びじゅぼんさんの映画レビュー・感想・評価

びじゅぼん

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陰陽師0(2024年製作の映画)

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どうせ陰陽師とか謳いながらCGバリバリズババーン!みたいな派手な魔法使うんやろ?て見たら、その辺ちゃんと理屈つけてておもしろかったです。ザ・心理学!(オカルト寄り) この手法で『姑獲鳥の夏』再映画化し>>続きを読む

愛のエチュード(2000年製作の映画)

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大好きなナボコフ『ディフェンス』原作なので見た。期待してなかったせいかわりと楽しめた。
トゥラチ戦前後をメインにして、意外にナボコフ原作粗筋をうまいこと摘んでまとめてほどほどに改変を加えて(トゥラチと
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ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

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デカプリオがロミオのやつ。
舞台が現代でバリバリガンアクションすると思ってたら、オープニングでこそちょろっとやるけどぜんぜんそんなことなかったぜ! かっこよさげなガンアクションにしたかったぽいがなんか
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菊次郎の夏(1999年製作の映画)

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子供が菊次郎じゃねー!(ネタバレ)
ミニコントをつないで一本の映画にしてるのは『3×4−10月』と同じ手法だけど、コミュニケーション苦手なオッサンと子供のロードムービーとゆう体裁でスッと入って来るし、
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蘇える金狼(1979年製作の映画)

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つまんなくはない! が、自分のことしか考えてない抜き身のアイドル映画やな。『野獣死すべし』も松田優作劇場だったけど作品としてはまだまとまりがあった。『陽炎座』とか後年の作品は、松田優作としての魅力を発>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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オッパイとか冗談でゆってたらオッパイわりと出てきたよ! ビックリ!
おもしろかった! 原爆を作っちゃって「おお、神よ! 人はなんとゆうだいそれたことを…」て慄く話だと思って見てたら、そうゆう面も勿論あ
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砂の惑星(1984年製作の映画)

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デヴィッド・リンチ監督のほう。
なんでリンチが監督したのか経緯がサッパリわからん! 普通のSF映画。物語をダイジェストに追うのが精一杯で駆け足で終わっちゃったにゃー。
『フィフス・エレメント』がビジュ
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翔んだカップル オリジナル版(1982年製作の映画)

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原作マンガ知らんから最初から最後まで相米慎二映画だったにゃー。長回しないなと見てたら後半は長回し多め。監督の意図としては、カット割らずに回し続けて、役者が演技し続けてどうなるか見てみたいとゆうのがある>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

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これはおもしろかった! 『哀れなるものたち』もよかったし、ランティモス監督は史実や原作あるほうがアレンジ込みでおもしろいんじゃないかな。
アン女王を巡る寵愛合戦が史実にあったらしく、うっかり歴史に名を
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ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

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もうゴーストバスターズじゃなくてヒーマンでいいんじゃないかな!
旧作キャラの出番が増えて前作以上に旧作に阿っているのもキツいが、キャラクターが何を考えていて何がしたいのかがメチャクチャなのがドイヒー。
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恋の罪(2011年製作の映画)

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おもしろいけど長すぎない? 2時間半はなー。奥さんがらみのエピソードを刈り込めば2時間弱でダレなかったのに。
園子温はものすごい陳腐な筋書きを、陳腐なままで一定の緊張感のある映画にするのがすごいにゃー
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ダーティハリー(1971年製作の映画)

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そんな痛快な話じゃないな! 100分なのに長く感じる。
サイコパス殺人鬼が頭いいのか悪いのか何したいかよくわからなくて、ボヤッとしとるんよね。ハリー怒りの制裁のために逆算してキャラ作られてて、サイコパ
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

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老けメイクしたブラピが作品の方向性を完全に無視して噎せ返るほどにフェロモン出しすぎててすごかったです! ブラピは熟成すればするほど味わい深いことが早くも証明されたゆえよう(ゆえた)
あと、老けから逆算
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未知への飛行(1964年製作の映画)

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バチバチの冷戦を舞台にして、悪い意味でフェイルセーフが完全にうまく行っちゃったドイヒーな映画! おもろー!
意図しない自軍のソ連侵攻に敢然と立ち向かうアメリカ大統領カッコいいから「そんなことよりソ連ブ
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12モンキーズ(1995年製作の映画)

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主役であり作品イメージを司るブルース・ウィリスが致命的に映画から浮いてるのを除けばおもしろかった! でもブルース・ウィリス以外のキャスティングも思いつかないんよねー。ブラッド・ピットは主役じゃないから>>続きを読む

霊的ボリシェヴィキ(2017年製作の映画)

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霊的ボリシェヴィキ! 言葉の意味はよくわからんがとにかくすごいカッコいい言葉だ!
タイトルがかっこいい低予算映画でした(終わり)
雰囲気だけで終わってもしゃーねーなーて見てなら、一応伏線てゆうか整合性
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みんな〜やってるか!(1994年製作の映画)

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中盤以降ヤクザが出てきてからは『大日本人』のほうが余程おもしろいと思うようなアレだが(大御所起用してお約束的なコントが退屈)、前半が北野武映画の構図と間でコントをするので緊張感があっておもしろい。ダン>>続きを読む

マスターズ/超空の覇者(1987年製作の映画)

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ヒーマン! ヒーマン!(『ゴーストバスターズ2』の冒頭の子供の声で)
スターウォーズ風の音楽とメカにコナン・ザ・グレート風のマッチョが登場してどうなることかと思ったら、現代アメリカがメインステージでヒ
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ロブスター(2015年製作の映画)

