華絢爛さを堪能する為にも大スクリーンで観るべし!
過去に犯した過ちに対する贖罪と邂逅の人間ドラマ。最早ボクシングはその舞台装置に過ぎず、それ故に試合に対する高揚感はとっても薄味だが、本作のお陰でサーガとして深みは増した印象。
なるほどね…な3期の前日単となる最新作。そんなに一人で背負わなくていいよ…と言って上げたい程、朱ちゃんの涙に沈痛な思いが溢れる。そして、絶対3期を観返したくなる。
"Tne Other One"の原題通り、前作の続編でありながら、サブストーリー的な立ち位置。後半爆発型なのは予想通りで、正直、ジャユン待ちのところもあったが、その登場は期待以上の無双感!本筋に戻る>>続きを読む
シンプルにただただ不快。ゴメンなさい、『ファニーゲーム』とは雲泥。
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キャッチコピーから想像するに、もっとテクニックに寄った作品なのかと思いきや、殺人のリアルを淡々と見せ付ける。時は経てども状況は変わらず、逃げ出すしか無い感情のリアル感がヤバい。
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強力な電磁石で車を引っ付けたり、果ては宇宙にまで飛び出してしまった前作の反省?を踏まえて、今回はより地に足を付けた荒唐無稽の装い。シリーズ完結に向けて、過去作のオマージュ満載のアクションシーンに爆上>>続きを読む
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曲がりなりにも決着が付き、棚ボタ的なラストで締めたオリジナル版よりも、本作の締めは不確かな未来を匂わせたままで終わる潔さ。文化の違いは諸々あれど、土葬と火葬の違いは意外に大きい。それと"あのシーン">>続きを読む
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ライブに殴り込んで行く時のケイトの表情と佇まいがヤバ過ぎた!ラストの解釈は、ネタバレサイトで補足して、何となく理解した感じ。モンハンやらんからピンと来んかった…。
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家族の安否を心配する電話がスズナリの筈なのに、あそこまで個人対応してくれるのか?違法に入手した犯人の電話番号の件はお咎め無しなのか?いくら手詰まりとは言え、あんな大事な役割を一般人に託すものなのか?>>続きを読む
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オープニングスコアからアルジェント節全開で期待値爆アガリも、物語が始まるとどうにも推進力が弱く、も一つ盛り上がらない中、ラストの唐突なゴアでエンディング…。10年ぶりでもブレない作風を讃えるべきか。
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同じフォーマットで同じパターンだからこその"死者「1」"の持つ意味と重み。MERにとっての涼香の存在をしっかりと刻み付けたことに意味があった劇場版だと思った。あと、音羽先生カッコ良過ぎ。救助に向かう>>続きを読む
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見事な幕引き。1作目の台詞の伏線回収から、前作の因縁絡みも含めて"ガーディアンズ"に求める要素が全て詰まってる。それぞれの個性、それぞれの想い、それぞれの選択…。こんな多幸感に包まれたエンディングも>>続きを読む
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言うほど、村の閉鎖性や疎外感が際立っていないし、不法投棄の杜撰さにしても、村興しの具体性にしても、透殺害の後処理にしても、色々と詰めの粗さが目立つのは否めない。もっと暗い重いシンドイのを期待してまし>>続きを読む
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ラストは画角からして、ジスクの願望イメージで、実際はバッドエンドって解釈した。ヨンソンがあそこまで母子を庇護する理由が、も一つ伝わらず…。
テーマとしては、やはり人ごとでは無いので、色々と自分に置き換えて身につまされるとこ多し。主演お二人の尋問のシーンが見所なのでしょうが、舞台向けのようなディレクションのせいで、逆にちょっと浮いてしまっ>>続きを読む
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彼女の正体はネタバレしているが故に、単なる前日譚ではストーリーを牽引出来ないという懸念を解消する為の、中盤のツイスト設定は意外ではあるが、効果的かと言うと中々微妙…。"エスターも意外と苦労してんなー>>続きを読む
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病院から抜け出し、いざマイケルと対峙しようとするローリーのデカい包丁のラストカットで終わった前作からの続きを期待すると、コレじゃない感が凄い。呆気なく4年て…。病的なまでに執拗にローリーを追いかける>>続きを読む
宗教的なコメントはし難いけれど、"聖戦"も似たような発想かなと思うし、あれだけ殺人を犯しておきながら、無罪を主張し、また、それを支持する民衆も理解出来ない…。ラストも『キングダム/見えざる敵』と同様>>続きを読む
「未だかつて見たことがない!」の枕詞に裏切られた事数知れず!と言う勿れ。コレはホンモノ。圧倒的で、衝撃的で、感動的!完パケを観る迄死ねない!!
『「HIDARI」パイロット版 特別上映/同時上映』にて。
コマ撮りのレベルが段違いで圧倒されると言うことすら忘れてしまうくらいに、物語が切ない…。
『「HIDARI」パイロット版 特別上映/同時上映』にて。
ストップモーションアニメの基礎を可愛らしく教えてくれる愛すべき名作。
目まぐるしい画面遷移と展開の速さで脳みそフル回転!自分が同じ立場なら速攻で詰む。ジューン有能過ぎ!デジタルネイティブ恐ろしや…。
『サマーフィルムにのって』的な笑いと感動ものかと思ったら、とても真っ直ぐに、映画制作という青春に向き合っていて好感。そして、髙石あかりの表現力が炸裂していて、益々お気に入りになった!
結果は明白なれど、そのプロセスにこそエモーショナルなドラマが宿る。プレゼンのシーンにはグッと来た…。90年代にNBAにハマった世代には堪らない映画!
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実験体"アルファ"の覚醒から、当初の期待した筋を逸れ始め、メインキャラかと思っていた人物の、想定以上の早めの退場に至り、ついに軌道修正される事は無かった…。理事も健在だし、続編を見込んでの終わり方だ>>続きを読む
Breaking Newsの映像は、衝撃的だし大惨事ではあるけれど、あそこから"人類滅亡"までを予見するのは、相当な想像力を発揮しないと難しいだろ…。女の子の演技は良かった。