umiさんの映画レビュー・感想・評価

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ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

3.9

「まだ人生の辛さを知る年齢にもなっていないのに。」
「でも、先生は13歳の女の子になったことはないでしょう。」

近所の少年達の目線で進むこの映画に唯一ある少女達の気持ちが入ってるセリフでこのセリフこ
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遺体 明日への十日間(2012年製作の映画)

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岩手県釜石市の遺体安置所でのルポを綴った原案「遺体 震災、津波の果てに」を実写したずっと観たかったけど震災から13年経ってやっと観れた映画。
これが実際にあった現実なのかと思うと自分にはとても評価は付
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.5

なんでもっと早く劇場で観なかったのか後悔しかない…。
最初から最後まで1986年のトップガンの愛が詰まっていて当時観ていた人が羨ましい。続編ってこういう事!!お見事!!!

F-14のシーンが愛が詰ま
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.8

中小企業の会社員の変わらない毎日とタイムリープ物を上手くかけていて、どこか頼りない部長がどんどん愛らしく見えてくる不思議…。マキタスポーツだからこそ成り立つ部長の良い役。

lyrical schoo
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お葬式(1984年製作の映画)

4.0

伊丹十三監督作品鑑賞2作目
これが処女作って凄い。生死観の強い作品で尚且つ暗くなりそうな日本では恐らくコメディにするのにはタブーであろうお葬式をテーマにちょっと笑えるシーンもあり、おばあちゃんや娘側の
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タンポポ(1985年製作の映画)

4.0

伊丹十三監督作品鑑賞1作品目
食=生、性、死
コメディ感と勢いのあるラーメンのくだり、所々で入るショートムービーのセンスがありすぎて昔の映画だなんて事を忘れてしまうくらいに衝撃的だった。
特にエンドロ
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

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期待してた映画だっただけに少しもやもや。(と思っていたけど観た後これだけ書くくらいには残ったのかも)

90年代~東京で過ごしていた40代には刺さるんだろうなという衣装の再現度や当時の雰囲気とキャ
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

-

「モ・クシュラ」:おまえは私の鼓動だ
「A chúisle mo chroí」:ああ、私の心臓の鼓動よ

影の使い方が印象的だった

コクリコ坂から(2011年製作の映画)

3.8

ジブリ特有のファンタジー感がなくて内容も大人になってから凄く見やすい作品だった。

本当の時代背景と背景美術の美しさ、若者の力がある勢い、オリンピックに向けて勢い付いている雰囲気が2020と真逆で今観
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

4.0

感動家族物、一番苦手なジャンルだったはずだったのにめっちゃ泣いたし笑った。
離婚、破産、自殺、負け犬でどこかバラバラな家族が1000kmをワゴンで走るロードムービー
7歳の素直で純粋なオリーブがひたす
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ステラ(1990年製作の映画)

3.8

1シーン1シーンが色々辛い
ステラの幸せはステラがしっかり決めてきた事なんだろうけど見てるこちらは色々辛い。幸せそうで幸せじゃなさそうな表情、演技が本当に凄い。
母子家庭だから余計に色々くるものがあっ
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メリーに首ったけ(1998年製作の映画)

4.0

登場人物がいちいちみんな面白くて障害者ジョーク、下ネタ、パフィ(犬)へのドラックや全身ギプス…
字に起こすと最悪そうな映画なのにテンポが良いブラックコメディで最高な映画だった

バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.5

何回も鑑賞した大好きな作品だけど初めてリバイバル上映にて鑑賞、やっぱりDVDで観るより何倍もいい…
音楽のかっこよさと映像フィルムのザラザラ感、コラージュカット、カット割り、全てにおいてかっこよすぎて
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スリーピー・ホロウ(1999年製作の映画)

3.5

これぞゴシックホラー、暗い色味と血の鮮やかさ所々に見える可愛いゴシックアイテムと少しコメディが超ティム・バートンの世界。
医療器具のディテールの可愛さとか衣装とか薬がいちいち小瓶とかで心をくすぐり過ぎ
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

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異様に使われる水の音、電子音、視覚聴覚からやられていく不安さ、サディストな殺人鬼の思い通りにいかない手際の悪い犯行の様子を淡々と見せられる不安感……。
殺人鬼映画によくある絶叫があまり無い分余計にモヤ
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天気の子(2019年製作の映画)

3.6

記録的豪雨、異常気象、盆の入りの今このタイミングで観れたのが本当奇跡

「君の名は」 からの新海誠監督2作目
君の名は同様、リアルタイムで流行ってたのを毛嫌いして見てなかったのを本当に後悔した作品。
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.6

怪談話×ミステリー
久しぶりのJホラー。原作の小説を観てからの鑑賞、原作ほどの重たい雰囲気は無かったものの後からじわじわくる怖さ。
不消化なストーリーとか安っぽいCGはさておき…。苦手な驚かせる演出だ
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退屈な日々にさようならを(2016年製作の映画)

2.9

良く言うとカネコアヤコ長編MV。

無言でパンの耳をあげながら黙々と食べるカット割り、ガムテープが貼ってある洗濯機、理由はわからないけど可愛い女子が沢山いるアパート1室、雰囲気はとても好きな映画だった
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ラストレター(2020年製作の映画)

3.9

岩井俊二監督作品4作目
レイトショーで本当に良かったと思うくらいに泣いてしまった。

なぜこんなに空気感や色や光の表現がきれいなんだろう、ラストレターも他の作品にしても根元にあるテーマはとても暗くて重
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テッド・バンディ(2019年製作の映画)

3.6

2020初映画
アメリカの有名なシリアルキラー、テッドバンディの事を下調べして鑑賞。事件を見ると残虐なシーンが多いんだろうな〜と心構えていたらそんなシーンはほぼ無く、幸せな雰囲気から免罪で一気に落とさ
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.5

昨年末の公開が終わった時に知った作品でずっとどこかで観れないかと探してたくらい観たかった、一年越しでやっとレンタル開始して1番楽しみだった作品。

4:3の画面で角が丸くなったほぼ正方形の映像で進む映
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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

4.0

観終わってすぐの感想は「疲れた…」
上映時間の長さとかでは無く目に入ってくる情報がとても多く3時間の中に、ホラー・SF ・コメディ・青春・ファンタジー。全て詰まってて見応え抜群で体感時間は1時間半くら
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クリープショー(1982年製作の映画)

3.5

最初はチープで昔ながらのホラーだな〜この感じなら普通に観れるぞ寧ろ退屈になるかなと楽しんでたのに話が進んでいくにつれ、あれ、、、怖いぞ…。と。
最終話は虫嫌いにはかなりのトラウマになる話。久し振りにぞ
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四月の永い夢(2017年製作の映画)

4.5

主演の女優さんをこの作品で初めて知ったのですが言葉や仕草の演技、凛とした雰囲気やたまにでる笑顔がとても美しい。
映像全てとっても雰囲気が綺麗、あらすじを見た時には暗い映画なのかなと思ったら全くそんな事
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鈴木家の嘘(2018年製作の映画)

4.5

コメディ寄りかと思ってたら冒頭から重たいシーンの数々、テンポよく進む内容に所々コメディの要素が含まれててあっという間に終わってしまった。
自死遺族の葛藤、そのまま描かれていて胸を鷲掴みにされた、涙が止
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