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『聖なる鹿殺し』がガッカリだったが、これはおもしろかった。
でもホテルからアッサリ脱出しちゃってビックリしますね。後半も悪くはないけど、ホテルでデス婚活してるほうがおもしろかったんじゃないかなー。

フィッシャー・キング(1991年製作の映画)

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うーん、この脚本は好きじゃない! 安易なハッピーエンドすぎてあんまりテリーギリアムぽくないし、ロビンウィリアムズのこうゆう役や演技が好きじゃないんよ。
でも臭いそうに薄汚えものを臭いそうに薄汚く描いて
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インソムニア(2002年製作の映画)

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オリジナル版のつもりがクリストファー・ノーランのリメイク版だったょ。
フツー。「白夜と罪悪感で眠れなくなった刑事の頭がおかしくなる」てゆう粗筋に惹かれて見たんだけど、白夜が白夜ぽくないてゆうか、映画だ
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TENET テネット(2020年製作の映画)

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ぜんぜんわからない。俺は雰囲気で『テネット』を見ていた。
逆行してると酸素マスクつけるとかわかりやすくしてくれる配慮はあったものの、よーわからんかったな。でも絵面がおもしろいから最後までおもしろく見れ
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ダゲレオタイプの女(2016年製作の映画)

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黒沢清だと思って見たら、役者もセリフも舞台もフランス! ザ・おフランス! お母ちゃんの幽霊が露骨に出過ぎなのと、魅力的なダゲレオタイプ写真が魅力的な雰囲気だけでそんなに有効に使われてないのが残念だが、>>続きを読む

リトルトウキョー殺人課/リトルトーキョー殺人課(1991年製作の映画)

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間違い日本描写が有名な映画だけど、けっこうおもしろくない?
例えばLAの日系人が通ういかがわしいクラブが「盆栽クラブ」で、白塗りで女相撲やってたり、ブロンド白人美女で女体盛りしてるんだけど、それが現実
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無能の人(1991年製作の映画)

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原作漫画は未読だが、原作漫画を再現しようとしているのはわかった。
でも漫画通りのセリフ回しは実写の芝居に合わないと思うのよね、喋り言葉じゃないから棒読みになるてゆうか。
竹中直人が抑えて演技してるのに
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性本能と原爆戦(1962年製作の映画)

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強烈な邦題で有名なやつ。ぜんぜん期待せず見たがメチャクチャおもしろい。
バカンスに行こうとした矢先に核戦争が起きてギャワー!てなった一家が文明が回復するまでサバイバルするとゆう筋だが、爆心地を避けて田
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

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長い! ビミョー!
この内容で2時間超はアカン! 45分切って!
ダラダラ長い展開でも、マシュー・ヴォーンならキレキレスタイリッシュアクションさえ見れればご機嫌なのに、肝心のアクションがモッサリしとる
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スキャナー・ダークリー(2006年製作の映画)

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GTAみたいな絵柄のアニメ映画。実写をなぞるようにアニメ化してて意味あるの?て思ってたけど、常に別人の表層を映し続けるスクランブルスーツはこの方法だからこそ映画内で浮かずに効果的に見せられたかのかも知>>続きを読む

3-4x10月(1990年製作の映画)

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期待せずに見たとゆうことを差し引いても、かなりよかった。
シリアスギャグなショートコントみたいなシーンを淡々とつなげているのに、通して見ると(北野武のヤクザパートが唐突かつ長めとはいえ)ちゃんと緩急の
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プレステージ(2006年製作の映画)

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原作であるクリストファー・プリースト『奇術師』の超絶おもしろ変な話をけっこうアレンジしてあるにゃー。
おもしろかったけど、原作が強烈すぎて原作の感想しか出てこにゃい…
マジックのタネなんか明らかになれ
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

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キミこれ何がおもしろいんや。
そんなに悪くない気もするが期待しすぎたせいでションボリ。
不条理な状況で家族が生き汚くなるのが、不快とか怖いてゆうより、え、今まで雰囲気作ろうとしてきたのにそんな短絡的に
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ねじ式(1998年製作の映画)

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浅野忠信が若い! 綾野剛みたい!
いきなり暗黒舞踏から始まるので『ねじ式』てこんな話だっけて見てたが、つげ義春の他の作品もつなぎ合わせてお話を拵えたらしく、最後の方で原作に忠実な『ねじ式』になるのね。
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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

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つまんなくはない! 
キャシーが自分の能力に気づくまでが長いし、呑気にペルーとか行っとる場合か!
悪いダーマンも悪いダーマンで、顔認証システム乗っ取ってるくせに動きが鈍い! 
その時間でクソガキを5回
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インセプション(2010年製作の映画)

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おもろー!
夢の中の話を、夢のようなフワフワした展開にせず、ルール(観客との約束事)を明確に決めて理詰めでかっちり作ってるところがいい。
夢の世界て映画みたいなものじゃよねー。エッシャー風の階段が現実
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

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散歩する侵略者! 散歩する侵略者!(言いたい)
黒沢清なのでキレキレのジャパニーズホラーを期待してたらどんどんノットフォーミーな人類ラヴなお話になってビックリしますね。
てゆうか、最初は宇宙人してた宇
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悪の教典(2012年製作の映画)

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退屈しないように隙なく作ってあっておもしろかった!が、文化祭の殺戮が若干ダレる。『八つ墓村』までは無理にしても、もっとさくさく殺すか殺す対象減らしたら印象変わったかも。生徒皆殺しが殺人犯の目的じゃなく>>続きを読む

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