うめさんの映画レビュー・感想・評価 - 27ページ目

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.6

な・る・ほ・ど!

「マッドマックス」
「ワイルドスピード」
皆さんのおっしゃるとおりでした

アクションはキレキレ
カーチェイスはド派手
封鎖された世界にのさばる悪党
わかりやすい感動シーン
う〜ん
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ワンダラーズ(1979年製作の映画)

3.8

古き良きアメリカの匂いにプラスされたコテコテの展開
かなり?なところもあるのですが…
めくじらは立てずに見るのが正しい楽しみ方でしょう


人種で組まれたチーム同士の争い
同じテイストの「ウォリアーズ
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Tommy/トミー(1975年製作の映画)

3.7

少し前に4Kリマスター版が上映していましたね
Whoの大ファンの方に猛プッシュされていたのですがタイミングがあわず…
お家のTVも4Kになったしと鑑賞してみました


台詞はなく
ひたすら音楽と歌の構
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未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

3.8

いつ見たのか
高校生の時?
社会人になったばかりの頃?
もう分からないくらい遠い昔の私には
全く理解出来なかった


そして
それから約20年
多少は理解できたものの
「ゼロの未来」
「12モンキーズ
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きみと、波にのれたら(2019年製作の映画)

4.0

湯浅さんにしては普通だったかもしれない
でも
やはり語り口は変わらない
照れてちょっとはにかみながら手を差し出してくれるような柔らかで控えめな優しさ
歌だから伝わるもの

そんなファンをたくさん持つ彼
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カットスロート・ナイン(1972年製作の映画)

3.7

極悪な囚人を連れた軍曹は一人娘を伴い金鉱から刑務所へと過酷な道を行く
彼の胸に隠されたものとは

スペイン映画の西部劇ってどういうことよ!
しかも「ヘイトフル・エイト」の元ネタらしいなんて聞いたら…
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甲鉄城のカバネリ 海門決戦(2019年製作の映画)

4.2

amazonにて三話に分かれていたのですが
アニメシリーズに続く劇場版だったのですね


しかし
「無名」と「生駒」の関係
たくさん出てくる鋼鉄城のメンバーの背景
生きる屍「カバネ」の生まれた理由
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タイムトラベラーの系譜 エメラルド・グリーン(2016年製作の映画)

3.4

良くも悪くも驚きのない
安定した王道展開か〜ら〜の〜
あ〜ぁ〜
そう来ちゃうのかというラスト
いったい今までの話は…
って感じでした

今回もツッコミどころ満載だし
あの人は今って思ってしまうし
女心
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タイムトラベラーの系譜 サファイア・ブルー(2014年製作の映画)

3.5


昨日、レビューした一作目でヒロインのセクシーショットがあると書きましたが…
一気見してゴチャ混ぜになってたんですね
それは二作目でした!
すいません
訂正致しますm(_ _)m



もはやタイム
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タイムトラベラーの系譜 ルビー・レッド(2013年製作の映画)

3.6

全部を観てない私が言うのも何ですが…
軽〜くて
安〜くて
恋愛要素もりもりなハリーポッター風味なタイムトラベルものですね♪


舞台がロンドンなのに…
セリフはドイツ語…
そこから既に始まる違和感
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今日も嫌がらせ弁当(2018年製作の映画)

4.1

予想どおり

最初こそクスクスやらニヤニヤやら笑いながら観ていたが…
中盤以降はボッロボロのグッチャグチャ
ティッシュを取る手が止まらん止まらん


篠原涼子さん
シリアスな演技から
笑わせてくれる絶
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本当の目的(2015年製作の映画)

3.8

本当の自分に

本当の気持ちに

鍵をかけてきた女は開け放ち

女のしての自分を

女としての気持ちを

曝け出してきた女は内に隠す

交わるはずもなかった二人

ゆっくりと

静かに

運命は絡み始
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ラスト・キング 王家の血を守りし勇者たち(2016年製作の映画)

3.5

たまに歴史アクションものって観たくなる


最近は良作ミステリーの印象が強いノルウェーという珍しい舞台だが
けっこうな予算で作られているのではないでしょうか?
王と精鋭部隊ビルケバイネル
対立し力を強
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BURN THE WITCH(2020年製作の映画)

3.7

今まで手を出しかねていた"アニメ"のシリーズ物の良さに気づいた昨年
今年は貪欲に挑戦していこうと思います


"フロント"と呼ばれる普通の世界の裏にある"リバース・ロンドン"
そこにあるのはドラゴンの
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

3.7

それなりにハラハラさせてくれるし
ジュブナイル的なストーリーも悪くない
しかし…
いまいち主人公の行動に共感できなかったんですよね〜
だから
人一倍の感度を誇るトキメキレーダーも反応が悪い
ラストも綺
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セラヴィ!(2017年製作の映画)

3.8

皆さま
あけましておめでとうございます
年始に観た中から
年明け一発目のレビューはこれです

フランス語はわかりませんが
このジャケの雰囲気…
こりゃ〜幸せな気分になれる作品に違いないとチョイスしたの
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権力に告ぐ(2019年製作の映画)

3.7

大韓銀行の売買の陰に蠢く輩
白日の元にさらす為に一人の検事は立ち向かう


韓国産の実話系映画はやはりハズさない
「国家が破産する日」に近いビジネスもの
スッキリ感がないのが物足りないようでもあるし
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ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

3.8

ランボーはやっぱりランボーだった
しかし
それは彼が最も望まないことなのだ
普通の人のようにのんびりと過ごしたいだけなのに
ランボーであることを
捨てようとしても許されない
忘れようとさても引きずり出
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ムーラン(2020年製作の映画)

3.4

予告を見た時から嫌な予感しかなかったが悪くはない
でも
物足りないですね
アニメ版のファンの方からすればガッカリさせられたのではないでしょうか?


