amiriさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

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スカーフェイス(1983年製作の映画)

3.5

オープニングは良かったし、序盤もすごい面白かった。

でも、後半になるにつれて、ただの成金クソ野郎にしか見えなかった。
アルパチーノをなんとか正当化しようとして、理由があって少しくらいいいとこもあるん
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.2

大好きな映画のうちの一本!

青臭い。それがいい!
天才孤児のマット・デイモンと心理学者のベンアフレック。
友人たちもみんないいキャラ。
終始ハッピーエンドったていうわけでもないけど、みんながみんな周
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.8

バードストライクによりハドソン川に水面着陸した飛行機の話。

乗員全員を救ったクルーが世間からの英雄視と自身が取った判断について葛藤する。
想定外の非常時の中、真摯に向き合う姿勢に感銘を受ける。

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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

まず、映画の構成が素晴らしいし、面白かった。
メインキャラクターが多いけど、それぞれにフォーカスした話があるし、時間軸が行ったり来たりするけど、それも含めて物語に入り込みやすかった。

家族愛や夢、幸
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

4.0

正直映画のストーリーとしては無駄も多いしけどそれも含めて好き。

雨のニューヨークの街並みや、セントラルパーク、momaは美しいし、音楽もいい。
内容云々の前に、ウディアレンの映画はまず雰囲気がドスト
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.1

障害を持った主人と看護師のはなし。

いま、黒人差別や障害者迫害、性自認などの問題があって、それにフォーカスした映画も多くあるけど、この映画の環境はもっとも理想的な社会なんじゃないかと思って見てた。
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続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(1966年製作の映画)

3.8

ドル箱三部作の三作目。

南北戦争真っ只中に、20万ドルをかけて3人の男(the good、the bad、the ugly)が争う。

前二作よりも、戦争描写に力を入れてる分、マカロニウエスタンとし
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.7

シャロンテート殺害事件が軸になってる話。
この事件以外にも、マカロニウエスタンの主演として復活を遂げたイーストウッドなど、所々にリスペクトを感じる。

各カットや言い回し、音楽演出など、他のタランティ
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夕陽のガンマン(1965年製作の映画)

4.0

ドル箱三部作二作目。
続編の方が面白い稀有な作品。

オープニングからエンディングまで面白い。
全てのカット、演出が渋い。
三つ巴の展開は熱いね。

荒野の用心棒(1964年製作の映画)

3.7

ドル箱三部作一作目。
レオーネとイーストウッドの実質出生作。

オープニングからかっこいい。
ストーリーも2代勢力の争いということで分かりやすい。
ちょっと、シーン飛びすぎ感もあるけど。

それにして
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夕陽のギャングたち(1971年製作の映画)

3.6

ワンスアポンアタイム三部作の二作目。

主人公二人が革命運動に身を置く話。

他のレオーネ作品に比べると、カットや脚本のキレをあまり感じられなかった。
伏線を張って丁寧に回収していくというよりは、大き
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト(1968年製作の映画)

4.3

ワンスアポンアタイム三部作の一作目。

映画館のスクリーンと音響でオリジナル版を見れる幸せ。

相変わらず、オープニングが長く、最初は意味もわからないけど、物語が進むにつれてしっかりと伏線が回収されて
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真実の行方(1996年製作の映画)

3.9

リチャードギアとエドワードノートン。

オチは予想通りの展開だったけど、そこまでの過程の描き方は面白かった!
あと、エドワードノートンの演技がすごい。
トリックを楽しむ以前に、キャストそれぞれの演技と
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ 完全版(1984年製作の映画)

4.2

ワンスアポンアタイム三部作の三作目にして、レオーネの最終作品。

まず、相変わらず音楽とノスタルジーを感じさせる世界観がドストライク。
物語の構成も、少年期、青年期、老年期を行ったり来たりする面白いも
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.1

流石のイーストウッド。

基本ウォルトの一人称で描かれるから、それに対する客観的意見が印象に残るのが面白い。

自分を許せず、身内にも素直になれない男と、異国の友人の物語。
心情や人間関係を丁寧に描い
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グラン・ブルー完全版 -デジタル・レストア・バージョン-(1988年製作の映画)

3.7

海に魅せられた男たちとそれを愛した女の物語。

とにかく、海の中の風景、シチリアの街並み、ギリシャの海岸、音楽全てが美しい。
最初は心優しく奥手だった男が、だんだんと変わっていく姿はちょっと悲痛だった
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ガープの世界(1982年製作の映画)

3.7

大好き、ジョージロイヒル。
オープニングからジョージロヒイル感がすごい。
でも、内容は原作重視の分、他よりは大人しめ。

初期設定が歪なのに、物語の中でさらに歪になっていく。
でも、それぞれが信念持っ
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ペテン師とサギ師 だまされてリビエラ(1988年製作の映画)

4.0

完全に隠れた名作だと思う。
先入観なしで見てたから尚更。

基本コメディ調だけど、設定も面白いし、テンポも良くてみやすい。
そして、脚本もしっかりしてる!

