琴乃さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

琴乃

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オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(2013年製作の映画)

4.5

何百年生きても愛は死なず、人間の作る芸術は面白くて、楽しみ尽くすには時間が足りない、トランクには本をいっぱいに詰める、まだまだ生きる気満々での彼ら 最高
タイトルも良すぎる

四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

4.5

中学生のときに神話体系に出会ってから何度読んだか、アニメも何度見たか、長いこと彼らと友達みたいに過ごしてきて、気付いたら私の大学生活は終わりどんどん年も追いついてきてしまったんだなあ(師匠は年齢不詳)>>続きを読む

2046 4Kレストア版(2004年製作の映画)

4.0

ミミ、愛してる
悲劇に泣いてもまた笑顔を作って次の幸せを求めて、脚のない鳥を探して歩いていくミミ、彼女の物語の主人公

恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

4.0

ウォン・カーウァイの映画、音楽がかかるたびに最高すぎて目が冴える 音楽ってこんなに素晴らしいものだったのかっていちいち驚く
はやくこの世界になりたい

ブエノスアイレス 4Kレストア版(1997年製作の映画)

5.0

観終わってから英題と原題が突き刺さる、Happy Together、春光乍洩

花様年華 4Kレストア版(2000年製作の映画)

4.5

いわゆる大人の恋愛なのに子どもじみた遊びみたいなのが好き

追憶と、踊りながら(2014年製作の映画)

4.0

外国語の中に暮らすこと、馴染めないままでいることの孤独はカミングアウトできないことの孤独の質(特に大事な人に対してうまく伝えられないとき)と少し似ているのかもと思って、でも彼らは受け入れる受け入れない>>続きを読む

ソン・ランの響き(2018年製作の映画)

3.7

ベトナムのことをぜんぜん知らなくて悲しくなった、素敵な舞台、素敵な音楽、美しい言葉

天使の涙 4Kレストア版(1995年製作の映画)

4.5

ひどく揺れて、アップばかりで見切れて、荒くて痛くてたまらないのに観終わったあとに残るのはいつも猛烈な恋しさと天国の音楽みたいなOnly You
ガラガラのマックと雨のシーンが大好き

2046(2004年製作の映画)

4.0

王家衛って本当に恋愛体質で馬鹿みたい、最高
ミミが大好きだから彼女がずっと人生を燃やしていてくれて嬉しかったし、そしてヨディのことを考える

海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

3.5

理解できない恋愛に対する精神の持ち方だけど、喋り方、態度、時間の使い方、学びたいことがいっぱいある

羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

5.0

安心感抜群、子どもがちゃんと守られ愛され褒められ大切にされる世界

いますぐ抱きしめたい(1988年製作の映画)

4.0

恋愛シーン少ないのにやっぱり恋愛至上主義っぽいところ好き この邦題も好き

結末がもう1パターンあって、YouTubeで「旺角卡門 台灣版」とかって調べると見られます

フィアー・ストリート Part 3: 1666(2021年製作の映画)

4.0

変だって言われてきた子たち、真っ先に殺されてきた子たちの勝利

三人の夫(2018年製作の映画)

3.5

嫌悪感を持ったらいいのか綺麗さにうっとりしたらいいのかわからなくて動揺ばかりしてた きれいな光の色、波、ビーズのきらめきなのに色褪せて行くのが悲しい 赤だけが残って……

The Witch/魔女(2018年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

こういう何もかもわかってやってましたっていう女の子好きすぎるしキムダミちゃん魅力的すぎる

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.5

観てる間ずっとイタタタタタタってなってた 体力消耗
音楽が良いし急に踊りだすのも好き、深いテーマがあるのかもしれないけど痛くてストーリーどころではない、なんか壮大な音楽とともにラストを迎えて、そしてつ
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.5

他のウェス・アンダーソンの映画は素晴らしいお洒落さ、残酷なほどコミカルな画面の切り替わりとストーリーの切実さの対比が胸に刺さってつらかったけどこれはある意味内容が無くてただお洒落さだけに集中できて気楽>>続きを読む

春原さんのうた(2021年製作の映画)

4.0

多くの映画の中の台詞は現実の会話とはかけ離れていて、日本語だと特にそれが気になっていたたまれない気持ちになって邦画をあまり観ないできてしまったけど、この映画の中の会話はいつもどこか少し気まずくて現実そ>>続きを読む

キム・ソンダル 大河を売った詐欺師たち(2016年製作の映画)

4.0

しうちゃん見たさだったけど、しうちゃんこれ何歳設定なの…すべてを超越したかわいさ ユ・スンホの笑顔はあまりにも眩しかった

恋のミニスカ ウエポン(2004年製作の映画)

5.0

人生最高のラブコメ
消費されるためじゃない堂々としたハッピーレズビアンラブコメ、これが2004年って最強

ラスト、コーション(2007年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

「麻雀を続けなさい」

アニー・ホール(1977年製作の映画)

3.8

こっち見て喋る演出とコニーアイランドのガタガタの家、蜘蛛退治とロブスター回収が好き、コミカルだけどしみじみと現実的 馬鹿みたいに必死なのに一歩引いて生きてるのすごくわかる

愛の嵐(1973年製作の映画)

3.7

時代背景とか心理とか色々なるほど…と思ったけど空腹時に観たので空腹シーンがいちばん印象に残ってしまった

アシュラ(2016年製作の映画)

3.9

問題が解決することによる爽快感じゃなくてとにかく徹底的に全員巻き込んでめちゃくちゃにすることによる爽快感

レイジング・ファイア(2021年製作の映画)

5.0

神様も救いも絶対の裁きもないのに破壊の天使の如く正義の拳をふるいまくるドニーさんと磔みたいな筋トレするニコツェ、くるくるパーマヘアのニコツェ、仮面にバイクに教会とてんこ盛りなニコツェ、そしてバロック絵>>続きを読む

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.6

気まず!でもコーヒーカップで乾杯するのもポットのまま飲むのも良い感じ

陰陽師: とこしえの夢(2020年製作の映画)

3.8

清明と博雅がとにかく仲良しという一番重要な部分が再現されてるので満足

スプリング・フィーバー(2009年製作の映画)

4.5

カメラの揺れとぼやけた光の中で目を凝らして見る感じが泣きながらものを見るときの感覚に似てた カラオケのシーン…