現代に置き換えられるメッセージ
女性に背負わされる
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.3

漫画のファンの私としては嫌な予感がしていたので敬遠していたのですが
amazonでピックアップされていたので意を決して鑑賞

う〜む…

微妙と思っていたキャスティングが観てみると意外と悪くない
木村
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ANNA/アナ(2019年製作の映画)

3.8

リュック・ベッソンさん
惜しい!
惜しいですよ!

CIA vs KGB
そこに凄腕の美人暗殺者
彼らしいコテコテの内容

まず主人公のサッシャ・ルス
端正な顔立ちながら
スタイル抜群の手足から繰り出
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コリーニ事件(2019年製作の映画)

3.8

惨たらしく命を奪われたドイツ人の富豪
彼によって庇護され育った新人弁護士
犯人であるイタリア人


見えそうで見えない線が
法廷を通して浮かび上がってくる


正しい法とは何か
正しい生き方とは何か
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小さな恋のものがたり/リトル・マンハッタン(2005年製作の映画)

4.1

オジサンの心がギュッとなる
Christmas Eveの夜



父と母の諍いに傷つき過ごす少年の毎日

"カチッ"と入るスイッチ

色づく世界

広がる街

一歩を踏み出すことで訪れる

夢のような
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L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

4.1

マフィアの大物の逮捕に揺れるLA
抗争なのか
陰謀なのか


出世
義理
正義
完全な善人などいないように
完全な悪人もいない
複雑に絡まり合う刑事達の思惑

ガイ・ピアース
頭脳明晰で冷静
しかし
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劇場版総集編 後編 メイドインアビス 放浪する黄昏(2018年製作の映画)

3.8

ナ…
ナ…
ナナチ〜〜!
お前ってやつぁ(ToT)


リコとレグがメインという建前になっているが
前回はオーゼン
今回はナナチ
脇役が完全に喰ってますね
失われた
得られない
でも
忘れることのでき
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劇場版総集編 前編 メイドインアビス 旅立ちの夜明け(2018年製作の映画)

3.8

なんとなく軽い気持ちで見始めたら…
これがなかなかに良かったです

伝説の母を求め
大穴"アビス"へ降りるリコ
共に挑む記憶を失ったロボ少年のレグ
過酷な環境
個性的な生物
残酷さのある展開
存在感の
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ハッピー・シェフ! 恋するライバル(2018年製作の映画)

3.8

ハッピーシェフのタイトルに
このジャケ
まんま思ったとおりの映画です♪


小さい時からの幼馴染ニッキーとレオ
一緒に繁盛店を営んでいた親友の父親がピザフェスティバルで優勝したのに何故かの喧嘩別れ
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ハートストーン(2016年製作の映画)

3.8

幼い時は気づかず
年を取れば割り切ってしまう
でも
思春期は違う
現実に苛立ち
もどかしさに悩み
納得のいかないものに向き合う
そんな火花のような一瞬を
この作品は丁寧にそっと掬い取っている


誰も
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プライベート・ウォー(2018年製作の映画)

3.9

左目の光を失った時に

私の何かは砕け散ってしまった

右目だけで見る世界は

まるで違っていて

現実感がない

だから

私はあの場所に行く

この身が傷つこうが

自分が生きていると感じられる
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

4.2

枯れる…
私の涙が枯れてしまう


良いという話は聞いていましたが…
想像以上に良かった

小学生ながら若女将となる"おっこ"
まず彼女のキャラクターが良い
天真爛漫さと頑固さ
そして素直さ
彼女に訪
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ファミリー・ツリー(2011年製作の映画)

3.7

ハワイがどんなに素敵な場所であっても
日が当たるところもあれば
陰になるところもある

それは
人でも同じだ

仕事に逃げた父親
逃げ場を求めた妻
家を遠ざけた長女
不安定な次女

一つの事故が白日の
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劇場版 幼女戦記(2019年製作の映画)

3.6

オリジナルシリーズを見てなくても大丈夫と言われましたが…
何とか大まかなラインこそ把握できるものの
これは見てないとダメな奴でした!


おそらく幼女の中身はオジサンの軍人なのかな?
敵国のあの娘のお
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テレフォン(1977年製作の映画)

3.6

むせかえるような昭和臭
それを発するのは…
70年代の男らしさの権化
チャールズ・ブロンソン大先生です!
「う〜〜ん ダンディ」
テロ事件を起こす過激派を追いかけるソ連の将校という懐かしさしかない古き
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ザ・プロム(2020年製作の映画)

4.5

あの娘とプロムに行きたい
一緒に手を繋いで
踊りたいの
女子高生の
そんな細やかな
でも田舎町では途轍もなく遠い
許されない願い

ブロードウェイの大人の
栄光の中で傲慢になった
過去に心を置き忘れた
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5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

3.7

もしかして「私は癌なの?」
不安に苛まれるヒロイン
その周りの人達の2時間

キャストも豪華で
ファッションもお洒落で
ニクい演出なうえに
監督はあのアニエス・ヴァルダ
私にとって
ハズす要素がないよ
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ある少年の告白(2018年製作の映画)

4.0

自分の思い描いた幸せは

自分のものでしかない

他人の望む幸せではないのです

そんな事に気づかないまま

あなた達は

多くの人々に

言葉を説くのですか

相手の自由と尊厳と喜びを奪うなんて
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