ぜひ、見てほしい。

気狂いピエロ(1965年製作の映画)

3.6

登場人物のキャラクターがすごく好き。

内容だけみるとシリアスなのに、構図やセリフでエンタメ性持たせてて面白い。

アンナカリーナが魅力的。

汚れた血(1986年製作の映画)

3.7

アレックス三部作の二作目。

一番見やすいと思う。
でも、各シーンの美しさ、構図は流石の一言。
カラックスの映画は間が好き。

ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

4.2

アレックス三部作の三作目。
相変わらず痛々しくて生々しい。

人間の弱さをぶつけ合う2人とそれを描く描写が素晴らしい。
革命200年のシーンや夕暮れの橋のシーン、ラストへ繋がるシーンなどが特に印象的。
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ボーイ・ミーツ・ガール(1983年製作の映画)

3.7

カラックスデビュー作にしてアレックス三部作の一作目。

基本混沌とした世界観で進んでいく中、二人でのトークシーンは秀逸。
音楽も各カットもすごい。

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

3.7

ヌーヴェルヴァーグの代表作。

現代で見るものとしては賛否両論あるようだけど個人的にはすきです。
街中のシーンとか車内のシーンも不自然なく撮れてるし、ジャンプカット等の演習も面白かった!
脚本も、言っ
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

3.6

タランティーノが描く第二次世界大戦中のナチス占領下フランス。

脚本の構成などの随所にぽさはあるものの、ほかのタランティーノ作品に比べて特色がないような気がする。
エンディングもタランティーノらしい猟
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シカゴ(2002年製作の映画)

3.4

ミュージカルの得意なロブマーシャルが描く1920年代のシカゴ。

第一次世界大戦後の超大国への歩みを進めるアメリカ。
人々はエンタメを求めてる中で、殺人容疑者の女性達がメディアの中心に据えられる。
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ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

3.8

バズラーマンが描く現代版ロミオとジュリエット!

バズラーマンらしいいかした演出とシェイクスピアの詩的なセリフがマッチしてて面白かった!

それにしても、レオナルドディカプリオはどんな役でもこなせてす
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オズの魔法使(1939年製作の映画)

3.5

全てのメディア通してはじめてオズの魔法使いを見た!

まず、第二次世界大戦くらいの時代に、この映像技術は素直にすごい。
ただ、ちょっと物語の説明が少なすぎるというか、たまに話飛ぶのが気になる。

結局
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テキサスの五人の仲間(1965年製作の映画)

3.7

この頃の映画はキザな演技にキザなセリフ、それがスマートに決まってて好き。
これぞエンターテインメント!

内容についてはとりあえず旦那クズだなーとか思いながら見てたけど、きちんと落としてくれてます。
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ダイ・ハード2(1990年製作の映画)

3.5

続編。
1の登場人物も出てきて、舞台設定も同じところがあって2としてはそこそこ良くできてる!

でも、事件のスケール大きくなったのに物語のスケール小さくなった感が否めない。

ただ、大団円的エンディン
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ドリーム(2016年製作の映画)

4.0

黒人差別が根付く時代のアメリカ南部で黒人女性がアメリカ初の友人宇宙飛行の成功に貢献した話。

登場人物みんな信念持っててすごいなーと思う。
現代企業も目的のために過程を見つめ直すのは必要なんじゃないか
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ダイ・ハード(1988年製作の映画)

3.9

アクション映画の傑作!

他のアクション映画みたいにカーアクションとかド派手なスタントアクションがあるわけじゃなく、ずっとビルの中だけどすごい!
銃撃戦も迫力あるし、いつ遭遇するかわからない緊迫感もい
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.7

品がない!
もはや、品がないどころの騒ぎではない!
そこがいいんだけど。

ウォールストリートのブローカーの話。
ブラックジョークや下ネタの応酬
スコセッシ映画の中ではわりと好きな方。

天使にラブ・ソングを2(1993年製作の映画)

4.1

前作はシスターという設定を存分に活かしたものだったのでそれの2という括りなのがもったいないような気がする。
個人的にはこっちの方が好き!

いわゆるグレてる生徒をカリスマ教師が立て直す物語。
こういう
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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

3.8

シスターがあんなことするわけないやん!
あんなご都合主義あるわけないやん!
あんなんミサやないやん!
っていうのを叶えてくれるのが映画の醍醐味だよね。
これぞエンターテインメント。

一本の映画を見終
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.0

今を生きる人だからこそ見るべき映画だと思う。

正義は見方を変えれば変わるものだと思うし、戦争を経験してない自分が戦争について語ることや語る権利はないと思う。
ただ戦争を経験してないからこそ、知るべき
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デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

3.9

タランティーノが撮りたかった映画を好きに撮った感じwww

良くやるパート制。
本作は2部!
相変わらずムダが多いけどそれが愛おしい。
音楽とカメラワーク、トークのセンスが最高!

そして、ラストは声
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