「つまらない」には①すごくつまらない、②ちょっとつまらない、③まあまあつまらないの3択があることを知った。
これは③だ。
何度も何度も何度も何度も見かえしたくなる冒頭のミュージカルシーン。映画史に必ず残るこのシーンを撮った監督がほんとうにあの馬鹿みたいな映画「セッション」と同じ監督なのかと疑わしくなる。しかしこの映画の残>>続きを読む
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ずっと以前から日本映画はつまらないという偏見が私にはあり、特に音楽の使い方がふざけていると普段から思っていたが、この映画の音楽に嫌悪感を抱くことはなかったし、エンドロールの曲もよかった。
のんさんのシ>>続きを読む
子ども時代に聞く大人の言葉は時に衝撃的でそれが一生を左右したりする。私もそのうちのひとりだ。親にも言われたことのない教師の日常のありふれた言葉が劣等感まみれの私の人生の欠かせない一部になった。何気ない>>続きを読む
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悲劇を闇雲に毛嫌いするディズニーの映画でまさか自殺のシーンがあるなんて思わなかった。ハッピーエンドではあったけれど、後味は悲しい。
メリーポピンズのモデルになった伯母さんの登場は本物のメリーポピンズよ>>続きを読む
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実写なのに、ゲーム内のシーンはちゃんとCGのゲーム画面に見えてくるから不思議。タイトルがめちゃつまらなさそうだけど、最後はこのタイトルにつながるので仕方なかったか。
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オタク野郎がオタク道を貫くような話かと思ったらさにあらず。素晴らしいのは主人公以外はみんないい人だったこと。
主人公は確かにいやなやつだったけど、妙に聞き分けのいいところもあって、それが救いだった。>>続きを読む
なんだこれ?っていう感想。鬼畜の制度とそれに従事する鬼畜を指弾するわけでもなく、かといって制度を賛美するわけでもなく、かといって客観性もなく。
成田悠輔氏の集団自決しろっていう話に共感していた人々を>>続きを読む
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集団が一気に暴走して人まで殺してしまうことの怖さ。殺人にまでいたらなくても、選挙やいじめ、ネットでの炎上などで多数に押し流されていく人々の姿はいまでも普通に存在するし、むしろ見慣れた風景とさえ言える。>>続きを読む
あれ?俺?俺なのか?あれは鹿じゃなかったのかしら?みたいな心境が私にも経験があるわけではないけど、気持ちが伝わってきて、それだけではらはらしながら、ずっと最後まで見続けてしまった。あのままだんまりを続>>続きを読む
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ジーン・ハックマン。いい気なもんだぜ。このひとのせいで彼女は病院送り。予測できないことでもないはずだが、ここで彼女が救われてしまったら、映画として盛り上がらないものね。そこでジーンハックマンはあまり先>>続きを読む
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他人のことはともかく、私にはおそらく他人がどんびきするほどのまともでない部分がある自覚はある。自分ではうまく隠してるつもりでもうすうす気づいている人だっているに違いない。ただそのおかしさは私が自覚して>>続きを読む
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法廷ものにありがちな意外なラストかと思ってみていたら、ラストはたたみかけるような怒涛の展開でよかった。裁判が始まってから、遺体はありませんと知らされて、え?っとなった。じゃあなんで殺したことになってた>>続きを読む
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女だけのネトウヨパーティ。毎日SNSで視界に入ってきては不快な気分にさせてくれるネトウヨたちが演じる破滅への大行進。この映画を観てネトウヨたちがどんな感想を持つのか是非聞いてみたいと思い、レビュー欄を>>続きを読む