琴乃さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

琴乃

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落下の王国(2006年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

物語が語り手の語るとおりに進むことのロマンチックさと残酷さを容赦なく忠実にやったところがすごい 悲しい物語を泣きながらあんなに小さな子に語らなくてはならなかったこともあんなに小さな子が悲しい物語に泣く>>続きを読む

私の少女(2014年製作の映画)

3.6

その人の社会的な立場や性別や性的指向等によって周囲の対応が別物になるのがグロテスクだしドヒがやったことはすごい皮肉だけど途中で観るのやめようかと思うくらいにとにかくつらい

先に愛した人(2018年製作の映画)

4.3

つらいけどシニカルさと人生への真面目さに救われる

燃えよデブゴン/TOKYO MISSION(2020年製作の映画)

4.5

セルフオマージュが楽しすぎる カバンで偽ジェットを殴るSPLマーさんが見られて生きてて良かった

薄氷の殺人(2014年製作の映画)

3.5

雪道をつるつる滑りながら逃げたり追いかけたりするのリアルだった

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.7

心臓がすくみ上がるほどに容赦なく正しい 自分にも相手にも怖いくらいに正直な言葉、ノートに書き写したいくらい美しい会話 
ラストシーン、キャロルが目と目で語る映画だとするとこの映画は逆なのかな CMBY
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ブエノスアイレス(1997年製作の映画)

5.0

相手の不在にその存在を強く感じる 相手を思って泣く ファイは自力で進んでいく人で、ウィンは動けず恋に取り残される人なのかもしれないって思ったけどまだわからない あと100回観たい

ふたりの人魚(2000年製作の映画)

4.5

良くないシーンが一つもない 
私もこのガサガサの映像と詩と語りでできた世界で生きているつもりになって暮らしたい

ブルー・マインド(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ジアンナがいてくれてよかった もっと早くに出会えていたら何か違ったかもしれないとも思うけど、そばにいてくれる友達がいたことはあまりにも大きな救い

サクロモンテの丘 ロマの洞窟フラメンコ(2014年製作の映画)

3.5

聞いたことのない歌、見たことのない踊り ロルカの世界は現実だったんだなって馬鹿みたいだけど今改めて気付いた びっくりするほど情熱的で、この情熱の土地や音楽や踊りの中で生きるってどういうことなんだろうっ>>続きを読む

ラブ O2O(2016年製作の映画)

3.6

中国の大学の購買とかだだっ広い道とかファッションとか、あまり嫌なこともなくぐいぐい進むストーリーとか、すごい美人だけどちょっと冴えない普通の女の子なアンジェラベイビーとかすごく好きだった 主人公のお友>>続きを読む

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.4

たぶんとっ散らかってるんだけどベルリンの話なのが面白いし素敵な恋

Lick the Star(1998年製作の映画)

3.8

英語できない自分を恨んだけどそれでもわかるめちゃくちゃソフィア・コッポラ
最強ガーリー
音楽もファッションも最高だしヴァージンスーサイズを思わせるシーンがたくさん出てきて嬉しい バスタブとか、無気力に
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エマニエル夫人(1974年製作の映画)

3.5

素肌に直接ドレスやラコステのポロシャツってかわいい 水中のシーンが驚くほどきれい

クリミナル・アフェア 魔警(2014年製作の映画)

3.6

トラウマ引きずり出される感じが観ててつらい苦しいそれにしてもニックチョンが怖い

凱里ブルース(2015年製作の映画)

3.9

劇中に出てくる詩がとても良かったからもう一回見てノートに写す 長回しの映像が夢のように思えるのって不思議 私は猛烈な長回しの中に生きているのに

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

絶対何か起こる…て思って友達と頑張って観てたのにしっかり信じてばっちり騙された

シングルマン(2009年製作の映画)

3.8

悲しみや憂鬱や高揚によって世界は灰色になりまた色鮮やかになる明確さとその痛み

狂獣 欲望の海域(2017年製作の映画)

3.3

絶妙にダサい金髪とファッションがマッチャンに異様に似合う

LOVERS(2004年製作の映画)

4.4

美しい音楽、草木や弓の弦や刃の鳴る音、鮮やかな秋の終わりの緑、遠い昔の恋

レイダース 欧州攻略(2018年製作の映画)

3.6

夜光人間スーツの中にスーツを着てスノーボードで窓をぶち破って現れるトニーレオン

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.4

好きな人に会う前はせっせと髪を直し、キラキラのバッグが好きで、悲しくても仲間の前では笑顔を作るハーレイが大好き
ストーリーはおまけ

ペパーミント・キャンディー(1999年製作の映画)

4.2

映画の内容というより自分がどれほど韓国のことを知らないかということがショックだった

イップ・マン 完結(2019年製作の映画)

5.0

ありがとうありがとうこのシリーズがなかったらきっと映画をこんなに好きにならなかった

御法度(1999年製作の映画)

4.0

惣三郎の凄まじい目、ところどころコミカル、衣装も照明も聞き取りづらい台詞もぜんぶ良い

ビリティス(1977年製作の映画)

3.9

ずっと夢心地 
この心地良いソフトフォーカスの中に連れて行ってほしい

追龍(2017年製作の映画)

4.5

凄まじい美と美の共演、九龍城塞、すれすれを飛ぶ飛行機

アイ・オリジンズ(2014年製作の映画)

3.6

正直もうちょっと掘り下げてほしいけど内容と台詞と光の燦めきと音楽のバランスはなんとなく心地良かった
The Døの曲がとても好き

犬神家の一族(1976年製作の映画)

3.8

昔の喋り方を聞いてるのが楽しい
スケキヨはいいんだけど残り二人のスケがどっちがどっちだか…